選手権前日の話
前日は午前2時に起床、3時に自宅出発し、途中数回の休憩、河口湖到着は7時でした。
準備もろもろして、8時に出船…。
ただ、今思えばこの時点で異変には気付いた。
「なんか船のエンジン音がおかしいよな…でも先週もこんな感じだったし、全速力の時は全然問題なく走れたから大丈夫だよな…」
と思いながら、河口湖大橋を超えてエンジンフルスロットル「さあ、行くぞ!」と思ったら…
全然走りません…、そしてついにはエンジンストップ…。
すぐ富士五湖ボートサービスの小山田さんに電話して修理を依頼し、30分後にグラブワンドで修理開始。
が、どうやら「スイッチボックス」という部品が逝かれているようで、その日のうちの修理は不可と判明。
「同じ型のスイッチボックスがあれば直せるんだけどね…」ということで、さざなみにある船のエンジンで替えにならないかを確かめてみたものの同じ型ではなく、途方にくれました…。
「これは明日あさっては自分の船では出れないかもな…」と思い、代わりの船をいろいろ探しました。
が、いろいろな事情でなかなか代わりの船も見つからない状況。
「明日あさって出場できるのか?」まで追い詰められました。
とそこに朗報が、
西湖「花しのぶ」の水野さんの知り合いの人で、僕と同じ型のエンジンを使っている人がいて、その人のスイッチボックスを貸してもらえることになりました。
富士五湖ボートサービスの小山田さんによる取り付けで、無事エンジン復活。
この時、前日プラクティス終了時刻の30分前、15時半でした。
もうプラクティスの時間は残されておらず、エンジン動作の確認で前日プラクティスは終了しました。
結局前日プラクティスでは釣りがほとんどできず、湖の様子はわからず。
それはそれで不安でしたが、それでも前週のプラクティスのことをやりきることを決めていたので
そんなに気になりませんでした。
なにより「自分の船で出場できる」という安堵感が勝っていた感じで、
「もうこれだけでも充分だな、釣り方や場所は先週の段階で決めてきたから、それをやりきるだけ。
それで明日あさって釣れなかったら仕方ないね。」
と、いつもどおり「花しのぶ」で夕食をとり、花しのぶの隣の隣の隣の温泉でのんびりした後、車の中で眠りについたのでした。
「バスプロ選手権1日目」へ続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます