Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

2023新人戦 個人戦②

2023-10-31 06:56:00 | 大会
10月29日(日)、四日市テニスセンターにて新人戦の個人戦男子ダブルスが行われました。



本校からは村田(2).長谷川(1)組、野村(2).森下(2)組、若江(2).岡本(1)組の3組に加えて、当日中地区の選手において、棄権があったため、補欠に入っていた紀太(2).坂本(2)組が出場できることとなり、4組が出場しました。





【結果】
1回戦
村田.長谷川 1-6 津田学園
野村.森下 6-3 伊勢
坂本.紀太 1-6 津田学園
若江.岡本 2-6 海星

2回戦
野村.森下 7-6(3) 海星

準々決勝
野村.森下 6-4 四日市工業


野村.森下組が接戦を制し、ベスト4入りしました。高体連での大会において入賞は5年ぶりの快挙です。


初戦はゲーム序盤は二人の調子が噛み合わず、ゲームカウント0-3となりそうな場面がありましたが、なんとか乗り越え、ゲームカウント1-3からの5ゲーム連取で勝利することができました。

2回戦は初戦の反省を活かし、二人ともミスが今日は極端に減り、締まった内容の試合でした。対戦相手とともにお互い高い集中力をみせた試合で、タイブレークまでもつれこむも、ちょっとした差で最後は勝利することができました。

ベスト4入りをかけた準々決勝では、第4シードとの対戦。6月の東海中日の決勝で対戦し、敗戦していたため、リベンジ戦です。
いきなり相手サービスをブレイクし、常にリードしながら、ゲームを進めていきました。途中でブレイクバックされるも、ゲームカウント4-4の場面で再度ブレイクし、最後はしっかり森下がサービスキープし、ゲームカウント6-4で勝利することができました。
【野村】

【森下】

初戦は良くなかったものの、試合を重なるごとに野村.森下ともにファーストサービスが安定し、また森下のストローク力、野村のリターン力、積極的な前での動きなど、お互いを活かすことのできた試合でした。



何より二人のコミュニケーションの多さ。これが全てだったと思います。苦しい時こそ、お互いで声を掛け合い、ラリー中に崩されたら声を掛けることでカバーしあい、ポイントをとれば二人で喜びあい、二人ともゲームを楽しみながら集中した試合を魅せてくれました。今できることを全力で行えた試合でした。


どういう風に声をかけたら、ペアの良いプレーを引き出せるのか。どういった声かけをされたら、自分はリラックスできるのか。
時には衝突する時も大切。お互い勝ちたい気持ちはきっと同じ。だからこそ勝利できるようにお互いの想いを伝え、知り、良いプレーへと繋げてほしいと思います。



残りの3ペアにおいては、勝利するために、その場所で今できることを全て出し切れたペア、出せなかったペアといますが、しっかり今後、成長して次の大会を迎えてもらいたいです。






野村.森下組がベスト4入りしたため、11月3日(金)に準決勝、決勝、3位決定戦を戦います。
しっかり上の順位を狙うための準備をしたいと思います。




本日も保護者をはじめ、関係者の皆様、応援ありがとうございました。

2023 新人戦 個人戦①

2023-10-29 08:40:00 | 大会
10月28日(土)、四日市テニスセンターにて、新人戦の個人戦が行われました。





高体連三大会の最後の大会です。
1回戦に勝利すると県総体の予選免除、冬季チャレンジの出場権利など、色々とチャンスが増えてくるので、まず1勝。そこからどれだけ勝利し、来年度の大会へと繋げていけるかがポイントでした。


本校からは齋藤(2).坂本(2).野村(2).村田(2).森下(2).若江(2).岡本(1).長谷川(1)の8名の選手が出場しました。
8名は、四日市工業、津田学園に次ぐ出場者数。
その分、ぜひ結果を出してもらいたいところです。


【結果】
1回戦
岡本 6-2 暁
野村 6-2 津田学園
村田 6-4 四日市南
長谷川 5-7 松阪
若江 1-6 メリノール
森下 6-3 四日市西
坂本 0-6 津田学園
齋藤 3-6 四日市工業

2回戦
岡本 0-6 四日市工業
野村 1-6 四日市工業
村田 3-6 四日市工業
森下 5-7 海星












ベスト32に4名という悔しい結果となってしまいました。(前大会はベスト16に3名)


内容としてはあまり良くないものが多かったです。
試合の中でリスクもなく、展開を組みたてるいいプレーも見られました。しかし、そのポイントがたくさん続くかというと、小さなミスから、消極的なプレーや集中力が落ちる場面がありました。
決して試合全てが、大きな実力差が勝てない試合だったわけではありません。

