白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

言葉が追いつきました♪

2013-12-10 13:55:36 | 難聴・手話
一年前、三男が1歳8か月のころ、まだ最初の一語が出ていませんでした。
その時診断されたのは、言語レベルは生後6か月の赤ちゃん並。

それから補聴器を着けて、学校に行きだして1年、今回の査定で出た結果を見てびっくり。
なんと語彙レベルは3歳8か月と出ているじゃないですか。

目を疑いました。嘘じゃないかと。
それと同時に、涙があふれてきました。

スピーチセラピーの先生がいたので、恥ずかしくて一生懸命涙を止めながら言いました。
「これ、本当ですか?一年前はまだ1語目が出ていなかったんですよ。それが月齢を大きく上回る3歳8か月なんて、信じられません。」

そしたら、分厚い冊子を出してきて、テスト結果を見せてくれました。

中を見ると年齢別に問題と答えが並んでいます。

たとえば、花の絵を見ながら
「これは何ですか?」
という問題に対して、
「お花」と答えたら1歳から2歳「バラ」と答えたら3歳から4歳などの答えが載っています。
こんな問題を一回30分で何日にもわけてやるわけです。

そしてスコアを計算して何歳何か月の語彙レベルなのか出しているわけです。

問題を見ると、正解しているところは、確かに三男が知っている言葉ばかり。
すごい、本当に語彙レベルは3歳8か月なんだ。

文章構成の方も月齢並の2歳10か月と出ています。

追いついたんだ。たった1年で追いついたんだ。やったぁ。


1年前、なかなか言葉が出てこなかったころ、「もうこの子の口から言葉を聞くことはできないんじゃないか」と絶望的だったのが嘘のよう。









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