Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

第43回 全国選抜 東海地区大会②

2020-11-23 12:56:00 | 大会
残念ながら1回戦で敗退し、敗者復活戦にまわりました。

静岡県1位の静岡市立高校もしくは岐阜県2位の県立岐阜商業高校のどちらかでしたが、結果は3-2で静岡市立高校に軍配は上がり、敗者復活戦の対戦校は県立岐阜商業高校に決まりました。


全国選抜への切符を得る最後のチャンス。
必死にそのチャンスを掴みにいきました。


本校のオーダーは
S1中西、D1林.鈴本、S2豊田、D2村田.喜多、S3松本で挑みました。

相手校のオーダーは1回戦と同じで、シングルスは全て1年生。ダブルスは2年生中心。

本校と同じような学年のオーダーで余計に負けられない戦いです。


試合は2面進行で行われました。

勝負が先に決したのはD1林.鈴本。
落ち着いて試合に入ることができ、お互いのサービスキープで始まりゲームカウント1-1でスタートします。


しかし、その後はポイントを取ることができても、連続ポイントに繋げることができませんでした。
相手ペアの方が一つ一つのショットのコースの精度、威力ともに一枚も二枚も上手で、ポイントパターンも多かったです。ゲームカウント1-6でポイント0-1となりました。



S1中西はお互いサービスゲームをキープしてゲームカウント1-1となり、次のリターンゲームを0-40からの3つのブレイクチャンスを逃してしまい、その後も何度かあったブレイクチャンスを逃し、ゲームカウント1-2に。その後、自らのサービスゲームをブレイクされ、ゲームカウント1-3になるも、ここで中西も離されずブレイクバックし、ゲームカウント2-3に。


一度ペースを掴み、ゲームカウント4-3とリードするも、またもやサービスキープができず、その後3ゲーム連取されゲームカウント4-6で惜敗し、ポイント0-2となり、後がない状況に。



S2豊田は、相手に攻めこまれるものの、なんとか耐え、サービスブレイクからスタートする展開に。しかし、続くサービスゲームをキープできず、ゲームカウント1-2でスタートします。
1試合目よりアンファーストエラーは確実に減り、ラリーからの展開へと持ち込むことはできました。


しかし、相手はミスを連発しても、常に積極的なプレーで、甘いボールがあればすぐにネットプレーへと繋げ、ゲームカウント1-4に。
スピン、スライスとリズムを変えることで相手のミスを増やすものの、なかなかゲーム差が追い付かずゲームカウント3-6で惜敗し、ポイント0-3となり、チームの敗戦が決まりました。


一方、隣で行われていたD2村田.喜多はファーストゲームのサービスゲームでゲームポイントを握るものの取りきれず落としてしまう展開に。


お互いキープし、ゲームカウント1-2となりましたが、前の動きでプレッシャーをかけ続けることができました。すると相手のミスも増え始め、ゲームカウント4-2と逆転したところでS2の試合が終了し、打ち切りとなってしまいました。



1ポイントでもとって、勝負をなんとかS3松本に回したいところでしたが、回せず、悔しい結果となってしまいました。

コート上で戦った選手たちは仲間のために、後ろに回すために一生懸命戦い、日頃の練習の成果を出そうと頑張っていましたが、勝利という結果には結びつきませんでした。

全試合、デュースやポイントを握るものの、そのポイントを取りきれない弱さがありました。間違いなく相手よりもゲームポイントは握っていました。しかし、そこでの数少ないチャンスを取るのは相手でした。相手に見事としか言えませんでした。


1試合1試合はどっちに転んでもおかしくはないポイント差だっただけに、団体としても勝たせてあげたかったです。

全国を目指すにはこの9人制団体が一番可能性があります。
だからこそ彼等が現実的に夢みてる世界を実際に舞台に立たせて見させたかったのですが力不足でした。


正直、県大会に挑む前までは全国に出場できる可能性は10%だと思ってました。
三重で準優勝した時は20%でしたが、東海では50%にしたかったのですが、実際は33%だったと思います。(13%しか引き上げられなかったは自分の力量です。)

今回の敗戦は私の責任だと思っています。

申し訳ありません。



これで9月から始まった9人制団体が終わりました。

敗戦後のミーティングでは選手一人ひとりから一言ずつ話をしてもらいました。

『決して9月から、いや9月までやってきたことは無駄じゃないし、これで終わったわけじゃない。次に向けて頑張っていこう』
『もう一度この舞台に立ち、必ず勝ちたい』
『色々と支えてくれた親や、応援してくれた仲間に感謝したい』

