白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

アメリカに帰れない

2010-07-28 22:22:50 | その他
さぁ、長いようで短かった日本での3週間を終え、みんなでまた渡米の帰路についた。
ちゃんと2時間前に空港に到着。空港では千葉に住む伯父さん伯母さんがわざわざ見送りに来てくれていた。

さぁ、先にチェックインを済ませてゆっくりとお話でもしようか、っということでチェックインのカウンターへ。

私のパスポートとチケットを見て航空会社のお姉さんがいう、
「グリーンカードを拝見します。」
「は?クリーンカードなんてありませんけど。」
そこから大変なバトルの始まり。
グリーンカードがなければ帰国用の航空券がないお客さんを乗せることはできないという航空会社側。

これまで何度も日本に帰ってきたけど、今まで一度もグリーンカードなんて持ち歩いたことがない私。

あんたねぇ、突然そんなこと言われても困るのよ。
アメリカに着けば、私のデータは全部コンピュータに入っていて一目両全なんだから、なんでここで足止め食らわなきゃいけないの!

このねぇちゃんにいくら言っても意味がないのはわかっているけど、簡単には引き下がれない私。
「じゃぁどうしたらいいんですか?」
「アメリカ大使館に行って、書類を発行してもらってきてください。」
は?じゃぁ今日は乗れないってこと?
がが~~~ん。

あとで、よくよく考えてみたら、今までグリーンカードの提示を求められなかったのは、私のパスポートに移民ビザのハンコと、永住権保持者であることを証明するハンコが捺してあったからではないだろうか。
グリーンカードそのものは書類が受理されてから、受け取るまで何年もかかるのが普通で、その間「この人は永住権保持者です。」ということを証明するハンコをパスポートに捺してもらう。
でも、私のパスポートは10年過ぎたので新しいのに更新した。それで、もちろんそのハンコもないわけです。
私があほだったと言えばそれまでなんだけど、本当に今までグリーンカードなんて持ち歩いたことがなかったんだもん、考えもしなかった。。。

伯父さんと伯母さんがせっかく来てくれたというのに、すごく待たせてしまった上に、ゆっくりみんなで話す時間もなかった。
すみません。

っで、結局夫と子供だけアメリカに帰り、私だけ日本にとどまることになったわけです。

とほほほほ。

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