7月16日(日)、東山公園テニスセンターにて、16歳以下ダブルスが行われました。
本校からは森下(2).野村(2)組が出場しました。
朝から昨日以上に暑く、午前中に行われていたシングルスでは選手が倒れるなど、過酷な状況での試合となりました。
試合はノーアドの2セットマッチ、ファイナル10ポイントタイブレークで行われました。
森下のサービスゲームで始まった1セット目序盤はしっかり普段通りの二人のダブルス展開が作れており、良いスタートでした。
野村のサービスゲームを2つキープできず、ゲームカウント2-5と苦しい状況にはなりましたが、そこからまだまだ二人も粘ります。
サービスブレイクにも成功し、ゲームカウント5-5と追いつき、野村のサービスゲームもしっかりキープし、ゲームカウント6-5とします。
流れもきていたので、このままブレイクして1セット目を奪いたいところでしたが、相手もしっかりサービスの確率が上がり、ブレイクチャンスを得ることができませんでした。
タイブレークでは、いきなりのミニブレイクをされてしまうなど、相手に常にリードされながらポイントが進みます。1度セットポイントを握りましたが、あと一歩のところで取り切れず、8-10で1stセットを落としてしまいました。
2ndセットにはいると、野村のサービスゲームはキープするも、逆に森下のサービスゲームがキープできなくなりました。二人のポイントの奪えていた展開を相手リターンによって明らかに封じ込まれてしまいました。それでも引き離されず、粘り強くプレーしましたが、ゲームカウント4-6でセットカウント0-2で惜敗でした。
やはり1stセットを取りきれなかったのは、大きかったですが、勝利まで本当にあと一歩だと思います。
大事な場面での1stサービスの確率がもっと良ければ…大事な場面でのリターンがしっかり入れば…
目標は全日本ジュニア出場、そして対戦相手はシード選手でしたが、ダブルスとしては、そこまで大きな力の差を感じなかっただけに、この結果は正直メチャメチャ悔しいです。
今回出場した森下.野村の二人のダブルスは、半年前の正月明けの冬季ジュニアでは、1回戦負け、中地区ダブルスでも優勝できませんでした。
個人力がそれなりにあるにも関わらず、二人がうまく噛み合わず、なかなか勝てませんでした。
そのため、冬季ジュニア以降、今大会で全日本を狙うためにも二人の成長を期待し、ペアを一度解消しました。
約半年間、違う選手と組むことで、自分のダブルスにおける考え方、プレースタイルも少し変化し、それぞれ新たな良さも見つかりました。
そして、二人のプレー内容は、明らかに変わりました。技術だけでなく、ポイント間の雰囲気も良くなり、粘り強さも増しました。
また移動中の車内、ホテルでの会話など聞いていると、この半年間、ともに部活を頑張っているからこそ築けた二人の仲の良さも感じました。
だからこそ、さらに悔しさも増してくるのですが…苦笑
しかし、もっと成長しなければ、東海では勝てません。
次は18歳以下というカテゴリーに上がりますが、厳しくなりますが、きっと二人は成長して、また戻ってきてくれると信じています。
大会前日には名張高校の選手と練習をして頂きました。
シングルス、ダブルスともに連日の試合ということもあり、愛知県に2泊させて頂きました。
選手もこの3日間で色々なことを経験し、色々なことを感じたと思います。
人の成長は7割が経験から、そして失敗も貴重な良い経験です。
保護者の方をはじめ、関係者の皆様、応援ありがとうございました。