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峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

おなじ非正規なのに?

2020年10月15日 | 時事ネタ
「おっかしいんじゃないの?」
郵便局の非正規契約社員の「待遇に不合理な格差」最高裁が違法の判断。

NHKニュースで冒頭の見出しを見た瞬間、思いました。ほんの2日前に同じ最高裁が「大坂医科大学」と「メトロコマース」では非正規従業員に賞与や退職金が支払われなかったのを「不合理とまでは評価できない」との判断を示したのにですよ。

NHKも相次いで出された判決の結果が違うことを、
東京大学社会科学研究所の水町勇一郎教授は、非正規労働者と正規との格差をめぐって、14日と15日に最高裁が出した5件の判決について、「おとといの判決ではボーナスや退職金は影響が大きいこともあって注目されていたが、企業側の経営判断が重視される結果となり、一方、きょうの判決ではそれぞれの手当などの趣旨が重視された。
と各種手当と賞与・退職金との違いとコメントしています。

しかし、本質は政府が進める「同一労働同一賃金」で「正規社員と同じ仕事をしているのに何で差があるの」ってことです。それは賞与・退職金と各種手当・労働待遇とそんなに違いがあるとは思えません。

私が真っ先に思ったのは日本郵便では非正規社員が18万人あまりいて、影響が大きいこと。もと郵政省で半官半民みたいなところ。賃金闘争だけではなく労働待遇全般を争点にしたことで最高裁でも無視しづらい現況を提起したことによるのでしょう。

日本郵便は元お役所日の丸的な組織なるがゆえに職員が闘争慣れしている。元郵政は簡保の不正や採算度外視の商品構成など、官がゆえなる殿様商売を継続しており、最高裁も日本郵便にさらなる変革を求めたということでしょう。かたや民間はそこまでのネットワークやパワーがなく非正規社員側が敗訴したのでしょう。

おなじ金融機関の銀行でも上記の民間会社と似たようなものではあるのですがね。

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