冬場の木曜の練習は、暗くなるのが早い上に放課後の時間も少ないために、数年前からトレーニング中心Dayです。
普段は部員を3グループに分け、
1.球出し練習
2.サーブ+オンコートトレーニング
3.オフコートトレーニング
の3つを時間を区切ってローテーションが木曜日の基本の練習メニュー。
木曜の練習に限らず、普段の練習は練習試合や試合内容を踏まえて、また、あるいは大会までの時期を踏まえて、基本、私がメニューを決めていますが、21日(木)の1.2.3の練習メニューについては、各グループ内の3名に前日から考えてきてもらい、各グループでそれぞれの練習しました。
普段よく行う練習とほぼ同じグループ、普段よく行う練習メニューに少しアレンジを加えたグループ、新しいメニューをするグループ。
考えてきてもらった人なりの特徴がしっかり出ていました。
テニスの試合は、コートに入って、試合が始まり、そして終わるまでに約1時間かかっていたとしても、実際にプレーしていた時間は15分から20分ほどです。
残りの時間はポイント間の20秒やコートチェンジなどの時間。
プレー時間以上にあるこの合間の時間をどう過ごすか。
その中の一つが
相手に勝つために次にどのようなプレーをするのか考えること。
テニスだけでなく、自力で考える力を養うためにも。
うまくいこうがいかまいが、考え、行動した先には、必ず新しい世界が拡がるはず。
まずは考えることから逃げないように。
今年は普段の練習から生徒たちに考えさせる場面をもっと増やしていきたいと思います。