白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

それでもお母さんに会いたい

2008-03-07 02:39:29 | その他
泰君を見てくれているベビーシッターさんの一人、洋子さん。
前にも書いたけど、彼女のご主人は収入が安定しない仕事をしているらしく、とても厳しい生活のようだ。

泰君を見てもらっているのは週に一回月曜日だけ。
しかもグランマがイギリスに行っている間の臨時として入ってもらっているから、グランマが帰ってきたらその仕事もなくなる。
彼女にほかに仕事は見つかったか訊いてみた。

すると、彼女は旦那さんの弟さんの家に無給でベビーシッターに行っているという。
おいおい、生活苦しいんだったら、お金取れよっと思ったんだけど、どうやらその弟さんはもっと貧乏なんだって。
しかも信じがたいお話。

子供さんが4人いて、シングルファーザーなんだって。
こどもさんは11歳、8歳、6歳、そして2歳。
奥さんは男をつくって子供を置いて出て行ったそうな。

え~~?普通子供の取り合いでもめるけど、子供を置いていくってすごいねぇ。
お二人とも27歳。
すなわち、一番上の子が出来たのは16歳、高校生の時。

この時点で唖然としてしまうけど、まだ話は終わっていない。
しかもこの4人のこどものうち2人は、奥さんが浮気をして出来たこともで、その旦那さんの子じゃない。
はぁ~~~~?
そんなことってありますか?

生まれたときは自分の子だと思っていたんだけど、育つに連れて全然似てない。
似てないだけじゃなくて肌の色が全然違うんでおかしいと思って調べたら、親子じゃなかったらしい。

っとのこと。
アメリカは色んな人種がありますからね、その辺明確ですよね。

いやしかし。。。そんな話って本当に存在するのねぇ。。。

とんでもない母親でも、子供達はお母さんに会いたがっているんだって。
そりゃそうだろうなぁ、やるせない思いになる。

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2 コメント

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子どもは強し (haiji)
2008-03-10 20:38:36
うちにもそんな境遇の子がちらほらいます。。
「えっそんなドラマみたいな出来事が!?」みたいなことがやっぱ起きるんですねぇ今は。
でも子どもは強いです。
大人の心配をよそに、すくすくと育っています。
いつか爆発する日がこないように祈りつつ、ただ見守ることしかできない自分もまた切ないです。。
彼らの強さに逆に勇気づけられてしまいます~ 
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私もそうだけどさ (マー君のママ)
2008-03-12 02:50:41
まぁねぇ、他人の家のことを「ドラマみたい」なんて言っている私自身、ドラマみたいな崩壊した家庭で育ったんだけど。。。
それでも今ではまぁ、幸せな家庭を持ち、それなりにまともな方になった。

どんな家庭でそだっても、子供は育つ。
でも、親と同じ道をたどらないためには、成長する過程で、それを教えてくれる誰かに出会う必要があると・・・思う。
それは、先生かもしれないし友達かもしれない。

子供の人生、君なら変えられると思うよ。

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