Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

世界侵略:ロサンゼルス決戦

2012-01-02 23:07:00 | Weblog
今日は一日中家にいて原稿を書いていた。で、飯食ってから「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を観たのだ。

悪逆宇宙人との戦争ものなんだが、おもろかった。後半、まじ泣いてしまった…。映画館で観てたらやばかった。この映画もあまり評価が高くなかったんじゃなかったかなあ。主人公に負い目があったり、若い兵士が人間的に成長したり、きちんとドラマができてる。その点じゃミッション・インポッシブルより上でっせ。この手の映画を評価したら自分の価値が下がると評論家は思ってるんだろうなあ。

で、感動していたところにネットのニュース見たら、平田容疑者は最初に警視庁に出頭して、警備に所轄に行けっていわれていったってのはどうよ。力抜けまくるなあ。警察も民営化するか? えっ? おら! ちゃんと仕事せい!

ディーン・マーチン

2012-01-02 11:14:28 | Weblog
ミッション・インポッシブル関連なんですが、ええところでディーン・マーチンの曲が使われており、ディーン・マーチンファンとしてはにんまりでした。
ディーン・マーチンを知らない人も多いと思いますが、ジャズボーカルのスターの一人で、シナトラ一家の一人です。で、ハリウッドの映画にも多数出演。この人が脇役で出ている映画は悪い映画を観たことない。10代前半、サンテレビでよくB級洋画をよくやっっていて、しょっちゅう見かけました。
ジャズシンガーとしては甘口の部類に入り、キャラクターとして言えばずばり「ドリーマー」。とはいえ、どこかの国の鼻たれや無責任なあおり型とは違い、それなりに苦い酒も飲んできた大人がみる夢なんだから味がある。
トム・クルーズは大のジャズファンで、それは「コラテラル」でも全開なんだが(マイルス・デイビスのクイズのシーンは思わずふいてしまったり、ライブを観るシーンでは素にもどって楽しんでいる)、彼がディーン・マーチンを選んだことにメッセージがあると思いたい。「つらい世の中だけど夢を見ようよ」っていうような。
で、もひとつミッション・インポッシブルを深読みすると、もうアメリカはロシアを仮想敵国にはしてなくて、仮想敵国をBig-Cにしたいところだが、それするとあまりに露骨なんでお茶にごしました、ってところなんかなあ。どっかのせんせが言うてたけれど、「戦争はすべからく宗教戦争」なんだと。金と資源を神とするBig-Cが相手だとなかなか話が作りにくい。金と資源に背を向けるヒーローとなると、アーミッシュかエスキモーしかおらんがな。

末社もきちんとおまいりしよう

2012-01-02 08:57:57 | Weblog
初詣に行く人も多いかと思いますが、末社もきちんとお参りしてますか? 実は末社のほうが、本来そこの原住民から祀られていた神様が祀られている可能性が高いのです。たとえば天満天神は菅原道真の祟りよけで、道真さんが主神と思われていますが、もとは大将軍社です。
日本の神様には、国つ神と天つ神がおりまして、天つ神は天孫降臨して日本を統一した=国つ神を祀る原住民を支配下に置いたと考えられています。これは神話時代の話なんですが、歴史時代でも、「倭(やまと)」と「日本」が並立していたこともあり、神様もそれぞれの系統があったはずです。現代を生きる私たちも、もとをたどるとどちらかに帰属していたわけで、天つ神の子孫が、国つ神のとこにお参りに行って願い事しても、国つ神の神様としては「カタキの子孫が、何図々しいこというとるねん」と思われるのがおち、なんて考えるのは俺だけ? 自分が生まれた土地の神=産土神や今住んでいる場所の地主神には無条件でお参りすべきとはおもいますが。