randyの呟き

二代目猫・鈴と、な~んてことのない毎日。

ガウンの御用納め。

2017-04-23 15:06:43 | ペット


         フミ、 フミ。


         フッフッフ~。

鈴は、この茶色いガウンが好きだ。

夜、ニンゲンの布団の上にこのガウンを敷き、
その上をポンポンとたたきながら、おいで、と言うと、
すぐに飛び乗ってきて、盛大なフミフミをするのだ。

だから、随分と暖かくなったこの頃、
このガウンはいつまで敷こうか、と悩んでいた。
そしてそんな悩みは、鈴が思い切りふっ飛ばしてくれた。

ガウンの上にゲロをしたのだ。

勿論、撤収して洗うしかない。
夜、布団の上には、代わりのひざ掛けを敷いた。

ベッドに上がった鈴は、
暫くそのひざ掛けのそばをウロウロクンクンして言った。


        違う。 これじゃないよ。

と言われても、どうしようもない。
ガウンはハンガーで干されてるし、
それに4月ももうすぐ終わる。
乾いても使う気はない。

無視してたら、ふて腐れた。
普段は居たことのない、
ドレッサーと壁の三角空間で。


       ムッス~~~~。

しかもその上には、


たまたまだろうが、干されたガウン。

きっと鈴は、


    なによなによ。なんでこんなイジワルすんのよ。
   私が茶色の上で寝るって知ってるくせに。
    もうアッタマくるーーーっ!

と思ってるに違いない。

元々の原因はアンタにあるんだよ!
と言って理解してもらえたらなぁ~と、
虚しさがこみ上げるニンゲンであった。

コメント
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