ベッドで過ごすようになった鈴である。
ガウンに包まって眠るのである。
その姿は、まるで天使か妖精である。
そして、いかに天使でも、ちょいと邪魔な時はある。
ニンゲンの就寝時である。
お布団をちゃんとセット出来ない。
何か?
布団を鈴の上に強制的に掛けてしまったら、
鈴は直ぐにここから去ってしまうのだろう。
仕方ないので、ニンゲンはこのまま端っこの方に入る。
ねぇ、お布団の中に潜りに来ない?
・・・・・・。 微動だにせず。
んで、そのまま寝るんかーい。
イイけどさ。
ニンゲンが端っこで遠慮がちに寝てても、
夜中にふと目を覚ました時、
経験上、鈴はそこには居ないのだ。
そんな時、
何の為にこうやって隅っこで、と思うのだ。
真夜中に。
虚しい。
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