Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

3年生引退

2018-05-29 20:00:31 | その他
本日、3年生の卒業アルバム用写真撮影がありました。県総体も終わり、東海総体へ続くことができなかったので、明日から3年生がコートに顔を出すことはありません。

最後は本人たちの希望より1時間ほど打ち納めをして、終わりました。
これからは受験という全国大会に向けて頑張っていきます。

テニスに費やしていた時間を学習に費やし、どうしたらテニスが上手になるかを、どうしたら成績が上がるかに、どうしたら大会で実力を発揮できるかを、どうしたらセンター、二次で実力を発揮できるかになど、うまくテニスから学習への変換ができたら、これから伸びていくと思います。
昨年の3年生みたいに粘り強く、志望大学に合格するために最後まで諦めずに戦ってほしいです。

あとは森先生がおっしゃったように『夏からでは遅すぎる。今日から切り替えて頑張っていかなければいけない』

3年間厳しい練習にも耐え、最後まで続けてきたこと、技術はもちろん精神的に強く成長できたこと、そして最後にチームとして結果を残せたことに誇りを持ち、学習でのよい結果を期待しています!本当にお疲れ様。

ありがとう3年生!がんばれ3年生!

県総体3日目

2018-05-27 22:00:54 | 大会
大会最終日は5.6位決定戦があり、相手は津西高校です。大会2日前に練習試合を組んでいたのですが、雨で流れてしまい、まさかの公式戦で対戦することとなりました。

オーダーはダブルス横山.奥西、S1谷川、S2露浦で挑みました。
せめてインターハイの夢が途絶えただけに5〜8の中でも一番良い順位をとりたいものです。
試合は3面進行で行われました。

まず初めに終わったのがダブルス。相手の3年生ダブルスに引くことなく、積極的な動きでミスを誘い、先にリードする形をとれました。自らのダブルフォルトで苦しむ場面もありましたが、少しずつリードを離して8-4で勝利。
横山.奥西は初戦のメリノール以降、勝利できていませんでしたが、最後はしっかり勝利し、チームに1ポイントをもってきてくれました。

今大会の校内の団体メンバー選考で3年生ダブルスか2年生ダブルスかで私自身悩みましたが、メンバー選考の1回勝負で3年生にしっかり勝ち、レギュラーを勝ち取り、そして今回、絶対勝たなければいけない勝負でしっかり勝ってきたところは、よく頑張ったと思います。
しかし、まだまだ大会を通して負けてしまった相手との実力差は大きく、この経験を活かして二人には、もっと強くなってもらいたいです。



そして次に終わったのがS2の露浦。相手は1年生ではありましたが、硬式テニス経験者で、中学時には大会でよい結果を残したりもしている選手でした。試合が始まり、お互い我慢のテニスをしていましたが、やはり3年生の意地か。露浦のがほんの少しミスが少なく、攻めのショットが確実でした。そんなほんの少しの差が勝敗を決めるには大きく、少しずつ相手を苦しめ、最後は8-1で勝利。

露浦に関しては一時期ダブルスに回そうかと考えていましたが、勝負がかかるS2において、粘り強い彼は絶対強いと思い、ずっとシングルス練習をさせてきましたが県総体地区予選の準決勝で敗退し、県大会に出場できないなど、結果が残せませんでした。
しかし今大会では試合をこなすたびに強くなり、スライスを効果的に使うなど、練習でやってきたことを大事な場面で発揮することができました。彼の『カモーン』の雄叫びをみんなを勇気づけました。結果、最後まで負けなしで今大会を終え、敢闘賞を頂くなど有終の美を飾れました。

そして露浦のベンチに座った西。ベンチコーチとして選手に話しかけて、リラックスさせることができ、きっとたくさんのプラスの言葉を選手に投げかけていたと思います。今大会、彼が座っていた試合は全て勝ったのではないでしょうか。私が座るより良いかもしれません(笑)
コート上には1回しか立ちませんでしたが、自分ができる最低限の役割はしっかりとこなすことができていました。



最後にポイント打ち切りとなったS1谷川。谷川にとって相手選手は、普段から付き合いもあり、お互い部活動が休みの時は近隣のコートを借りて練習するなどの中学からの親友と対決でした。昨年夏の大会、今年春の大会の個人戦で決勝で対戦するし2回連続で敗戦しており、相手選手は3年生ということもあり、公式大会では最後の対戦になるかもしれませんので、ぜひ勝って終わってほしかったです。
私もぜひエースに最後は勝ってもらいたいと思い、谷川のベンチに座りました。

試合はお互いの持ち味を出しながら、とってとられつつのシーソーゲーム。お互い本当に真剣に相手と向き合い、戦っていましたが、なんか試合中には二人にしかわからない2人だけの想い、時間があったような気がします。
そんな中、最初にマッチポイントを握ったのは相手選手。8-7、40-0と3つのマッチポイントを握りましたが、谷川ももちろん簡単には負けない。そこから4ポイント連続でとり、逆にゲームポイント。その後、デュースが続きますが、最後に谷川がとり、ついに8-8タイブレークへ。
タイブレーク谷川からポイント0-2になったところでS2が終わり、打切となりました。

