群れる人々

アメリカでいま新型コロナウイルス以上に深刻な問題になっているのが、人種差別問題による抗議活動や暴動です。

ミネソタ州に住む黒人のジョージ・フロイドさんが白人警察官の膝で8分以上首を押さえつけら殺害された事件に対する抗議活動がアメリカ全土に拡大。「#BlackLivesMatter（黒人の命を守れ）」というスローガンのもと、黒人差別に反対する人々が各地で抗議活動をし、一部で暴徒化も起こっている。

ショッキングな動画により犯行警官は速攻免職処分になったそうで、警察側もそれなりの処理はしたように思いますが、何がここまで大事になっているのでしょうか？日常的な人種差別はもちろんのこと新型コロナウイルスによるストレス、医療制度への不満など日本以上の格差社会の影響が根底にありそうです。

そんな政治的メッセージの発信はレディー・ガガ、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデなどの著名人だけでなく、ネットフリックス、ナイキ、ツイッター、ユーチューブ、TikTokなど多くの企業もSNSなどを通じて、行っているそうです。

こういうネット上の動きはある程度静かな運動なのですが、問題は実際のデモ行進です。人は集まり群れることによって行動が過激化することが多いのです。デモでなくても例えば盆踊り。郡上踊りの徹夜踊りなんか暴動にはならないものの踊る人々は相当な解放感を感じています。阿波踊りなんて「踊るアホウに見るアホウ」ですからね。それほど群れるということは狂気なのです。

だから目的を共にしたデモ行進だと対する警官隊と衝突することがしばしば起きます。香港でもそうです。そしてデモ行進の参加者のなかに無法者がいると破壊・略奪行為が発生します。かつて起こった中国の日本企業排斥運動でもそうでしたし、日本でも毎年起こるハロウィーンの乱痴気騒ぎや一部の成人式でもそうですね。

起こすのは一部の無法者ですが、彼らもひとりで実行することは少なく、群衆の熱気に便乗するのです。だから群れるのも良し悪しです。最近流行りませんが、マフラーを外したオートバイで騒音をまき散らす輩はいまだに存在します。そんな頭が弱い方々がどうして便乗してくるのでしょう？群れる熱気が好きなのでしょうか。だからこそ言えることは群れても静かに行わなければあかんということです。熱くなると非社会的なレッテルを貼られることが多いからです。

いみじくも殺害された遺族（弟）がニュースで話していました。
「デモに参加している皆さんは私たち遺族の半分しか悲しみはないのです。その私たちは暴動や略奪を行っていません。なのに、あなたがたは何をやっているのですか？（What are You doing？）」

その通りだと思います。悲しみによりそい、静かに抗議したりメッセージをあげるのならともかく、群れに便乗して暴れる人々は許せません。こんな輩と同じと思われたくないですよね。そんなこともあって私は群れるのが嫌いです。


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２年目のオカワカメ

昨年６月に航空便で取り寄せたオカワカメ。
それなりに茂って８月初めには食べられるくらいになり、１０月には花が咲いて１１月には上物が枯れました。
元は球根なので、株に土をかけて保温の真似事をしておいたところ３月末には買ったころのような芽が１株から何本も出てきました。

そして４月末には下左２枚の写真のようにつるも伸びてきました。



さらに１ヶ月たった５月末には上右の写真のようにネット全てにからみつき、１昨日の記事にしたリンゴ（世界一）の枝にはみ出したつるが巻き付き、絶賛繁茂中です。

ここまで大きくなれば完璧です。毎朝葉っぱを採って納豆や味噌汁に入れて美味しくいただいています。
今年もオクラとクウシンサイを種まきして育てていますが、まだ小さいのでこの時季オカワカメは貴重で重宝しています。


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