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経歴書の基本マナー

2018-01-12 04:06:51 | ビジネス実用

 おはようございます。

 職務経歴書は自由フォーマットですが、用紙の指定が無ければ、A4用紙を縦に利用し、横書きにします。上下20センチほどの余白を空けると美しい資料になります。私はビジネス資料やビジネスレターを作る時、やや左の余白を大きく、文字数によりますが、30ミリ程度、右の余白は20ミリ程度に、上下の余白は右に合わしていました。趣味の問題かもしれませんが、慣れているので私には美しく見えます。

 ビジネスレターは10.5ポイントが標準ですが、文字はできるだけ大きくしましょう。年配者の採用責任者の読みやすさを考えて、文字を大きく、11か12ポイントの方が良いかもしれません。もちろん、作成した文章の文字数次第です。印刷文字のポイント数は資料ができてから印字段階で決めましょう。

 フォントは文章部分は明朝体が良いと思います。もし図表を付けるなら図表部分は丸ゴシックが良いかもしれません。図の中に明朝体があると煩わしくなるような気がします。職務経歴書は自由フォーマットですから、挿絵も結構ですが、私にはどんな挿絵が良いのかイメージが湧きません。なお、自己PR文の話は後日ですが、自己PR文には応募者に適したイメージは容易に想像できます。加えるのも面白いかもしれません。

 行数と文字数も好みの問題です。印刷するのはA4ですが、B5用紙への印刷で多く見られる横36文字縦32行から、A4用紙で多く見られる横42文字縦40行の間が良いでしょう。文字数が少なければ前者の形式で、多ければ後者の形式を基本に、私はしていました。余談ですが、一般のビジネスではB4横の見開きB5の2ページを使うこともあります。文章の使いまわしが楽になるためでした。

 もちろん基本は基本です。経歴書のページ数は制限がありませんが、どんな資料も少ない文字数の、フルに埋まった1ページがベストです。数行、次のページにならないように文字数と行数と文字ピッチと行間と周囲の余白を調整してください。職務経歴書は3ページ以下が基本です。2ページ目や3ページ目の最後のページの印刷行も、少なくとも半分以下の余白に留めるべきです。評価者の年寄りは、面白いことが書かれていなければ、ページをめくるのも、多い文字数を読むのも面倒です。

 今日はここまでにします。

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