今日はとても寒い日であった。
1日の仕事を終え、我が家に戻ると、
鈴の出迎えが無かった。
部屋に入り、荷物を下ろしても鈴は現れない。
部屋を見回してもどこにも鈴の姿は無い。
ところで、私のベッドには窓辺に寄せて
三つ折りにした布団を置いている。
多分その中だろうと手を差し入れると、
果たして鈴はそこにいた。
その後も暫くはそこから出ては来なかった。
いや、別に出迎えなど無くても良いのだ。
同居人が戻って来たからといって、
寝てるところをわざわざ起きてこなくても。
ただ・・・、ただね、
先代の時から数えても、
こんなことは初めてだってこと。
こいつ、最近真ん丸。