夜は目からの情報が減るぶん他の感覚が敏感になるのかもしれない。駅から家に帰る道すがら、やけに甘ったるい濃厚なバニラの香りが鼻につく。その正体は白い花なんだが、名前がわからなかった。今朝、確かめてやろうと思って名前の書かれたプレートをさがしたら、あった。くちなし、と書かれていた。渡徹也が「お前のよお~な~、花~だあったあ~」と歌った花だった。
くちなしの花を知っている人なら、名前を聞いただけで、あの甘ったるい香りが思い出されることだろう。しかし、くちなしの花のような女とは? 香りを知ってしまうと、ただの清純な女とは思えなくなってしまった。
色白でちょっとポッチャリ系。控え目で口数も少ないが、実はM でドスケベ。ひつこいくらい甘えたがる。最初のうちは、男も楽しかろうが、たいてい、「こんな女とおったらダメになる」と気づき、別れてしまうのだ。で、別れたものの、なんかもったいないことしたような、ばかな男の歌やったんか。
ソフィア・ローレンのひまわり、が観たくなった夏の入口の夜。
くちなしの花を知っている人なら、名前を聞いただけで、あの甘ったるい香りが思い出されることだろう。しかし、くちなしの花のような女とは? 香りを知ってしまうと、ただの清純な女とは思えなくなってしまった。
色白でちょっとポッチャリ系。控え目で口数も少ないが、実はM でドスケベ。ひつこいくらい甘えたがる。最初のうちは、男も楽しかろうが、たいてい、「こんな女とおったらダメになる」と気づき、別れてしまうのだ。で、別れたものの、なんかもったいないことしたような、ばかな男の歌やったんか。
ソフィア・ローレンのひまわり、が観たくなった夏の入口の夜。