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マクベス森ノ宮ピロティホール(2)

2015-08-15 22:16:49 | 佐々木蔵之介さん
続きです。

マクベスのストーリーというのは超有名なので今更なんですが、スコットランドの将軍だったマクベスがスコットランドの国王ダンカンの窮地を救い、コーダ城の領主の称号を与えられます。

それだけでも名誉なことなのですが、そこで出会ったのが3人の魔女。

「いつまた会おう、三人で?」が耳についてしまって離れません。^^

蔵之介さんの演じる魔女たちは幼い子供の無垢さと老女の邪悪さが混じったいかにも人ではないものでした。

魔女の予言でスコットランドの王になるといわれてその気になっちゃったのですが、あれは予言だったのか?

マクベスのスコットランドの王になりたいという気持ちを当てられてしまったのか??

蔵之介さんのマクベスはそのことで苦悩しだんだんと崩壊していく。

同じ将軍のバンクォーは魔女の予言を聞いても動じず快活で、マクベスよりも器が大きいんじゃないのかしらと、マクベスからバンクォーに切り替わるときが蔵之介さん、バンクォ―演じるときは楽しかったのかなあと。

20人も演じていると好きなキャラクターとかどうしても出てきちゃいますよね。

上演時間は約120分、全部を演じるととても120分では収まらないので重要と思われるところをチョイスしているので全員を演じているのではありませんが、これだけのセリフを全部覚えるだけでなく、常に舞台を動き回っているので衣装が汗でびっしょり、これをずっと続けているなんて大変なことです。

開演前と舞台終了後では何キロか体重減ってるんじゃないか?それぐらい動いています。

厳しい暑さの中でお身体大丈夫なのかしらと心配になってきます。

でも観ているときはそんなことを忘れるぐらい気持ち持って行かれます。^^


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