ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

ご朱印めぐり 茨城県石岡市 常陸國總社宮

2021年09月27日 10時46分16秒 | 旅行
清滝寺参詣後、常磐線で土浦駅から石岡駅まで乗車する。常陸國總社宮は石岡駅から徒歩で20分ほど。

他の国では、単に総社というが、ここは總社宮という。何か、重みを感じる。

奈良・平安時代、国司が新しく就任すると、その国の主な神社を参拝するのが習わしだった。最初に参拝するのが一宮で、ついで二宮以下を順次参拝した。

しかし、この参拝の負担感が大きく、その国の神社を合祀した神社を創建した。これが総社である。国司は総社をお参りするだけでいいことになった。

従って、総社は国府に隣接するように創建された。常陸国もその例に漏れず、總社宮に隣接するように国府(跡)がある。石岡市は常陸国の中心地だった。

鳥居。落下しないように補強している。




参道は左に折れる。


随神門。茅葺きである。


随神門を通る。ところが、どれが社殿だか分からず迷う。


最奥が本殿・拝殿になっていた。






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ご朱印めぐり 坂東三十三観音霊場 第26番 清滝寺

2021年09月26日 19時26分26秒 | 旅行
坂東三十三観音霊場第26番札所の清滝寺を参詣する。土浦駅からタクシーで行った。バス便は不便で、しかも下車してから40分ほど歩かなければならない。タクシーを利用するしかない。

仁王門。昔からの建築物はこれだけである。他の堂宇は1969年に火事で焼失してしまった。本堂ばかりではなく、本尊も消失してしまった。




従前の堂宇が消失後、仮堂があったが、1973年に再び消失。現在の本堂は1977年に完成したものだ。度重なる火災のためか、耐火建築になっている。



ここは無住の寺院で、篤志家によって守られている。コロナ禍と云うことで境内には誰もいず、ご朱印は書き置きだった。筆書が欲しい人は、つくば市の慶龍寺で貰えるという案内書きがあった。

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ご朱印めぐり 東京都稲城市 穴澤天神社

2021年09月23日 15時40分49秒 | 旅行
延喜式内社の穴澤天神社を参拝する。京王よみうりランド駅から歩いて8分ほど。読売ランドには小田急線の読売ランド前駅があるが、こちらからだとかけ離れている。

京王よみうりランド駅から坂道を上がる。


途中に穴澤天神社へ下りる案内の看板があるが、階段も狭く、うっかりすると見落としてしまう。


階段を下りて道を右へ歩く。鳥居が見えてホッとする。


穴澤天神社の境内に入る。



写真は人が少ないときに撮ったものだ。実は境内はカメラがいっぱいあって、混雑していた。

テレビ朝日の撮影クルーが撮影する予定になっていた。来月から放送される「言霊荘」の撮影だった。





斉藤由貴が宮司さんの姿で現れたときは驚いた。もう55歳だが、老けていない。ドラマではどういう役になるのか。

テレビで放送されたら、参拝者が増えることだろう。

穴澤天神社は2000年前に創建されたという。当初は、少彦名命を祀ったとされる。その後、1694年の社殿改修時に菅原道真を合祀し、天神社となった。




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ご朱印めぐり 川崎市高津区 久地神社

2021年09月17日 08時16分20秒 | 旅行
南武線・久地駅からニケ領用水の流れに沿って歩き、久地神社を参拝する。溝口神社の兼務社である。徒歩で15分以上かかった。

久地神社は、ニケ領用水と平瀬川が合流する地点に鎮座する。

ニケ領用水。↓


ここに久地円筒分水という施設がある。土木遺産に指定されているものだ。説明を読んで初めて分かった。最初は、これは何かと思った。

かっては周辺では水争いが絶えなかったので、各地域に均等に水が流れるようにこの施設がつくられた。


久地神社へ歩く。






祭神は天照大神。ご朱印は溝口神社で。

久地=クジということで、宝くじを買う人がお参りするという。

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ご朱印めぐり 川崎市高津区 久本神社

2021年09月16日 07時53分55秒 | 旅行
坂戸御嶽神社から歩き、久本神社を参拝する。溝ノ口駅の近く、洗足学園の奥に鎮座する。

神明社と二つの杉山神社が合祀されて創建された神社である。祭神は天照大神である。






溝口神社の兼務社である。ご朱印は溝口神社で。

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ご朱印めぐり 川崎市高津区 坂戸御嶽神社

2021年09月15日 19時34分16秒 | 旅行
川崎市高津区坂戸に鎮座する御嶽(みたけ)神社を参拝する。溝口神社が管理する神社である。

武蔵溝ノ口駅からはほぼ1本道だったが、15分ぐらい歩いた。第三京浜の近くである。






祭神は日本武尊。安養院と隣接している。安養院が別当寺だったと思う。

ご朱印は溝口神社で。

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ご朱印めぐり 坂東三十三観音霊場 第28番 龍正院(滑河観音)

2021年09月07日 15時43分52秒 | 旅行
坂東三十三観音霊場・第28番札所の龍正院(滑河観音)をお詣りする。

JR成田線の滑河駅から1.6キロ。徒歩にして約20分。滑河駅周辺というのは、田舎である。店があるわけではないし、食事場所も限られている。途中に一軒だけ店があり、隣がコンビニだった。

廃屋が目につく。衰退している地域である。今の日本はこうなっている。今後はこれが徐々に拡がっていく。寂しさも感じるし、怖さも感じる。

滑河観音に着く。


茅葺きの仁王門は国の重文に指定されている。注連縄が張ってあるのが珍しい。享保年間に付近が大火事になったとき、仁王尊が団扇で火を扇ぎ倒したという。以来、火事を免れた住民が正月8日に藁を持ち寄り奉納する。




慈覚大師が838年に開創したという。



ご朱印は寺務所で。紅葉の季節は美しいだろうと思った。住職さんは女性だった。



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ご朱印めぐり 東京都台東区 小野照﨑神社

2021年09月04日 10時32分32秒 | 旅行
下谷神社を参拝後、稲荷町駅から上野駅に出、日比谷線に乗換え、入谷駅でおりる。小野照﨑(おのてるさき)神社を参拝する。入谷駅の近くに鎮座する。

神社名から分かるとおり、小野篁(おのたかむら)を祭神とする。




境内に大きな富士塚がある。


祭神の小野篁は京都魔界伝説の一人に入る。

昼は役人として勤務したが、夜になると、冥土の閻魔大王のもとに行き、閻魔大王の裁判の補佐をしたという。

小野篁が冥土の閻魔大王のもとへ行く時に使った井戸が六道珍皇寺(京都東山区、六波羅蜜寺の近く)にある。

その井戸。この井戸を通って閻魔大王のもとへ通ったのだ。


「冥土通いの井戸」とある。


小野篁は、紫式部にも関連する。

紫式部の墓所。京都北区紫野西にある。


これが紫式部の墓である。(あくまで伝説の墓である。)


所が、紫式部の墓の隣に、小野篁の墓がある。


隣り合わせに墓がある理由は、紫式部が「源氏物語」のような愛欲小説を書いたことにより閻魔大王に咎められたのを、小野篁がとりなしたからだという。

京都の魔界伝説というと、陰陽師の安倍晴明がすぐ頭に浮かぶが、小野篁も忘れてはならない。

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ご朱印めぐり 下谷神社境内社 隆栄稲荷神社

2021年09月03日 19時43分35秒 | 旅行
下谷神社の境内社に隆栄稲荷神社がある。名前に惹かれて、つい、ご朱印を求めてしまった。

東京株式市場も値上がりモードで、験を担いで、お参りした。

自分は、境内社や末社には興味が薄い。神社の印象がゴチャゴチャするからである。







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ご朱印めぐり 東京都台東区 下谷神社

2021年09月03日 19時32分38秒 | 旅行
台東区に鎮座する下谷(したや)神社を参拝する。銀座線の稲荷駅前にある。上野駅からも歩いて行ける距離である。

浅草通りに面して大きな鳥居がある。


神社は通りから一つ隔たった場所にある。下谷神社は、明治以前は下谷稲荷社と呼ばれていた。周辺を稲荷町と呼んだ。銀座線の駅名が「稲荷町」駅となっているのはそのためである。住居表示変更で、現在は「東上野」になっている。




お参りしたときは、まだ雨が強かった。


祭神は大年神(おおとしのかみ)と日本武尊である。大年神は素戔嗚尊の子で、倉稲魂命と兄弟である。普通、稲荷社というと、倉稲魂命(=宇迦之御魂神)が祀られていることが多い。大年神は珍しい。

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