もちろん勝負の行方も見てみたかったですが、勝負はお預け。勝負がまだ終わらず続くように、二人の仲良い関係もずっと続いていってほしいと思いました。


結果2-0で5位になりました。5位は津東最高成績に並ぶ約20数年ぶりの結果だそうです。
もちろんインターハイ出場の2位を狙っていただけに残念ではありますが、しっかり勝ち取った5位に誇りをもって、次の試合へとつなげたいと思います。

3日間、本当にお疲れ様でした。よく頑張りました。
【表彰式後の全体写真】


【団体メンバー:左から横山.奥西.谷川.露浦.西】


保護者をはじめ、関係の方々、日頃から応援、支援していただき、ありがとうございました。

県総体団体戦2日目③

2018-05-26 22:30:18 | 大会
5位〜8位決定戦1回戦はシード常連校の海星と対戦です。

オーダーはもう一度初めに戻し、ダブルス横山.奥西、S1谷川、S2露浦で挑みました。
また3面進行で試合は進みます。

最初に勝負が決したのがS1。先程の敗戦から、しっかり切り替えることができた谷川もミスが少なく、昨年の夏の練習試合では負けていた相手に8-0の勝利しました。ここ一番での強さ、夏からの成長が見られた試合でした。

そして次に勝負が決したのがダブルス。序盤は競るも、リードを離せるポイントを取りきれず、逆に流れを相手に持っていかれ2-8で敗戦。

そしてポイント1-1でS2の露浦に勝敗は委ねられました。
相手の強力なフォアに苦しむも、着実なテニスで、ポイントを一つずつ重ね8-5で勝利しました。


結果、ポイント2-1で勝利し、明日の5.6位決定戦に進むことができました。

明日は1試合ですが、5位と6位は大きな違いなので、必ず勝って5位で終わりたいと思います。

県総体団体戦2日目②

2018-05-26 22:15:45 | 大会
準々決勝は津田学園と対戦しました。ノーシード校ではありますが、今年上手な1年生が加わり、さらに強くなった学校です。

本校は前2試合とオーダーを変え、ダブルス谷川.横山、S1西、S2露浦で挑みました。3面進行で試合は行われました。

勝負が先に決まったのがS1。今大会初出場の西です。西はシングルス、ダブルスともに大崩れはせず安定したプレーができ、誰かの代わりにすぐになりえる存在でしたが、やはり相手エースのフォアハンドを抑えることができず、0-8と敗戦。


そして次に決着がついたのがダブルス。本来S1の谷川をダブルスに回し、津Jrで優勝した実力を見せてほしかったですが、相手も上手で完全に序盤にペースを握られ、ゲーム一つ一つにおいて、後手に回され1-8と敗戦。


最後はS2の露浦。前試合の熱戦の影響も感じさせず、危なげない試合運びをし、8-2で勝利。


しかし、ダブルスとS1のポイントを落としたので結果1-2で準々決勝敗退です。

正直、今回の敗因は監督私の判断ミスです。
鈴鹿との試合が終わった瞬間にオーダーは決まっていた。しかしその後の30分の間に色々な情報が入り、結局悩んでのオーダーになってしまいました。もちろん生徒が自信を持って、そして自分自身も信じれるオーダーでいくべきだったと思います。

三重インターハイという言葉を1年前以上から口に出し、本気で最後は生徒とともに目標になっていましたが、叶わず、とても残念です。
原因は自分自身にあり、生徒をインターハイに連れていけなかったことが本当に申し訳ない。
今後、この経験を忘れず、監督としても成長していきたいです。

みんなごめん。


しかし、まだ2日目は準々決勝で負けると5位〜8位決定戦の1回戦があります。
本当にしんどい1日…

県総体団体戦2日目①

2018-05-26 22:00:56 | 大会
団体戦2日目も同じく、霞ヶ浦コートにて晴天の中、行われました。

本日の予定は、3回戦、準々決勝、5位〜8位決定戦1Rです。
とりあえずベスト4入りを目指して戦いました。


3回戦は第3シード鈴鹿。
母校の鈴鹿と対戦できること、恩師とベンチで戦えることが、とても嬉しく思いました。
試合は2面進行で行われました。

先に終わったのがS1の谷川。相手とは練習試合や公式戦でもよく対戦しており、選手同士、とても仲の良いエース対決です。
試合はお互いゲームが離れることなく、6-7で相手のマッチゲームを迎えました。しかし、谷川の武器のメンタルがここで発揮。試合をひっくり返し、9ー7で勝利。


ダブルス横山.奥西は最初から相手のサービスゲームをブレイクし、良いスタートを切り、リードを保ってゲーム序盤は進みますが、徐々に相手がペースを掴み始め、健闘するも3-8で敗戦。


そして最後はS2の露浦。お互い緊張した面立ちで試合が始まり、シーソーゲームで始まるものの、後半は露浦の粘り強いプレーが相手を苦しめ、8-3で勝利し、ポイント2-1で鈴鹿に勝利し、ベスト8進出。

特に試合を決めた露浦のベンチに入っていましたが、彼の成長が見られた試合でもありました。苦しい場面での時間をつくるムーンボール、低い打点でのスライス、大きく崩れなかったサーブ、力み過ぎないストローク。練習試合をこなすものの、一つの試合の中で柔軟性があまりなく、調子の良し悪しで結果が決まってしまう彼でしたが、この試合は相手のボールにうまく対応し、日々練習してきたことが自然と出た柔軟性が感じられる試合でした。成長が勝利につながって良かったです。