昨日はサロ481を色差ししましたが、そのときに以前こんな面倒なことをしたことを思い出しました。
まずは、ご覧いただきましょう。
椅子の表地を黄緑色で、背板をクリーム色で塗り分けてあります。
このスハ44形は1951(昭和26)年の製造ですが、
このころは椅子の裏側まで、全体をくるむようには、モケットで被わなかったのですね。
さすがにこんな手間を掛けて椅子を塗った車両は、これだけです。
じっさいに工作したのは、もう5~6年くらい前のことです。
色差しをするときには、この本が大いに参考になりました。
「背ずりは背面以外には木部をあらわさず、グリーンの純毛モケットで包み、……」
という記述がありましたので、このように塗ってみたわけです。
また、枕カバーについては、このように記述されています。
「最近流行の塩化ビニールフィルムで作ったおおいを、最初からかぶせておくことを試みた。」
「色は半透明のウグイス色で3ヵ所にJNRの文字を白色で入れてある」
いくらなんでもこれではちょっと、塗ってもあまり目立たないのではないかと思いまして、
色差しは省略しました。
このほかにも、スロ60形やマシ35形の室内の配色に関する記述もありまして、
講和条約発効前の日本に、戦後復興の象徴のごとく現れた特急専用客車に思いを馳せながら、
色差しを進めた思い出があります。
さて。手間を掛けた効果のほどは?
向こうから走ってくるときには、こんな感じでモケットの色が鮮やかです。
逆に、走り去るときにはこんな感じで。
室内灯もつけましたので、ちょっと色の変化が愉しい編成です。
デルタ線で編成丸ごと方向転換していた客車特急ですから、すべての椅子の向きが揃っているので、
こういうマネができました。
まずは、ご覧いただきましょう。
椅子の表地を黄緑色で、背板をクリーム色で塗り分けてあります。
このスハ44形は1951(昭和26)年の製造ですが、
このころは椅子の裏側まで、全体をくるむようには、モケットで被わなかったのですね。
さすがにこんな手間を掛けて椅子を塗った車両は、これだけです。
じっさいに工作したのは、もう5~6年くらい前のことです。
色差しをするときには、この本が大いに参考になりました。
「背ずりは背面以外には木部をあらわさず、グリーンの純毛モケットで包み、……」
という記述がありましたので、このように塗ってみたわけです。
また、枕カバーについては、このように記述されています。
「最近流行の塩化ビニールフィルムで作ったおおいを、最初からかぶせておくことを試みた。」
「色は半透明のウグイス色で3ヵ所にJNRの文字を白色で入れてある」
いくらなんでもこれではちょっと、塗ってもあまり目立たないのではないかと思いまして、
色差しは省略しました。
このほかにも、スロ60形やマシ35形の室内の配色に関する記述もありまして、
講和条約発効前の日本に、戦後復興の象徴のごとく現れた特急専用客車に思いを馳せながら、
色差しを進めた思い出があります。
さて。手間を掛けた効果のほどは?
向こうから走ってくるときには、こんな感じでモケットの色が鮮やかです。
逆に、走り去るときにはこんな感じで。
室内灯もつけましたので、ちょっと色の変化が愉しい編成です。
デルタ線で編成丸ごと方向転換していた客車特急ですから、すべての椅子の向きが揃っているので、
こういうマネができました。
モケットは黄緑ですか。手元にある#27機体内部色ってヤツが丁度良さそうな色なので使ってみようかと思ってマス。対象はスハ44じゃないけどね(^^;
国鉄のモケットの色ですが、黄緑色から青色に変わったのはいつごろのことなのか、まだわたしはよくわかっていません。
1955年登場のナハ10形の試作車の写真では、モケットは黄緑色です。1957年のモハ90系試作車は、初めから青色だったようで、このころに移り変わったのではないかと思うのですが、確証はまだです。
スハ44で使った塗料は、たぶん#64ルマングリーンです。#27も、こんど試してみましょう
青のモケットは何色使われてますか?ワタシ、面倒だから青15号使っちゃいそう(^^;
青色は、青20号を使ったり、原色の青を使ったりしています。15号ではすこし暗いのではないかと。
シートの色ですが、実際の色よりも多少派手な方がいいのかも知れませんね。#27は何となくソレっぽく思えるのですが、今ひとつ目立たない気がします。ふむ、アクセントはベルビアのような発色がいいのかな(^^;