Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

いざ初陣へ

2024-06-23 17:50:00 | 練習
県総体が終わり、新体制がスタートしました。

2年生を中心とし、1年生もいよいよ実戦デビュー。

6月8日(土)、16日(日)と四日市市内の学校と練習試合をして頂きました。





3年生が引退したとはいえ、24人の大所帯。せっかくなら実践形式をたくさんしてもらいたいと思い、数人以外はどちらか一つの練習試合に参加してもらいました。


高校での対外試合、嬉しい初勝利を上げる選手もいれば、残念ながら接戦を取り切れず初勝利を上がれなかった選手も。

1年生にはまず勝ち負けよりも、試合に挑む態度や姿勢、自身の試合内容を踏まえて練習への向き合い方を学んでもらえたらと思います。


新チームとしては、試合前の挨拶はとても元気よく、試合前や試合後の行動も含め、一つ一つの行動をお互いでも確認しあう雰囲気がありました。
やはり先輩たちがいなくなり、自分たちが主役となり、頑張っていかなければという雰囲気を感じました。





外に出るからこそ、津東テニス部の良さを感じました。

色々なことを感じさせてくれる校外活動。
練習試合をして頂き、ありがとうございました。


快挙!初の○○!

2024-06-09 10:36:00 | その他
6月5日(水)は本校にて体育祭が行われました。

午後の最初の種目は、クラブ対抗100m✖️6リレーが行われます。


もちろん男子テニス部も毎年3年生を中心に参加。順位によっては罰ゲームありの本気リレー。

今年はちょうど3年生が6人だったので、3年生のみで参加しました。



そんな3年生には強い味方が。



大人数の後輩達です。

1.2年生は大会と同じく大きな声で応援です。校内でもNO1の応援力を発揮していました。

リレーは陸上部、野球部、バスケ部、バレー部、バドミントン部、ハンドボール部、弓道部とテニス部の8つのクラブで対戦しました。

目標は例年下位なので、上位となるベスト4!

第一走者は若江。各クラブ速い選手を選出してくる中、4番目でバトンを第ニ走者の森下に繋ぎます。さすがにバトン渡しの練習はしていないので、若干バトン渡しで手こずります。
4番目で受け取った森下、前には野球部、後ろはバレー部。なんとか順位をキープして、第三走者の村田へ。
村田も順位をキープして第四走者の坂本へ。


後ろからバレー部が迫りますが、なんとか最後は引き離し、第五走者の野村へ。
野村も差をキープしながら最終走者の齋藤へ。


少しずつ後ろのバレー部が差を縮めてきます。
最後の直線、抜かれそうになるも、バレー部の選手がバランスを崩し、粘り勝ち!

初の上位ベスト4入り。

3年生の最後の役目をやり切り、充実感満載の嬉しそうな笑顔が素敵でした。


ベスト4に入ったことより、罰ゲームを逃れたことのが嬉しいのかも??笑


カラフルな色で飾られた体育祭が無事終わりました。

2024県総体 団体戦総括&引退

2024-06-08 21:20:00 | 大会
3年生の集大成の場である県総体を振り返りたいと思います。

2回戦 3-0  vs津工業
3回戦 3-0  vs川越
準々決勝 3-0 vs四日市⑤
準決勝 0-3  vs四日市工業①
3位決定戦 2-1 vs海星③
2位決定戦 1-2 vs津田学園②

第3位



表面的には輝かしい成績を順調にしっかり収めたように思いますが、そんなことはありませんでした。


3年生最後の県総体を控えた約1.2ヶ月前は3年生を中心にチームはそこまで一つにまとまっていませんでした。
皆がやりたいように各自で動いて、自分勝手な行動が目立ちました。

ただテニスがしたいだけで入部して、ただテニスがしたいだけで過ごしてきたテニス部になっていました。

色々と支えてくれる方々、協力してくれる方々がいるからこそのテニス部です。仲間がいるからこそのテニス部です。
自分のことしか考えてない集団でした。

あまりにも酷かったので、4月以降は元々決まっていた練習試合1つとお誘いを頂いた練習試合の2試合のみでした。


お互いが日程調整して練習試合がきまり、対戦相手がいるからこそ試合ができる。
練習試合があるのも当たり前ではありません。

結局3年間で何が学べたのかわからない状態ではなく、一つでも何かを感じとれるようにそうさせてもらいました。


大会前日にはキャプテン野村が発熱し、団体戦メンバー5名が万全ではない状況で大会を迎えました。

初日は予定していたオーダーから変更しました。初日の試合は正直、全体的に内容は良くなかったです。

だからこそ2日目以降のオーダーに悩みました。このチーム状況で何がベストなのか。勝利することだけを考えるべきなのか。今ではなく、今後のチームを考えるべきなのか。選手たちが納得するように考えるべかにのか。
2日目を迎える夜はあまり寝れず…こんな状況はもちろん初です。それくらい悩ませてくれるチームでした。

