白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

カリフォルニアの「英語が出来ない人」人口

2006-11-29 15:07:01 | アメリカ生活雑感
今日の新聞で面白い記事を見つけた。
2000年に行われた調査の結果が今ごろ発表されたらしいのだけど、その調査によると、家で英語以外の言葉をしゃべっている人の人口は、カリフォルニア全体の40%にものぼるそうだ。
そして英語が「上手に話せない」人の割合は全体の20%!
じゃぁ、私は?っと言うと、もちろん家で英語以外の言葉を話す40%に含まれるんだけど、「上手に話せない」20%には定義上入らないみたい。

もし「あなたは英語が堪能ですか?」と聞かれたら迷わず「いいえ、しゃべれません!」と答えるだろうけど、私はアメリカの大学院を出ているし、プロフェッショナルとみなされる仕事をしているから、いくら「しゃべれません!」といっても、このグループには入らないみたいなんだよね。
ってことは、私みたいなのもいれると、英語が出来ない人はもっといるってことでしょ?
どう思う?

そう考えると、すごいよね。
日本では想像できないね。

カリフォルニアと一口で言っても、日本の国土くらいある広い州なわけで、田舎と都会では世界が全然ちがう。
ちょっと内陸に入ったら、右見ても左見ても白人ばっかりで気味がわるい。(っと言うと差別的で良くないかしら、「居心地がわるい」くらいの言葉にしておきましょう。)

きっとサンフランシスコでは私が考える以上に、英語が母語じゃないのに頑張っている人がたくさんいるんでしょう。
じゃぁ、そんなに英語ができないと意固地になる必要ないじゃん。

わかってはいるんだけど、、、私ほど英語で苦労している人はいないような気分になっちゃうのよね。
英語のせいで、惨めで屈辱的な思いを毎日している人なんて、何所を探してもいないような気分になる。
みんなが私を見下しているような気分になる。
っで、一人で落ち込んでいっつも「日本に帰る」と泣きべそをかく。


私って悲観的?そうかも

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