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ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

御朱印紀行 北海道江差町 法華寺

2022年08月25日 09時30分58秒 | 旅行
姥神大神宮を参拝後、法華寺に向う。場所からいうと、姥神大神宮の背後の丘の上にある。車道で行くと大回りになるが、途中、人が通れるだけの狭い坂道がある。姥神大神宮を正面とすると、その左側である。ここを上がる。


法華寺。




古寺で、創立したのは1521年。日蓮宗の寺院である。1665年に現在地に移転した。

本堂は、数少ない総欅造りである。1716年に建てられたものだから、300年以上が経過している。今では北海道の寺院は耐火建築物が多く、どっしりしているが、昔は、こういうようなものだったらしい。豪雪、強風に耐えられるようになっている。




本堂の中は美しく、ここの天井に池大雅の名作、「八方睨みの龍」が描かれている。睨むのだから、睨む方向は一方向に限られるはずだが、この龍は八方を睨む。本堂の中で一周したが、どこから見ても睨まれている気がした。

この本堂に鬼子母神も祀られていた。姿は、銀色の和服で、顔は見えなかった。函館の妙心寺で恐ろしい鬼子母神像を見たあとだから、こうするのも納得がいく。

法華寺の外に出る。江差は暑い。函館とは3度ぐらいの気温差がある。海に突き出ているように見えるのは”かもめ島”である。



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