白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

Spare the Air Day!

2006-06-23 05:05:51 | その他
大胆なことをするよなぁー、アメリカって。

Spare the air day!と名づけて、マイカーを使うことを控えるよう呼びかけ、すべての公共交通を2日間無料にするっていうんだから。。。

セントラルバレーやロサンジェルスほどひどくはないものの、サンフランシスコベイエリアも大気汚染がひどくなってる。
まー、それで思いついたんだろうけれど、経済的にすごい額にのぼると思うんですけどねぇ。

それで、いつもより電車が込んでいるかなぁっと、覚悟を決めて通勤電車に乗ったのだけれど、、、あぁ~んまり変わってない。
それもそうだよねぇ~。
公共交通で通勤が可能な人たちは、すでにしているわけで、電車がただになったからといって、通勤手段を代えれるわけではないのは当然のこと。
それに、いつもサンフランシスコに車で通勤している人たちは、一日25ドルの駐車場代を払っても平気なお金持ちばっかりでしょ、電車がただになったからって、数ドルけちって電車に乗るような人たちじゃぁないと思う。

そういえばずーっと昔、大学時代に「経済交通学」か「交通経済論」か何かそんな名前の講義を取ったことがある。
その中で、サンフランシスコベイエリアの色々な交通渋滞対策について習ったのを、うっすらと覚えてる。
日本がやらないような大胆なことを、このベイエリアはたくさんやっているから、世界のいい実験台になってるみたい。
っで色々な試みの末出た結論は、「公共交通を安くしても、マイカー通勤者は減らない」と言うことだった。

いつもと変わらない電車の込み具合がそれを物語っていますねぇ。

っでも帰りはそうはいかなかった。
どうやら、「せっかくバスも電車もただ」ということで、たっくさんのひとが町へお出かけしたみたい。
激混み!
朝の山手線に比べたらまだまだ甘いんだけど、それでもアメリカにとっては例を見ない満員電車。
少々の満員電車にはなれている私でも、それは日本での話。
臭い白人男に触れるのは、とても気分が悪かったわ。

往復6ドル70セントういたのはありがたいけど、もうこんな意味のないことはやめようよ~~~。


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