Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

2023強化練習会

2023-12-29 11:45:51 | 練習
12月23日(土)、24日に四日市ドームにて、三重県優秀選手強化練習会が行われました。

平成とともに始まった練習会であり、今年で35回目を迎えました。

本校からは野村.村田.森下.若江.齋藤.長谷川.岡本の7名が優秀選手として選出され、練習会に参加いたしました。

48名が各コート8名ずつの6面に分かれて練習しました。
各コートのメンバーは、実力や地区、そして学校のバランスを考えて組まれていたために、同じコートで練習する選手はほとんど他校の選手です。

私が男子のメインコーチだったために、練習メニューは普段とそんなに変わらないものだったとは思いますが、練習する相手がいつもとは違うため、良い緊張感を持ちながら練習できていました。








この二日間の練習だけで、ぐっと上手くなる訳ではありません。ただこの二日間をきっかけにぐっと上手くなる可能性はあると思います。

そのために、たった二日間というこの強化練習会という機会をどのように活かすか。


この練習会では四日市工業高校の3年生がアシスタントコーチとして来て頂いていました。
四日市工業高校の3年生といえば、全日本ジュニアを制した選手を筆頭に、インターハイ団体戦を制した選手達です。


二日目のお昼休みでは、他校の選手が、その3年生達にヒッティングをお願いして、練習していました。

その時、本校の選手たちはというと…人数も多くいたこともあり、自分たちだけで楽しくダブルスをしていました。
それは本校でもできることであり、他校の選手のように、勇気を出して、一歩を踏み出してほしかったと思います。

今だからできることを、今しかできないことをどれだけできるか。



最後の6面10周トレーニング では上位とはいきませんが、24位以内に5名入る健闘を見せてくれました。




また練習中には、他校の選手とコミュニケーションをとる姿も見られ、各選手に新しい繋がりができたと思います。

このような機会を作ってくださった高体連テニス部をはじめ、関係者の皆さまに感謝申し上げます。

また私としましても、男子メインコーチを務めさせて頂き、成長する機会を頂けたことに感謝しております。



ありがとうございました。

2023中地区ダブルストーナメント

2023-12-10 20:39:00 | 大会
12月1日(金)に2学期期末考査が終了したばかりですが、本日12月10日(日)、スポーツの杜鈴鹿にて、中地区Dトーナメントが行われました。




高体連主催の中地区独自の大会で、新人大会の本戦出場組+各校3組まで出場できる大会です。

残念ながら感染症により1組棄権となってしまいましたが、本校からは6組が大会に挑みました。


【結果】
優勝 野村(2).森下(2)組
準優勝 村田(2)長谷川(1)組
ベスト8   若江(2).岡本(1)組

コンソレーション優勝
齋藤(2).加藤(1)組


昨年度の結果からしても今大会の結果は喜ぶ結果かもしれませんが、練習で意識できていたことからはほど遠く、全体的にあまり成長が見られなかった内容だったので、残念な気持ちのが大きかったのが、私の正直な感想です。




野村.森下組は第1シードという実力通り、優勝という結果を残しました。


新人大会で入賞したことで、次大会の冬季ジュニア、県総体では上位を狙われる側、上位を守る、勝利が求められる立場となりました。中地区限定とはいえ、その中での優勝は立派ですが、今大会では、プレーに荒さがあり、安定感に欠ける試合運びとなりました。積極的に前を取るプレーが増えたことは良いことですが、しっかりとコートに収めなければいけない時に収められず、悪い癖が出た大会でもありました。



村田.長谷川組は第3シードでしたが、準々決勝、準決勝と共にゲームカウント6-4で勝利し、決勝の同校対決では5-7と終盤まで離されずに踏ん張ることができました。

試合を重ねるごとにサービスが良くなっていったことは良かったですが、ダブルスとしてのポジショニングやコースの選択の改善、サービス、スマッシュなど上のショットがまだまだなので、改善できれば上位選手にも勝てるようになると思います。


今大会の内容としては、ほとんど選手において試合になるとどうしてもコントロールや確率よりもパワーが優先され、練習していることや、勝つための戦術が疎かになっていました。
それによってミスをし、逆に精神的に追い込まれている場面が多く見られました。


自分が好きでやりたいプレーや入ることを願うプレーを優先するのではなく、今自分ができることを把握し、自信をもって確実に入るショットを打ち、相手にとって最も嫌でポイント取得率の高いプレーをどれだけ自分たちが選択できるか。



テスト期間が明けて1週間という中で試合を行ったからこそ、そういった考えが今大会では、とても必要だったと思います。

とにかく毎試合、毎大会と成長がなく、同じ反省で悔しい想いをせぬよう、1試合1試合を大切に戦ってもらいたいと思います。

今、目の前の試合を大切に。


【左から入賞した森下.野村.長谷川.村田】




保護者をはじめ、関係者の皆様、応援ありがとうございました。
今後とも応援のほど、よろしくお願いします。