8月7日。函館から江差町へ出かける。以前はJR江差線を利用したが、江差線は廃線となり、バスで行くことになる。
函館~江差間のバス料金は往復で3800円だが、往復割引切符を買うと、3割引の2660円である。
江差町のどこで下りるかが問題が、運転手さんに訊いて、”姥神フェリーターミナル前”でおりる。姥神大神宮は目の前である。
姥神(うばがみ)大神宮という神社名の由来はこうである。かって、霊能力の強い老婆がいて、ニシンの大漁をもたらした。その老婆が忽然と姿を隠し、その後に人々は老婆が持っていた五体の神像を祠に納めた。これが姥神大神宮の始まりである。
現在の祭神は天照大神と住吉三神、春日大神である。
山車が展示中だった。8月9日~11日は、例祭が行われるからである。
姥神大神宮の鎮座する通りは、いにしえ街道と呼ばれる。昔の街並みを再現している。もっとも観光客はいなかったが。