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新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

大盤振る舞いのショット

2020-01-29 04:10:49 | Weblog

 おはようございます。

 昨年5月ムーンショット型挑戦テーマについて感想を書きました。今年の補正予算が1月22日に閣議決定され、テーマ決定と各紙が報道。ネットで調べました。

 今年度100億円の補助金が6分野合計で支給されます。各紙の論調に違いがありますが、内閣府発表の引用は概ね同じ。不思議なことに内閣府の原文はアクセス不能。産経の記事を下にコピペします。

『6つの目標は、23日の総合科学技術・イノベーション会議(議長・安倍晋三首相)で決定する。10年後の令和12年までにそれぞれの分野で中核技術を開発し、32年までの実用化を目指す。政府は分野ごとに研究者を公募し、早ければ今年6月に研究に着手する。

 政府が決める6つの目標は(1)身体や空間、時間の制約から解放(2)超早期の疾患の予防(3)人と共生するロボット(4)地球環境再生に向けた資源循環(5)生物機能による食料生産(6)多用途量子コンピューターの実現。

 具体的には、分身ロボット(アバター)の遠隔操作技術を極め、人が場所の制約を超えて活動できるようにする。肉体と機械を融合させたサイボーグ技術も活用し、高齢などで低下した身体能力を補完する。』

 毎年100億円の予算とは合計1000億円の大型計画。昨年言われたテーマよりまとものようですが、庶民生活のためになる税金か疑問です。面白いテーマ名ですが、何故税金を使うのか分かりません。

 1から5までのテーマは大学や国研の研究テーマと言うよりベンチャー企業や大手各社の緊急事業のテーマ。抽象論より課題です。代議士が音頭を取り、お仲間提案に補助金を出すのが変。

 ノーベル賞は国民経済と無関係です。ノーメル賞の隣国にビジネスで負けました。事業と経済は商品とサービスで決まり、優秀な博士は不得意です。

 量子コンピュータの文言が意味深長とへそ曲がりは読みます。適用は不明と正直か。事業は数が大事。狙撃兵より機関銃。革新的新事業は挫折の連続で誰かが大成功。群れがまず必要。少額をばらまき合従連衡させるなら意義がある。

 テーマの良し悪しは結果次第。要件は責任者の偏執性が組織に浸透すること。ビルとスティーブの偏執度は半端ない。車庫と100万円でPC事業を始め成功。次々多数の協力者の牙城を奪いました。

 1から5番のテーマの税金を肺炎対策に即回し即実行。世界と日本の弱者を救い地方、経済、世界に貢献。ピンチにチャンスあり。革新を謳う野党がアホ、そんな顔。日本に革新はなく継続のみか。南無大師金剛遍照。

 今日はここまでにします。

 以下追記です。今8時です。「武漢に派遣したチャーター機にマスクや防護服を大量に積み込み、中国のSNSに感謝の言葉があったよう」真っ当な行動。バントヒットのようなもの。でも外務省の判断が良かった。記事の他にもサービスを中国にしたでしょう、するでしょう。仕方ない。

 私の今日の記事の革新的な取り組みは全く別次元の取り組みです。100億円の緊急施策を考えろ、戦略が大事と言うこと。それが革新的な野党の務めです。桜やIRでは選挙に勝てません。足を引っ張るだけの戦術だからです。

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2 コメント

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偏執狂 (ebisu)
2020-01-30 08:26:17
1970年代後半、パソコンはオモチャでした。あれが10年たたずしてビジネスで使えるなんて、だれも考えてない。スティーブだって思ってなかったでしょう。ただの偏執狂でした。それも度外れた。
1000人そういうバカがいれば、そのうち数人が大きな井戸を掘りあてます。「機関銃」ですね、狙撃ではない。狙ってモノにできる種類のものとは違います。
狙ってできるものも多い、おっしゃるとおりそれは長期戦略がだいじです。ごちゃまぜにしないこと、ビジネスの現場に立っていたことのない者には分かりにくいのかも。
とっても楽しい記事でした。

極東の町はいま吹雪です。天気予報では今日一日中ふぶいているようです。30㎝ほど積もるかな。いま19㎝の積雪。
根室に偏執狂がいませんか (tsuguo-kodera)
2020-01-30 08:54:15
 コメントをありがとうございます。
 例えば原発問題や不祥事問題より、新ウイルス対応の専門大病院を作るなどの提案を地方はすべき。それが革新野党の務めだと思います。本当にたくさんの良い課題があるでしょう。
 私は中国の共産党が嫌いですが、半月で2つの大病院を作るとは見直しました。
 雪深く、電車も不便、バスも数便の根室なら最適でしょう。併せて高齢者施設を作ればよい。
 私は実は不思議なのです。重篤な患者は高齢者が多いこと。子供の患者のニュースが無いこと。色々な理由は考えられますが、真偽のほどは自信なくブログには書けませんでした。
 ピンチはチャンス。チャンスはピンチ。いつも思っています。

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