令和4年度卒業生

3月1日（土）、令和4年度卒業式が執り行われました。

テニス部からは木村、豊田、中西、花木、松本の5名が卒業を迎えました。

卒業生を送る会では

5名からは現役の部員に最後の言葉。

花木

『部活をしていない人よりは明らかに勉強時間は短くなるから、やらされての部活はよくない。何のために部活をやるのか、しっかり考えてほしい。部活をやっていない人には得られないものを得られるから、ぜひ3年間続けてほしい。』

木村

『受験結果について、周りがどう思うかわかりませんが、僕は結果に満足しています。それは最後までやり切ったから。それは部活も同じで最後までしっかりやり切ってほしい。』

豊田

『別にスクールでテニスできるし、何度か辞めようとも思ったけれど、部活だからこそ、みんなと一緒に練習して得られるものがあったから、部活を続けた。パワーでは中々勝てないと思うので、しっかりフットワークを良くして下さい。そのために振り回し練習では、足を上手にさぼる意識でやると、色々なボールに対応できるようになります。』

中西（副キャプテン）

『僕は応援されると余計に緊張してしまった。だから、あまり良くない考えだけれど、応援されてる仲間より、俺のが強いから、負けても誰も文句いえないと周りを意識しない方法で上手にいった。結局、練習の力を本番の試合で出し切れるかが一番大事です。』

松本（キャプテン）

『津東高校テニス部に入って本当に良かったと心から思います。東海大会に4回も出場でき、充実した部活動だった。1年秋の団体戦では疲労骨折で腕がちぎれそうなくらい痛かったが、勝った瞬間、膝から崩れ落ち、今までのテニスの試合で一番印象に残っている。それが全てで部活ではたくさん得られることがあった。』

一部ですが、それぞれ今伝えたいことを伝えてもらいました。

この学年は唯一、入部から誰も辞めなかった学年です。受験を含め、よく最後まで頑張り続けました。

コロナにより、5人が入部届けを書いたのは6月。

遅れてスタートしたものの、初の大会となった高校選手権予選では、全員が予選決勝まで勝ち進みました。

高体連2大会の団体戦が中止となったために、初の団体戦は秋の新人戦。初の県大会準優勝を収め、初の東海大会へ。

翌年の春の県総体では悔しい思いをし、夏の団体戦では5人で挑みました。そこでは秋の新人戦へ繋げる戦いをし、第4位。

その秋の新人戦では準々決勝、3位決定戦、2位決定戦と全てポイント3-2で勝利しました。この時、全てポイントをとったのは、2年生だったことも印象的でした。

最後の県総体では、最後の全国大会へのチャンスということで、本気で優勝を狙いにいきました。東海大会を狙う準優勝ではなく、その上を目指したのはこの学年が最初で最後かもしれません。

彼等が3年間で成し得たものは、とても大きなものです。

試合では沢山の感動を与えてくれました。沢山の感動を与えるためには、日々の努力、練習が全てです。本番のために、日々の練習に真摯に向き合っているからこそ、感動を与えてくれました。

引退後、受験前の勉強姿をこっそり見た時に、真剣な目つきこそ同じですが、またコート上とは違う姿に感動したのも覚えています。

今しなければいけないことに全力で向き合う彼等はかっこよかったです。

今後もきっとそれぞれの場所で活躍してくれることでしょう。

困ったらいつでも隣の仲間を頼ったらいい。

もちろん僕でも構いません。

本当に卒業おめでとう！！

3年間ありがとう。

5人からプレゼントを頂きました。家にで開封してみたら、タオルと名前入りのコップ。

『あきら』って。。

竹中やなくて、下の名前かい！！笑

めちゃくちゃ嬉しいです。大切に使わせてもらいます。ありがとう。

【卒業生の保護者の方々へ】

お子様のご卒業おめでとうございます。

振り返ると、入学からのあっという間の3年間でした。おかげさまで、お子様の成長を間近で感じ、改めてテニスという競技の素晴らしさを知ることができました。また沢山の感動をベンチという最高の観戦場所で何度か味わえました。笑

全ては保護者の皆様の日頃の部活動へのご理解、ご協力を頂いたおかげだとと感謝しております。

彼等の益々のご活躍を願っております。本当にありがとうございました。