県大会で練習してきたことを発揮できるありがたいチャンス。
相手が誰であろうと、悔いのないように全力でやり切ってほしい。

もっとできることはあったはず。もっとできるはず。


約1ヶ月半前の新人戦の団体戦後には
『今回の大会前の練習で見られた元気よさや、気迫にみちあふれた目つき、練習での集中力など、チームとして毎日続けていければ、もっと伸びるはず』
のような内容を伝えていました。

残念ながら、最近は返事一つもしっかりできてない選手も多くいました。

良いところが継続できないのも以前と変わっていません。



試合後は試合内容をどう捉えて、今後どうしていくべきか。いくつかのグループに分かれてで話し合いました。

話し合ったことを次に必ず繋げて成長していってほしいと思います。




本日の試合は、昨日の自分より、どれだけ成長できるか。

今からできることを全力でやり抜いてほしいと思います。


本日も応援のほど、よろしくお願いします。



2023新人戦総括

2023-10-26 01:08:00 | 大会
今週末に個人戦を控えていますが、昨日、全校集会にて団体戦の表彰式を行って頂きました。




改めて今年度の新人大会団体戦を振り返りたいと思います。

2回戦 不戦勝 vsメリノール 
3回戦 5-0 vs鈴鹿
準々決勝 4-1 vs四日市
準決勝 0-3打切 vs四日市工業
3位決定戦  3-0打切 vs海星
2位決定戦 0-3打切 vs津田学園


チーム目標は全国選抜大会出場。
だからこそ、まずこの県大会で2位以上となり東海大会出場を決めることが今大会出さなければいけない最低限の結果でした。


しかし結果は、前大会の高校選手権よりは一つは順位が上がりましたが、第3位。
もちろん、この結果には全く満足いっていません。




ただやれることはやったのかな…

この新人戦に向けてチームとして動き出したのは8月。
今回の団体戦の中心となった7名には、8月に入ってすぐにミーティングをさせてもらいました。
団体戦は、全員の力が必要だけれど、まずは中心となる君たち全員が高い意識で練習等に取り組んでいかなければ、全国大会には出場できないと。


そして迎えた8月の高校選手権の団体戦では、結果は気にせず次の新人戦で結果を出すために、何かを掴んでもらおうと、団体戦経験のない若江(2).岡本(1)をメンバーとして選び、戦ってもらいました。


その後の高校選手権の個人戦では、上位3名がベスト16に入ったことで、新人戦での登録順番が上から固定されてしまい、オーダーでアレンジしにくいという嬉しい悲鳴をあげることとなりました。笑

ただ逆にある程度、あの時にオーダーの覚悟も決まった気がします。


そして県外遠征を行い、全国選抜の経験のある高校と練習試合を重ねました。
練習試合の内容としては、どこかで勝利を収めることはできるもののポイント2-3で負けたり、一つ一つの試合は終盤まで競るものの、最後は勝ち切れず、ポイント0-5で負けたりなど、なかなか団体として勝ち切ることができませんでした。


そして大会を迎え、1日目は9名全員に団体戦を経験してもらいたかったのですが、まさかの棄権等もあり試合ができたのが4名。これは想定外でしたが今のご時世、致し方ない。

2日目は、順当に勝ち上がり、準決勝で敗退するも3位決定戦に勝利し、良い流れで、2位決定戦に進むことができました。

しかしS1の村田(2)は、その日だけで既にシングルス3試合、約30ゲーム戦っており、試合の後半は足の踏ん張りが効かず、ミスが増えてしまいました。
S2森下(2)も3位決定戦の途中から足を攣りかけるというアクシデント。

振り返ると、準決勝は東海選抜に向けての糧と思い、同じオーダーで挑みましたが、そこは多少オーダーを変えて、2位決定戦に全てかければ良かったかなーと。
もしハードコートでの大会であれば体の負担を考えて変えていたかもしれませんが、オムニコートということで、そのままいってしまいました。

県大会の1回戦から最後まで全くオーダーを変えなかったのは、おそらく不安もいっぱいだった教員1年目での監督以来だったと思います。

もちろん、二人のコンディションが良かったからといって試合結果が変わったかはわかりませんが、もう少し万全の状態で戦わせたかったと思いました。

また不運が重なり、試合間のレストも、3位決定戦〜2位決定戦が明らかに短かったです。苦笑


しかし、オーダーをいくつか変えることのできた相手高校さんのが明らかに層が厚く強かったのは間違いありません。

正直、2位決定戦はシングルスは3ポイント中2ポイント。もしくは3ポイントとれる可能性もあるかもと考えていたので、とにかくダブルスで勢いにのって1ポイントとれれば…と思っていたのですが、まさかのどちらもベーグル試合。

