3位決定戦は海星高校さんと対戦しました。
海星高校さんはノーシードといえども、第4シードの桑名西、第5シードの四日市にしっかり勝ち、ベスト4入りし、3位決定戦に回ってきました。個人戦でもベスト16.32の選手が揃っており、強いチームです。
8/16の練習試合では、相手校のレギュラー選手が1名いなかったにもかかわらず、実はポイント1-2で敗戦していました。
練習試合や準決勝での本校のオーダーとは、変更し
D 森下.野村
S1 齋藤
S2 村田
で挑みました。
まず最初に試合が決したのがS1齋藤。
相手選手は1年生エース。とてもストロークが力強く安定感のある選手です。
練習試合ではゲームカウント0-6で敗戦していましたが、なんとか相手のミスを拾い集め、ゲームをとるも、齋藤のミスがどうしても先に出てしまう展開になりました。最後はゲームカウント2-6で敗戦し、ポイント0-1に。力の差はもちろんありましたが、声をしっかり出し、完敗という雰囲気は出さずに最後までやり切りました。
そして次に勝負が決したのがD森下.野村組。6月の大会で出場した以来のダブルスではありますが、大会以降お互いがレベルアップしてのダブルスペアでした。16日の練習試合でも息が合っていたので、相手の2年生ダブルスも上手でしたが、経験も兼ねて今回の対戦で勝負させました。
試合でもしっかりと息のあったプレーができ、ゲームカウント5-2とリードします。
そこからが苦しみました。
相手選手の強気のプレーに押され始め、ゲームカウント5-3で迎えたサービスゲーム、デュース5回、マッチポイント2回を取り切れず完全に相手ペアの流れでした。
なんとか最後は食い止めたものの、ゲームカウント7-5と白星をあげ、ポイント1-1と並びます。
途中でお互いの集中力の欠けるアクシデントもありましたが、よく頑張りました。サービスゲームをほぼキープできたのが大きかったです。
そしてポイント1-1となり、チームの勝敗が決定するS2村田。
相手校選手も同じ1年生。練習試合ではゲームカウント6-1と勝利しましたが、やはり試合は違います。
相手のミスも少なく、ゲームを簡単には取らせてくれません。こちらもゲームカウント5-2とリードしてから苦しみました。
どうしてもゲームをとりたい焦りから、攻め急いでミスを連発してしまいます。なんとか最後は気持ちを立て直し、ゲームカウント6-4と勝利しましたが、最後はどっちが勝ってもおかしくない展開でした。
結果ポイント2-1で勝利し、高校選手権大会では創部史上初の第3位でした。
【左から森下.野村.岡本.齋藤.村田】
先輩たちの記録を超えることができました。
また今回の結果により新人戦での勝ち上がりやすさ、戦略の組みやすさが良い方向に傾いたので、間違いなく新人戦へと繋がる試合にできたと思います。
今回の大会を通して、やはり先輩たちの結果があってこその彼らの姿がありました。
団体戦2日前は、休みもなく連戦続きということ、また私も大会運営で練習を見れない事から、練習はオフにしていました。
大会が昼頃に終わり、コート開放されたので、都合があえば少し練習しようと会場近くの選手を呼び出そうとしたら、
『今、団体戦メンバーで練習していました』と返信が。
僕の知らないところで、自分たちで市内のコートを借りて、練習していました。
素晴らしい!!
まさか自分たちで練習しているとは思ってもみませんでした。それほど第2シードというプレッシャー、先輩たちが残したものを失ってはいけないという責任感もあったのだと思います。
その中で一つ順位は落としましたが、現在の力でよく頑張りました。
応援してくれた選手をはじめ、部員全員が一体となって頑張り
これぞ『津東』というチームの強さを見せてくれました。
みんなお疲れ様。
〈保護者を始め、関係者の皆様〉
まずはコロナ感染がまた広まってきている中、大会が開催されたことに関係の方々に感謝いたします。
また保護者をはじめ、応援ありがとうございました。今大会をもって夏の大会は終了しました。会場への送迎、昼食の準備等、夏休み中の部活動へのご協力、ご支援ありがとうございました。
また新人戦に向けてチーム一同、より一層頑張っていきたいと思いますので、ご協力ご支援のほどお願いいたします。