白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

たい君のワンワン

2010-06-08 22:51:23 | 子供
たい君にはお気に入りの犬のぬいぐるみがある。

保育園に行くときも、寝るときも、遊ぶときも、お出かけするときもいつも一緒。

実はおにいちゃんも全く同じものを持っている。
でもたい君にとっては同じものではないらしい。



あっちこっちに持っていくものだから、時々どこにおいたかわからなくなるときがある。
たとえば保育園に持っていったものの、もって帰ってくるのを忘れたり。
そしたらその夜は悲惨なことのなる。

「ぼくのワンワン、僕のワンワン」と泣いて寝てくれない。

それでおにいちゃんのワンワンをあげるのだけど、これじゃだめだと怒る。

一目ではわからないのだけど、よく見ると確かに顔が違う。

っとは言っても、本人もたまに間違えてお兄ちゃんのワンワンを抱っこしてしまうときがあるのだけど、自分のじゃなかったことに気づくと、床に投げつけて踏ん付けたりするから驚き。
お兄ちゃんのには愛着がないどころか、憎たらしい存在のようだ。

この心理はいったい何なんだろう。

それはそうと、ぬいぐるみを持ち歩く姿がかわいい。









この犬のぬいぐるみ、当然日本に持っていきまぁ~す。

日本の小学校

2010-06-08 14:50:24 | 子供
日本行きが近付いてきた。
体験入学でお世話になる小学校の先生とは、Eメールで連絡を取り合って、事前に準備を進めている。
たった2週間と言っても準備するものは多々ある。
まず教科書。
国語以外のすべての教科書を注文してもらった。

それから上履き、校章入りの帽子、体操服、ランチマット、雑巾、図書袋、音楽袋、など等、準備しなきゃいけないものが山ほどある。
それを一生懸命作ったり買い揃えたりしている私なのだが、一方マー君はというと、不安がって
「日本の小学校なんか行きたくないよ~。」
っと涙ぐんでいる。

まぁ、気持ちがわからないでもない。

マー君にとっては日本なんて外国なわけで、いきなり友達もいなければ勝手もわからないところに放りこまれるんだから、不安に感じないわけがない。

でもこまったなぁ、どうにかして説得しなきゃこの分だと本当に行ってくれない気がする。
まぁ、どうしても行きたくないって言うんなら、それはそれで仕方がないと私はあきらめられるけど、学校の先生にこれだけご迷惑をかけて準備を手伝ってもらいながら、「やっぱり行きません。」とはいまさら言えない。

ふーん、困ったもんだ。

何かいい案はないものか。