Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

高校選択

2024-02-06 21:56:00 | 中学生や新入生のみなさんへ(部紹介)

2月5日(月)は県立高校の前期選抜試験でした。

本校は、前期選抜を実施しているので、5日.6日と生徒は自宅学習、私は業務にあたっておりました。


7月と12月に実施された三重県の高校希望調査によると、本校への希望者が昨年度より有難いことに多く、今年度の前期選抜も約2倍を超える入試となりました。受験生的には嬉しくないかもしれませんが、一時期、受験者数が少ない時もあったので希望者が多いのは嬉しいことです。


本校の前期選抜では、英語と数学の学力検査、加えて個人面接が行われています。
前期選抜での合格者は、本校のSクラスへの内定が決まります。
Sクラスは国公立大学進学を目指すクラスなので、個人面接では、もちろん勉強を頑張りたいと伝えてきますが、勉強ととも○○部に入って部活も頑張りたいという声も多く聞きます。実際、Sクラスの方がFクラスよりもクラブに一生懸命な子が多いかもしれません。




中学生にとっては高校選びは、どんな基準で選んでいるのでしょう。

偏差値?通いやすさ?制服あるなし?先輩からの情報?

とにかく誰もが高校生活を充実させたいと思っており、充実したかどうかは、大きな思い出になるような事があるかどうか。


その想い出の中の一つとして、部活動が一番に挙げる子が多いのかなと。


ちなみに自分自身の高校生活の想い出は、もちろん部活動で、現在でも深く繋がっている友人は高校時代のテニス部だ。全国大会を目指し、毎日必死に練習し、共に喜び、共に悔し涙を流した経験は今でも最高の想い出。

そして進学も大切にしていたので、少し早めに引退し、受験生となった高3時はクラス内の友人とともに図書館や塾に通い、夜遅くまで自習し、志望校に合格したのも良い思い出です。

 

テニスに限った話ではないけれど、部活動については、やはり学校間格差があります。

指導できる顧問が不在の学校、練習環境が悪く、練習が十分にできない学校、部員が少なく廃部寸前の学校。


そう考えると本校テニス部は、ヤル気があるなら、自信を持って、おすすめできる。

部員の仲は良く、先輩が怖いわけでもない。コート面数も多く、日々の練習も真面目にし、休みもちゃんとある。ただ指導する顧問は優しく、厳しいけどね。どっちやねーん。(苦笑)

と色々言っているものの、実際、部員全員がそれで満足しているかはわからないです。


また今は、それなりの環境を整えられているが、私立校ではないので今後どうなっていくかはわからない。

 

そして私個人の考えでは、高校生なら部活動だけ頑張るのでなく、勉強も!という考えです。将来テニスだけで生きていける人はほとんどいないから、頭を使うことは大切。

本校はもちろん偏差値では津・津西には及ばないが、進学校としてほとんどが大学進学を目指すので、部活動も一生懸命頑張り、引退してからは受験生としてしっかり勉強に取り組んでいく。


勉強する仲間が周りにいるのはありがたい。

今も引退した高3生はしっかり自分の手で合格を勝ち取ろうと、もがきながらも必死で勉強しています。


テニスが好きな子は多いと思うけれど、勉強が好きな子は多くないと思う。

しかし学生として夢や目標のために好きなことだけでなく、嫌いなこともどう楽しむかを錯誤しながら頑張ってもらいたいなと思う。

最終的に文武両道で頑張りたいなら、学校的に絶妙なバランスのとれた学校だなと個人的に思います。


高校の3年間をどう過ごすかというのは、意外と人生を左右する。

どんな学校へ行き、どんな友達ができて、どんな生活を送るのか。

『入学したら想像と違った。』

そんな風な選択はしてほしくない。

だからこそ、自分の目で、足で、耳で、情報を得て、納得いく選択をしてほしいと思う。



もちろん相談にものります。

高校の実態は中学生からしたら全くわからないからね。



さて、前期選抜に挑んだ子は、どんな結果になろうと、最後まで納得いくまで頑張り続けて下さい。

合否を待つこの時間も大事ですよ。


応援しています!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