創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

アンケートより相対面談

2017-08-27 04:04:22 | Weblog

 おはようございます。

 本書のはじめにの三段落目の表題は、本書の手法は体験からのオリジナル、でした。繰り返しになりますが、この本は女子栄養大学の市場情報論の教科書でした。

 市場情報論は3年生の前期、本の各章について2回の1時間半の講義を15回しました。受講生は企画業務の何たるやを学び、箇条書きの実践を毎回し、さらに情報リタラシーを学べ、卒業後の仕事を真摯に考え、就職活動できたと信じています。

 この段落の内容は何度もこのブログで説明しました。論より証拠、論の前に実践を旨とする新規商品や新規事業の企画担当者が信じていることです。この一言で十分かもしれませんが、今まで書いたことに加えて、少し付言します。

 私の講義を選択してくれた生徒さんは、企業に勤めた人も、お料理の専門学校に勤めた人からも、面白かったしとても役立っていると言われました。卒業パーティのお世辞ではありません。年度末の大学の学生へのアンケート調査は私は興味なし、聞けば教えてもらえましたが、知りませんでした。

 私は受講後の生徒さん、有志数人に声をかけ、クリスマスの食事会を開いてもらっていました。学生さんはワインに酔った勢いでしょうが、率直に話してくれました。毎年しました。ですから自分の講義の評価は十分把握できていたと思います。この教科書は一番良い評価を頂けました。

 余談ですが、大学お仕着せの受講後のアンケートによる学生評価点など、関心はありませんでした。やるのは無駄、または別の使い方なのかもしれません。評価に不満があるような、ただ単に出席率が悪い人の評価が色濃く出るはずです。役立ったと思っている一部の学生の理由など調査できないと私は信じています。商品企画の手法を応用すれば、講義の評価など容易だと思います。でも話を聞いてくれた学校人はいません。ネットでも反応ゼロ。笑うしかありません。

 さらに蛇足かもしれませんが、私の講義は受講生のアンケート調査の評価点は平均より少し上だったようです。学科長から再任をお願いされました。でも、私は非常勤でした。講義に来ない人に教える術はないし、寝ている学生に非常勤は無力でした。大学で非常勤を10年し、シャープを定年となり、情報機器もシステムも売る必要はなくなりました。大学の非常勤を辞めることにしたのです。

 それならと、騙され勇んで高校の非常勤を10年しました。呆れました。今の仕事は家事のみ、と祈るだけ。南無大師金剛遍照。

 今日はここまでします。

 

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