今日のタイトルを見ると「今さら?」と思う人もいれば「何の話?」と思うかもしれないけど、
最近あまりにもウンザリすることが多くて、少し吐き出そうかと思いまして。
「何にウンザリしてるか」というと中日ドラゴンズです。
ただウンザリしている対象は成績不振のドラゴンズではなくて、「監督批判・フロント批判」にウンザリしているわけです。
ネット上にもいっぱいあるし、さらにそれが意外と自分の周りの近くにいるから余計にうんざりしているわけです。
何でもかんでも監督やフロントを批判すればいいみたいなものもあれば、「その批判がおかしくない?」っていうものが結構あるように思う。
おまけに僕に言わせてもらえば、マスコミ報道がひどいっていうのもウンザリする要素の一つなんですけどね。
別に僕は現監督信者でもなければ前監督のアンチでもないけど、あるブログでは自分は「まともな中日ファン」ではないらしいです。
まあそういうのは放っておけばいいんだけど、どうやら僕はそれができない人間で見ちゃうんです。
放っておこう、気持ち切り替えて。
ただあえてこれだけは僕の考えということで吐き出しておこうかなと思うわけであえて書いてみます。本来は釣りブログですが。
去年、中日ドラゴンズでは俊足・守備のスペシャリストの英智選手が引退しました。そして引退した英智はそのまま2軍外野守備走塁コーチに就任し、現在若手の指導にあたっています。
別にこれ自体はおかしくないと思うんですが、英智引退にもいろいろ意見があって批判もあるわけ。
批判っていっても英智を批判するんじゃなくて、引退させた首脳陣・フロントに対する批判なんですわね。
「英智はまだまだできる」までは理解できるにしても、「英智を使いこなせない監督が悪い」「監督が辞めろ」「前監督だったら使いこなせた」っていう批判…僕はウンザリ。
あまりにウンザリしちゃったから、あえてここで僕はこの英智引退をどう考えているのか?という意見を言いたかったわけ。
(プロ野球ネタってブログとかのSNSだと炎上しやすいネタらしいけどね)
僕の意見はこうです。
英智引退は将来のドラゴンズのためです。
英智の守備力・走塁能力は、おそらく昨年の段階でもチームトップクラスいや球界トップクラスだったと思います。
ただいかんせん、打つほうがイマイチだった。打てたらそれはそれは恐ろしい選手だっただろうなあ…と。
それに英智の年齢もベテランの域を迎えた30代後半…これから急に打撃が向上するかと言われたら…?疑問です。
そしてチーム自体が若返りを求めらているわけです。
英智には及ばないものの、守備ができる・足が速い選手は若い選手にはいることはいるし、若い分伸びる余地や時間はあるわけです
(とはいってもそれがなかなか難しいんですが…)。
英智の打撃がこれから伸びるのを期待するか、英智より若い選手を伸ばすこと、どちらをこれからのドラゴンズが取るかという選択だったと思うんです。
そして後者を選んだというのが結論じゃないでしょうか。
また重要なのは英智の処遇です。2軍外野守備走塁コーチを打診したことです。
英智の高い守備・走塁能力を買っての打診だってでしょう。さらにまだまだ動ける英智がコーチで後進を指導できるというのは若手に非常にメリットがあります。
それこそ英智コーチがお手本を実演することもできるし、それを見た選手が「現役を退いたコーチに現役の自分が負けてなるものか!」と躍起になることも考えられます。
また中日ドラゴンズの課題として、若手選手の育成もありますが更に「コーチの育成」というものもあります。
恐らく中日球団は英智に「生え抜きの名コーチ」になることを期待しているのではないだろうかと思うのです。
最近の中日批判(特にフロントや首脳陣に対する)でよく目にするのが、
「コーチをOBで固めた天下りの無能な人事」みたいなことです。前監督時代は生え抜きのコーチも何人かはいましたが、他球団出身のコーチが非常に多かった。それで結果を出していたから、今の状況が納得いかないし腹が立つみたいなんですね、今いろいろ批判している人は。
でも僕は少し違うんじゃないかと。「OB大切にするのが悪いことなの?」というのが僕の意見。
コーチだって経験させなきゃ、育つわけがないと思うんです。今の中日はそれをやっているということです(これ以上書くと本題からずれるので省略)。
英智は名コーチになれると期待されて、現役を退いて2軍外野守備走塁コーチ就任を依頼されたというのが僕の憶測(だって実際のところは本人しかわからないから)です。
「現役として役に立たないからではなくて、それ以上にコーチとして力になってほしい」というのが、球団の意向だったのではないだろうか?と私は思うのです。
「じゃあ選手兼任コーチじゃだめなの?」という意見もありそうですが、それは難しいでしょう。兼任だと育成はできないです。選手として1軍にいたら2軍選手を指導できないし、自分と同じ1軍選手を指導というのは試合への出場機会をうかがうライバルとして違和感だし、じゃあ2軍に選手としていながら2軍選手を指導するのも1軍を争うライバルとして違和感だし、何より選手業・コーチ業が中途半端になるでしょう。だから兼任コーチはなかったでしょう。
以上が僕の「英智引退」に関する考え方です。
たま~にですが、ナゴヤ球場に中日ドラゴンズ2軍戦の見に行きます。
試合前のノックを打っている英智コーチを見るのも2軍の試合を見る楽しみの一つになってます。
ぜひ、1軍で活躍できる選手を1人でも多く育ててほしいです。
まあ中日ドラゴンズ批判に対する批判?意見は他にもあるけど、あくまでこのブログはバス釣り中心なんでこのくらいにしておきます。
最後に念押ししますが、私は高木監督信者でもないし、アンチ落合監督でもありません。高木監督は高木監督で頑張っていると思うし、落合前監督は素晴らしい結果を残した名監督だと思います。ただそれぞれ良いところもあれば、?っなところもあるっていうことです。