とりあえず、勝負は大会最終日だと思い、2日目を迎えました。
結果はなんとか勝ちきり、チームのまとまりは、一日目と比べると全く別のチームのように感じるくらい、良くなっていました。

大会を通じて成長するとはそういうことなのかと。
団体戦の力は大きいなと。

2日目の様子を見ると、最終的な結果はどう転んでも良かったというのが本音です。
創りたいチームは創れていたと思います。


最終日は2日目を迎えた時から考えていたオーダーで勝負しました。海星戦も津田学園戦もどちらに転んでもおかしくなかったと思います。どちらの戦いも感動的なアツい戦いでした。そんな試合をつくってくれた対戦相手の方々はもちろん選手に感謝です。

選手たちだけでなく、応援を含め、チームはよく頑張りました。

大会までの期間も含めて苦しかったからこそ、私にとっては印象的な大会となりました。
苦しかったのは、おそらく私だけでなく、キャプテンの野村も同じだったと思います。はるく、ホンマにお疲れ様。本当に最後までありがとうね。



しかし、第3位は目標には届いていません。届かなかったわけでもありません。届かなかった原因を分析し、次こそは新たなる目標を達成できるようにそれぞれが行動していければと思います。


3年生7名はこの県総体で引退です。
大会後の翌日に、3年生から1.2年生に向けて最後の言葉を伝えてもらいました。



キャプテン野村
『試合に勝てない苦しい時期などもあるかもしれないけれど、3年間全力でやり切って最後の大会を終えてほしい。そして仲間との繋がりを大切に過ごしてほしい』

副キャプテン森下
『自分のプレースタイルを磨いていって下さい。テニスは続けると思うので、また誘って下さい』

若江
『たくさん失敗をしました。その失敗を自分は後々後悔していたけど、そこからプラスの方向に変えることができなかった。皆はぜひプラスに変えて他の部分も変えていってほしいです。』

村田
『目標をもって過ごしてほしい。自分は目標をもつことで、しんどい練習もやり切れたし頑張れた。得られること、学べることはたくさんあります。』

坂本
『最初はあまり上手くいかないことのが多かったけれど、しっかりやり続けたので最後は強くなれました。基礎を大切にぜひ最後までやり続けて下さい。』

齋藤
『一つのことに対してあまり浮き沈みせずに、頑張っていきましょう。つらくても自分ができることをやっていきましょう』

マネージャー三上
『元々は3人だったマネージャーが夏休みには私一人になったけれど、同級生のことを考えて行動していたら一人でも続けることができたので、一人でも色々なことができるようにしてもらいたいです。』


皆、色々な想いをもって引退しました。

残された言葉を大切に心にしまって、残された後輩たちには、また進化した津東高校テニス部を創っていってもらいたいと思います。

3年生、本当にお疲れ様。
ここからは受験という勝負に自信をもって挑んでいきましょう!


【3年生の保護者の方々へ】
3年間、部活動へのご理解、ご協力のほど、ありがとうございました。
お子様が部活動を通じてどれだけのことを学べてどれだけ成長できたかはわかりませんが、私は彼らからたくさんのことを考えさせて頂き、学ばせて頂きました。
本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。





2024県総体 団体戦⑥2位決定戦

2024-06-05 07:02:00 | 大会
さぁ泣いても笑っても最後の戦い。
2位決定戦。勝てば東海総体出場です。

抽選会からここだけを目指して、大会が始まれば、この2位決定戦に向けて合わせてきました。
その対戦相手は第2シードの津田学園高校さん。昨年度の新人大会での2位決定戦と同じ顔合わせとなりました。
準決勝では海星高校さんにポイント3-0と危なげなく勝利し、強さが光りました。

本校のオーダーはD村田(3).長谷川(2)組、S1森下(3)、S2野村(3)で挑みました。

2位決定戦は3セットではなく、8ゲームプロセットマッチの3面進行で行われました。


まず最初に試合が決したのがS2野村。相手選手は攻撃的なプレーをしてくる1年生でしたが、変わらずストローク主体で粘り強くプレーします。高いスピンボール、スライスと相手に攻めにくくさせ、ミスを引き出します。


終始、野村ペースで試合が進みゲームカウント8-1で完勝し、ポイント1-0にしました。


そして次に試合が決したのがS2森下。相手校のエースである3年生対決となりました。今回がまさかの初対戦。どんな試合になるのか楽しみでした。最初のゲームをいきなりブレイクするスタートを切れましたが、そこからが苦しかったです。

決して森下が調子悪いわけではありませんが、1ポイントとるのに我慢や仕掛け、精度が必要でした。相手選手は粘り強く、打ち込むときはしっかり打ち込んできて、さらに緩急もつけてきます。ネットプレーや、フォアの切り返しがポイントを奪える展開でしたが、その展開にもっていくことができず、ゲームカウント1-8で完敗し、ポイント1-1になりました。


