昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

西ノ京薬師寺に春を求める3

2016-02-04 | 歴史・文化遺産
ここの伽藍の脇道の梅並木に期待を寄せていたんです。
まだ少し早いようでした。


並木と言うにはあまりにも短いのですが、以前には、紅白の梅が良く咲いていました。



この細い枝には、オートマティックのカメラではピントが難しい。三脚を持つほどのマニアでもない。




白梅は色が抜けてそうなるようで、やや緑色ですね。丸い蕾がいいようで…。


この緑色は、葉緑体の色でしょうね。光合成をしていたりして…。



白が早く咲くのでしょう。




これは上手くピントが合ったようです。



紅梅との中間雑種かも。紅梅と言うのでしょうね。


思いっきり接写しました。雄蕊の数は何本? 5の倍数と教わりましたが。

西ノ京薬師寺に春を求める2

2016-02-03 | 歴史・文化遺産
薬師寺の境内は、後日にアップします。
外から垣間見た中門。




門前を通過して、東の方に向かいます。寺域の外に観音池がある。鴨が泳ぐ池の向こうが地元の集落です。



集落の大きな規模の家の塀越しにロウバイが満開。



集落の中のこの一角は、大きな棟瓦が、幾重にも重なります。玄関・門長屋・蔵・中庭の塀・更に奥の棟など。



西に傾く日の名残り、鰯雲の下には、薬師寺の東塔を覆う囲いが見える。



薬師寺の北門まで来ると、左が北になる境内図があった。玄奘三蔵院伽藍を今一度…とも思っていた。




この新しい伽藍は大変行儀がよろしい。
ここの境内の梅を見に来たのだったが、少し時季としては早くて残念。



西ノ京薬師寺に春を求める

2016-02-02 | 歴史・文化遺産
奈良薬師寺に着いたのがpm2:30頃でした。
西塔の裳藻(もこし)を含めた優雅な庇を持つ三重塔が顔を覗かせる。青空をバックに姿がよろしいようで…。


伽藍を囲む土塀は、観光客の眼の少ない場所は、古代を感じる瓦が落下寸前である。



境内の西側に接して近鉄特急が走る。



近畿地方を東西に横断する特急も持っている天下の「近鉄特急」である。



特急でない車両の外装色は、マルーンです。素朴と言える踏切ですね。



夕刻も近いこの時間、境内には入らずに、周辺の村里を歩きます。…梅一輪一輪ほどの暖かさ…



村の豪邸の庭に咲く紅梅が元気です。



遠く東方に、若草山・春日山が霞む。ここ西ノ京でした。


武庫離宮公園(須磨)

2016-01-24 | 歴史・文化遺産
風邪を貰ってしまった。
明治天皇が御臨幸されて、神戸の須磨の背後にあるが「武庫離宮公園」と名をつけたものです。



大きなテラスからは大きな噴水が上がり、西洋風の広い庭園が広がり。その向こうに大阪湾の南岸が見渡せます。




ここの植物園も、古くからよく知られ、十月サクラが数十本ある。




そして、赤い実のなるコクチナシの実が出来ている。



新西国33観音第4番水間寺

2016-01-17 | 歴史・文化遺産
新西国観音巡りは近年になって制定された。
ここ水間観音は河内の国にあって、関西の歴史ではなじみのある古刹である。
かつて、作家今東光が住職を務めた時代があり、多くの作品を残している。


庶民に愛される古刹である。



弥勒菩薩の生まれ変わりと言われる布袋さんが、本堂の向かいに祀られる。七福神の一人。


「お夏清十郎」の文学作品は、
姫路の宿屋「但馬屋」の娘「お夏」と手代「清十郎」の悲恋物語。井原西鶴・近松門左衛門・坪内逍遥らの作品に登場する。




裏門と言ううのか、門前に、気の良い女性の出す「ぜんざい」が美味しかった。


※ 新西国33観音巡りと言うのは、大正年間に関西の各新聞社が制定したと言う。


當麻(たいま)寺2

2016-01-16 | 歴史・文化遺産
東の端の仁王門から、境内は西の方へ少し上り勾配で続きます。

南側の丘の上も境内の中で、そこには西の三重塔が見えます。



片隅に手水鉢があった。尻尾のない水神様がお守りしています。




傍にもう一つの泉水がある。何と中央に中将姫が立っていた。ハスの花の上に、すっくと立つ。10頭身はありそう…。


彼女の由緒が銅板にあるが、さび付いていてよく読めませんね。
鎌足の娘として生まれ、迫害を受けながらも、当麻寺で尼僧になられる。29歳の春に往生したと言う。
この話は、謡曲・歌舞伎・浄瑠璃などでも上演されている。



台座の池には、赤い金魚が泳ぐ。




西の塔の九輪が見えてきた。ここの東西両塔の九輪は、数えてみるとそれぞれ八つの輪で出来ている。








當麻(たいま)寺1

2016-01-15 | 歴史・文化遺産
花の寺「石光寺」の南隣りの當麻寺(たいまでら)に向かいます。
腹ごしらと、山門前の食堂に入る。いつもここに立ち寄ります。

この店の前栽には、寒牡丹の立派なのがあり、侘助と言う名のツバキの品種で、花が全部は開かないのが鑑賞できます。





仁王門をくぐります。

阿吽の仁王様です。



西方浄土から奈良の都へ、阿弥陀如来が来迎すると言う古代貴族の信仰の山「二上山(ふたかみやま)」が裏山になります。
この二上山の鞍部から来ると言われていました。(阿弥陀来迎図など)



振り返って、西の方角を見ます。當麻曼荼羅のある本堂からの眺めです。遙か遠くに飛鳥三山の一つが見えます。



この地図では枠の外に曼荼羅のある本堂があるのですが…。



悟りを見たか

2016-01-08 | 歴史・文化遺産
ご霊験あらたかな厄神さんの暦よりアップします。どれも、それぞれ味があって一年間納得しながら生きていたい。



感謝の心と微笑みが宝物です。




笑顔もそうですが、慈しみを忘れずに…。




感謝を忘れずに、丸く丸く、優しさの中で生きていたい。

錦秋の勝尾寺③

2015-12-18 | 歴史・文化遺産
紅葉の季節があれよあれよという間に、過ぎ去って行きます。観音様の裏の丘の上に着きました。
振り返ると、この丘は浄土で仏の世界です。山門の屋根が下に見えます。



そして、たどり着いた仏塔の高台の周辺も赤一色の紅葉。



ダルマをここにも並べてる善男善女です。




ダルマに護られて建つ本堂。納経書に文字を入れてもらえるところ。




左:本堂正面。                            右:黄色のヤマノイモの葉と赤いナンテンの実



浄土から地上界に降りてきたような感じがする。隅から隅まで、よく行き届いた庭園である。