サービスキープができず、流れを取り戻すことのできないサービスの確率の悪さ。
相手選手は1stサービスからしっかり流れを作っていました。
悔しいですが、完敗です。
大事な試合で良いプレーが発揮できなかったことは、必ずや次回に活かしたいと思います。



そんなに全国大会出場は甘くない。団体戦だからこそ、皆が必死に練習して、必死にもがいて、学校生活を含め、普段の行動から意識してこそ、試合において高いレベルでの力の発揮ができるのだと思います。



しかし、チームとしての雰囲気は、今までで一番明るく団体戦を楽しんでいました。
キャプテンの野村(2)が常日頃の練習から声出しで盛り上げている雰囲気は試合の中でも十分にチームに浸透していました。


そしてコート外から共に戦ってくれた選手たちも坂本(2)を中心に新しい応援歌に果敢にチャレンジしたり、ともに大きな声を出し、必死に仲間を応援してくれました。

こーいうチームの姿をみると、結果が出なかったとしても救われます。

本当にみんなよく頑張りました。
勝たせれなくて申し訳ない。


部活であれば、もっと厳しくやって上を目指したいから、勝利するためにはどんなことにも耐えられるっていう選手がいる一方、部活は勝てなくても楽しみたいから、きついことはやりたくないっていう選手もいると思います。

私自身の部活の考えとしては、完全に勝利至上主義ではないし、かといって楽しいだけのサークルのようなものにはしたくありません。


挨拶、礼儀、感謝の気持ち、上下関係、向上心、勝負に立つことでわかる自分の強さや弱さ、仲間との一体感、他人への思いやり。

決して机の上では学べない、大切な人間としてのものを得て欲しい。

そういった部分が成長すれば、きっと周りから応援され、結果を出せるようになると思います。


そして何より仲間との最高の思い出作り。

ちなみに今でも私は毎年、年末に高校時代ともに戦った同級生などと集まり、最高の思い出を語り合っています。

悔しさも含めて、人生の最高の思い出。
そぉいう意味では成功なのかな。



本当に保護者をはじめ、たくさんのご協力を頂きました。

応援、協力して下さった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

今後とも津東高校テニス部活をどうぞよろしくお願い致します。



2023 新人戦 地区予選③

2023-10-10 23:55:00 | 大会
10月7日(土)、名張青峰高校にて、10月1日に雨天のため延期となった地区予選の一部が行われました。

延期となった本校の1年生3組が大会に挑みましたが、残念ながら予選突破ならず。


テスト週間に入っており、他校の選手を含め、色々と厳しい状況ではありましたが、何より出場できて良かったです。


これにて予選は終了しました。

本校からは
シングルスに8名、ダブルスに3組が10月末に行われる県大会に出場します。

まずは現在進行形の中間試験に集中してもらって、終わったら県大会でベストを出せるよう準備したいと思います。


応援のほど、よろしくお願いします。


2023鈴鹿オープン

2023-10-04 22:47:00 | 大会
10月1日(日)は、新人戦の地区予選の日でもありましたが、予選免除であった4名の選手は同日に開催された鈴鹿テニス協会による一般の大会に出場しました。




【結果】
野村(2)  準優勝
村田(2)  第3位
森下(2)  3回戦敗退(ベスト8)
長谷川(1)  1回戦敗退(→コンソレ優勝)


野村、村田は共にシード選手を倒してのベスト4入り。
準決勝では同校対決となり、野村に軍配があがり、決勝に進出するも残念ながら優勝は逃しました。




4人とも高校との大会とは違い、少しリフレッシュ的に伸び伸びと試合をしていたような気がします。




数年前までは、こうして大人の方が混じる一般の大会に出場しても、軽くあしらわれ、初戦等で負けることが多かったのですが、今回の結果だけみたら上出来すぎです。

また結果も良かったのですが、それよりも試合内容が濃く、出場して良かった甲斐がありました。
大人の一般の方は、大人だからこそ賢く、自分のできることとできないことをしっかり把握し、対戦相手のプレーに対し、最適な戦術を選択していました。
高校生とは違い、選手それぞれ色々な持ち味のあるプレーが見られました。

本校の選手たちもそういった方々と対戦することで、その部分をうまく吸収し、また経験値が大きく上がり、もっと強くなる可能性があると思います。



なかなか団体戦前であったり、テスト期間であったりと、なかなか市の大会に出場する機会がありませんでしたが、また機会があれば、どんどん一般の大会に出るべきだなと改めて思いました。

運営していただいた鈴鹿テニス協会の関係者の方々、対戦して頂いた選手の皆様、今回の出場に関し、ご協力頂いた保護者の方々、ありがとうございました。

【準優勝:野村(右).第3位:村田(左)】