昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

源平合戦の場(三草山)

2011-01-08 | 旅の風物
一の谷合戦の、搦め手に廻った義経の軍勢は、京都から西の「老いの坂峠」から丹波路に入り、篠山を通過してから、一気に南下して、須磨一の谷の西方垂水・塩屋に廻る予定だった。

 それを察知した平家軍は、丹波の国と播磨の国の国境で、食い止める作戦だったと思われる。

そして三草山に陣を構えて、源氏を待ち受けたものです。



 一の谷合戦の前哨戦となった三草山合戦を偲んで、その登山口を訪ねました。

畑コースの入口です。今回は登りませんが、以前に登った時にくぐった鳥居がそのまま残っている。かなり朽ちているが…。


畑コースは急な階段が多くて、山の尾根を3箇所くらい越えていきます。


案内板です。





次に南の山麓に廻り、鹿野コースの入口です



このコースが、最も歩きやすい。以前に来た時は、月に一回ボランテイアに人が山頂にいて、はんこを押してもらうというようなこともあったそうです。登山回数を重ねて、身体を鍛える目安にしたようだった。今はない。





鹿野コースと三草コースの案内図です。案内図で見る限り、三草コースが最も険しそうです。急な坂とくさり場まであるようです。




最も西のコースは、三草川沿いから道が分かれます。国道372号線を篠山に向うと案内標識があります。





三草コースの出発地点。山頂まで2.4kmとある。登山道の始まりはかなり疲れそうながら場の道ですね。
 



三草山の西の麓に南北に続く、国道372号線こそが、義経が平家軍に夜襲をかけた峠越えの街道です。こんなモニュメントがありました。


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4 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-01-08 05:39:24
一の谷の合戦は聞いたことがありますが
三草山合戦というのは初めて知りました
tetuさんのブログを拝見してると勉強になります
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アガリさんおはよー  (tetu)
2011-01-08 11:31:55
 一の谷が多く語られるのに、三草山は平家物語でも単純に扱われているので、陰に廻っているようですね。
 土地には義経ゆかりの事柄が、村の人の中に多く残っています。
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歴史の舞台 (地理佐渡..)
2011-01-08 19:02:48
こんばんは。

やはり一ノ谷が知られている分、こちらが
目立たぬ存在になっているのでしょうね。
それにしましても手軽な登山が楽しめそうな
山でもあるようです。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2011-01-08 19:23:45
 こんばんは。この時の義経の進路に沿う里や村には、今もって名残りの地を案内できる古老が居られます。
 東海自然歩道のコースにも組み込まれています。
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