そしてまたもや勝負のかかったD村田.長谷川組。対戦相手も2.3年生コンビですが、直前の東海中日Jr県予選にて準優勝というダブルス巧者。積極的に前の並行陣でプレーしてきます。
序盤はいきなりどちらのサービスもブレイクされ、ゲームカウント0-4にされてしまいます。そこから少しずつ追い上げ始めます。


相手のボレーやサービスに対してこ ロブとストレートリターンで交わし、ブレイクバック。そして自身のサービスもキープし、ゲームカウント2-4とします。続く相手サービスでポイント0-40と3つのブレイクチャンスの場面にまさかのミスをしてしまい取りきれず、ゲームカウント2-5に。中盤からはほぼ互角の戦いをし、最後はゲームカウント4-8で敗戦。相手の方がボレーで勝負でき、ポイントを取りたい時に取れる引き出しがある分、ひっくり返すことができませんでした。


結果ポイント1-2で惜敗し、本校の3位が決定しました。


そして優秀選手賞に本校の森下.村田組が選ばれました。




目標には届かず、悔しい思いもありますが、本校の生徒たちはよく頑張りました。


保護者の方を始め、ご家族の方、OBの方、津東を目指す中学生などたくさんの関係者に応援され、チーム1つになって目標を目指して戦った試合がここで閉幕です。

本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

そして大会を運営して頂いている関係者に感謝申し上げます。


今後ともどうぞ応援のほど、よろしくお願いします。



2024県総体 団体戦⑤3位決定戦

2024-06-05 06:07:00 | 大会
大会3日目は、決勝、3位決定戦、5.6位決定戦、7.8位決定戦が行われました。


本校は準決勝で敗退したため、3位決定戦で第3シードの海星高校さんと対戦しました。

ここ数年は、毎度の対戦相手です。

本校のオーダーはD森下(3).村田(3)組、S1野村(3)、S2長谷川(2)で挑みました。


試合は3セットマッチ、ファイナルセットは10ポイントタイブレーク形式、3面展開で行われました。



まず試合が決したのが、S2長谷川。対戦相手はS2ではありますが、実質相手校のエースでした。1stセットの相手サービスから始まったゲームをブレイクし、いいスタートを切りましたが、相手サービス、ストロークともに強力で、苦しい展開が続きます。ゲームカウント3-6で1stセットを落としました。


2ndセットは勢いにのった相手選手のストローク力に押され、なかなかポイントも思うように取れず、ゲームカウント0-6で、セットカウント0-2で敗戦し、ポイント0-1になりました。



次に試合が決したのがS1野村。
相手選手は昨年の新人大会、今年の県総体個人と2大会連続でベスト8に入賞した勢いのある選手でした。
しかし、野村の粘り強くテンポの遅いテニスがはまりました。相手選手のフォアハンドは強力でネットプレーに出てこられると苦しかったですが、1本でもミスを少なくプレーしようとした野村に軍配。1stセットをゲームカウント6-2で先取。


相手選手の回り込みフォアにも、2ndセットはバックの高いスピンボールで対応し、ゲームカウント6-0で取り、セットカウント2-0で勝利し、ポイント1-1と追いつきました。



さて最後に残ったD森下.村田組。相手選手も同じ3年生で、顔馴染みの選手です。
1stセットはともにサービスキープしゲームカウント3-3で相手選手に先にブレイクされてしまい、ゲームカウント3-5に。その後はしっかりサービスキープし、最後のリターンゲームに賭けるも結局セット通じて1度もブレイクできず、セットカウント4-6で落とします。

2ndセットはリズムを変えようと、相手選手の1stサービスに対してツーバックで対応。すると少しずつ流れが変わり始めました。1stセットと打って変わって相手サービスを2度ブレイクし、ゲームカウント6-1で取り、10ポイントタイブレークへ。

同時にスタートした他の試合が全て終了し、ベスト8校の大勢の観衆が見守る中、タイブレークが始まりました。


初めは相手のリターンミス等を引き出し、ポイント6-0で完全に本校の流れでコートチェンジ。しかし、そこからでした。相手選手も諦めず、怒涛の追い上げ。こちらも決して甘いボールを打っていないのですが、ストローク、ボレーと厳しいコースに入れてきます。ポイント7-5でコートチェンジ。完全にどちらに転んでもおかしくない雰囲気でした。
しかし、最後は緊張感からか相手サービスが崩れ、10-7で取り、セットカウント2-1で勝利しました。


結果ポイント2-1で勝利。

まさかのダブルスに勝負がかかるという思い起こすと監督人生初ではないかという体験をさせて頂きました。
そうなるとダブルスは最後まで本当に何が起こるかわからなすぎる。ダブルスはたった1本、一つの勇気で大きくプレーが変わります。
森下、村田組も最後は完全に勝利を目の前にそして相手校の選手の勇気に追い込まれしたが、よく踏ん張りました。


そして決勝は大方の予想通り、四日市工業高校さんが優勝したので、敗れた津田学園高校さんと2位決定戦を行うことが決定しました。