創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

学校人は無理筋

2017-08-28 04:29:15 | Weblog

 おはようございます。

 昨晩、昨日は学校の先生になりたい大学生にも役立つ話だったと考えました。今、経済界は不況でも、好況でもない、ほどほどの状況。大企業から中小企業まで人材不足、売り手の学生さんにとって、高度成長以来の良い状況です。だからこそ就職をよく考えましょう。

 多分、これからの世の中は教育も民間の塾が主体でしょう。良いも悪いもありますが仕方ない。塾の先生をして大手の管理職者や私塾を経営するなら、貴方は教科の成績以上に人格を磨き、人を動かす力を付けなければいけません。たとえ芸術関係に才能や興味があろうと、運動に抜群の能力があろうと、国境が薄れた世界では心と創造性が大事なのです。 

 そこで昨日の話の続きです。私は企業で悪戦苦闘し、定年時に企業人は心が大事だと悟りました。心はすべての社会人に共通する心だと無職になって悟りました。企業人であったことが私は誇りです。そんな私は、学校や大学の非常勤は心を磨くのは難しいと考えているのです。心は通じない世界なのかもと学校を考えている次第です。

 開成や東大の良さはなんでしょう。いろいろ言われていますが、私は良い友達を得る確率が高いことだと思います。何故でしょう。多分、良い先生が居て、入学したての中高生や進学したての学生を指導できる先生がいるからです。偏差値ではないと思います。上手く指導し、仲間と仲良くさせたら、勉強するのが若い人です。類は友を呼ぶ、朱に染まれば赤くなる。さらにたくさんの学生さんや生徒さんは周りに影響されてやる気を出すのです。

 非常勤では難しい。個であり、孤立しているからです。ここが会社の組織とは違います。会社は係長や主任がリードするチームがあり、いくつか集まり課になり、課はまたいくつか集まり部になり、部は集まり事業部になります。すべて集団に課題があり、課題解決の結果が昇級にも給料アップにもボーナスにも響きます。儲からない部門は解体されます。サンヨーや東芝やシャープのようにあっという間に潰れたり、他の企業の傘下に入ります。ですから、仲間と力を併せ課題を解決せざるを得ません。それが入社以来の教育になり習慣となり、同僚を思う心、結果を生むための顧客を思う心を養えると私は信じられました。

 学校も大学も、会社の企画が行う調査を学ぶべき。企画の手法と創造性は専門知識以上に必要な知識だからです。中村洋四郎師匠の教えでもありました。個別のヒアリングを集大成して結論付ける手法はその一部です。でも教育学を実践以前に学んだ人は無理かも。論が先立ち、論を個に適用するからです。教育学は科学ではありません。本来寺子屋で先生が学ぶべきもの。学校人が行う、また官庁や調査会社が行うような調査など仕事にすら役だったことはありません。況や学校教育に。

 しかし学校人は平均値が好き、論が好き、個には意味がないのに。しても効果のない話をまた繰り返しました。失礼しました。今日はここまでにします。

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