私も、大きな舞台で戦えたことに感謝して、次に向けて今大会までの過程を活かそうとする彼らと一緒にまた頑張っていきたいと思います。




関係者の皆さん、ご支援、応援の程、本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

第43回 全国選抜 東海地区大会①

2020-11-17 13:03:00 | 大会
11月14日(土)より東山公園テニスセンターにて、東海選抜テニス大会が行われました。

三重、愛知、岐阜、静岡の4県より上位2校ずつ集まり、来年3月に行われる全国選抜に向けて争います。

昨年と同じであれば、おそらく8校中6校が全国選抜へ。

せっかく勝ち取ったチャンス。全力で掴み取りに行きました。


1回戦は愛知県1位、名経大市邨。昨年度の東海選抜では優勝するなど、東海、全国の常連校です。

新人大会個人戦後に四日市工業に相手をしてもらってから約1ヶ月半。

どれだけ成長できたか、次の対戦に繋げるためにも、この1回戦をしっかり全力で戦い、良い流れをつくってこいと選手たちを送り出しました。

本校のオーダーは
S1中西、D1村田.喜多、S2豊田、D2鈴本.井藤、S3松本で挑みました。




S1中西はゲーム序盤は身体の動きも硬く、本調子とは言えませんでしたが、最低限のミスで抑え、ゲームカウント1ー2スタート。しかし、少しでもボールが浅くなると相手にきっちりとコーナーに打たれ、追い込まれる展開となり、ゲームカウント1-4となります。

中西の動きも終盤にかけ、リラックスし出し、本来の動きに。ネットプレーやドロップショットを決めたりと、練習通りのプレーがしっかり出ていました。


しかし、相手の決定力の強さに苦しみ、ゲームカウント2-6で敗戦し、ポイント0-1に。


D1村田.喜多は、最初のサービスゲームを落としてしまうものの、次のサービスゲームをしっかりキープし、ゲームカウント1-2でスタート。


しかし、相手サーブを一度もブレイクできず…中盤のサービスゲームも1stサーブが入るとポイント獲得率は高いものの、2ndサーブになると中で捉えられ、攻め込まれる展開となり、ゲームカウント1-4に。
なんとかもう一度サービスキープするものの、一度も相手サービスをブレイクできず、ゲームカウント2-6で敗戦し、ポイント0-2に。


S2豊田はラケットが振れていないわけではありませんでしたが、力が入り、全体的に相手のスピードボールに振り遅れる場面が多く、力で押されます。


声も全く出ず、プレー内容も豊田のいい部分も出ず、0-6で敗戦し、ポイント0-3となりチームの敗戦が決定してしまいました。


D2鈴本.井藤は、本来1回戦では出場予定ではありませんでしたが、前日練習を見て急遽、決めました。
相手のサービスに対応できず、楽にキープされますが、続く自らのサービスゲームをキープし、ゲームカウント1-2でスタート。


徐々に二人の息も合いだし、プレー内容も良くなっていきますが、前での攻撃的なプレーではポイントが取れず、終始相手ペースで進み、ゲームカウント2-6で敗戦。



S3松本は、念願だった東海大会出場。
序盤は明らかに緊張していましたが、1ヶ月以上、怪我で全く練習できていなかったとは思わせないぐらいのプレーでポイントを重ねていきました。


終盤はリードされたことにより、相手のボールも伸び始め、押される展開が増え、ゲームカウント2-6で敗戦し、ポイント0-5で完敗でした。


初の大きな舞台であり、相手校も強豪校ではありましたが、自分たちのプレーはまずまずできたのではないかと思います。



1回戦に敗戦したため、敗者復活戦にまわります。

令和2年度 全国選抜東海地区大会に向けて②

2020-11-13 22:48:00 | 練習
いよいよ明日に迫った東海大会。

大会前日の今日は、大会会場である東山公園テニスセンターで練習するために、午前中は授業を受け、午後から公欠を頂きました。

学校を出発する前には、副キャプテンの松田より選手と顧問にとまさかの差し入れを頂きました。
団体戦メンバーに入れず一番悔しい想いをした選手だからこそ、差し入れという心遣いがとても力になります。

ありがとう、松田!!



そして無事、東山に到着し、少しの時間ではありますが、練習を行いました。


もちろん本日は、大会に出場する他の学校も同じように練習しており、いよいよだなという感じです。

明日11月14日(土)10時より1回戦が開始され、終了次第、すぐに準決勝もしくは敗者復活1回戦が行われます。
全国選抜に出場するには、とにかく明日勝たなければいけません。

まず明日の初戦は愛知県の優勝校である名経大市邨と対戦します。

全国でも活躍する強豪校がいきなりの初戦の相手ですが、まずは大きな舞台でいいスタートができればと思います。


正直、東山公園テニスセンターは私自身あまり良い思い出がありません。笑

高1の時の東海選抜。新卒時の母校での監督1年目での東海選抜。と2回中2回、悔しい想いをした会場です。


明日は3度目の正直。
選手たちがきっとやってくれることと100%信じて、明日を迎えたいと思います。


応援のほど、どうぞよろしくお願いします。