Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

大阪は天下の台所

2006-11-14 12:38:27 | Weblog
と言った一人に西鶴がいる。この言葉が、いまだに大阪人のプライドを支えているということに異論はないだろう。
しかし、「天下」の解釈いかんで、意味が大きく変わることを教えられた。
「天下」は天下一とか江戸よりすごい、という自負や自慢ではなく、「江戸幕府という国構えの中での」というくらいの意味らしい。その言葉を東京への対抗意識から、昔は大阪の方がすごかったと言いたいがために引き合いに出すのはちょっと勘違いだろうな。
確かに一大物流拠点ではあったが。
むしろ商人だけでも都市経営ができると慢心したがゆえに、今日の低迷を招いたと考えられないか。
こんなことを大阪人にいうと、えらいバッシングに合うが、リーダー不在、人材軽視、決断力の欠如という大阪の有様をみるにつけ、何か根本的なところで勘違いがあるとしか思えない。

そば屋の発祥の地は大阪だった!

2006-11-14 00:36:53 | Weblog
江戸っ子が怒りそうだが歴史的事実なんだから仕方ない。
名前を「砂場」という。
時は大阪夏の陣とか冬の陣とかそのころで、戦をしに来たもののふにそばを出し始めたのが日本でのそば屋の始まりだったんだと。
場所は西区西大橋駅のすぐ北の公園の一角。
「ここに砂場ありき」の石碑があって、? と思っていたのだ。だって、砂場があったら今も砂場つくってたらエーやんけ、変なの、と思ってたのだ。
なるほど、日本最初のそば屋だったのね。長堀を船に乗って食べにきたんかな? その頃から長堀ってあったんかな?