ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

御朱印巡り 静岡市由比 地持院

2024年03月27日 08時59分56秒 | 旅行
駿河國二の宮・豊積神社を参拝したあと、隣にある地持院(じじいん)を訪れる。臨済宗妙心寺派の寺院である。明治以前は、豊積神社の別当寺だった。

豊積神社が樹木鬱蒼とした暗い神社だったのに比べると、こちらは白砂利を敷き詰めた明るい寺院という印象を受ける。暗と明の対比が際立つ。




本堂。本尊は地蔵菩薩。御朱印も地蔵菩薩である。


境内に可愛い地蔵像があるが、みまもり地蔵である。


枯山水の庭園が美しい。これを見ながら、住職さんとしばらく話した。



地持院の清浄感は並々ならぬものがあるが、これを維持するのは大変だ。息子さんも住職で、二人でやっているという。

いいお寺なので、由比に行くことがあったら、是非立ち寄って貰いたい。

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御朱印巡り 駿河國二の宮 豊積神社

2024年03月25日 14時54分58秒 | 旅行
駿河國二の宮・豊積(とよづみ)神社を参拝する。東海道本線・由比駅から1キロほどのところに鎮座する。

延喜式内社で創建は古く、天武天皇の御代だったとされる。当初は豊受姫を祭神とする神社だったが、791年にこの地に広まった浅間信仰を受け、木之花佐久非毘売命を祭神とする。


境内は狭い。入口が狭苦しい。







毎年元旦から3日間行われるお太鼓祭りのモニュメント。916年、坂上田村麻呂がここで戦勝を祈願し、東北に遠征をした。戦勝の帰りに、この地に元旦に戻ってきて、3日2晩太鼓を叩きまくったという故事に基づくお祭りである。


豊積神社は無人の神社である。御朱印は社殿の回廊に置いてある。

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御朱印巡り 結城総鎮守 健田須賀神社

2024年03月19日 16時03分14秒 | 旅行
結城総鎮守の健田須賀(たけだ・すが)神社を訪れる。結城駅から徒歩で10分ほど。

御朱印を見て分るとおり、健田と須賀が並んで記されていることから、もとは二つの神社だった。須賀神社に健田神社を合祀したが、健田神社の方が古く、延喜式内社だった。

参道を歩く。



社殿は、参道の正面ではなく、右横にある。位置がおかしいように思える。

社殿の正面にも鳥居がある。こちらの方が正面であるように思えるが、鳥居前は広場になっている。昔はどうだったのだろう。



祭神は、武淳川別命(健田神社)と須佐之男命(須賀神社)である。

武淳川別命は結城の国造・竹田氏の祖神である。健田神社は創建が不明であるが、延喜式内社であることからも分るとおり、古くから信仰されていた。結城家の菩提寺であった乗國寺内にあったが、明治の神仏分離で須賀神社に合祀された。

須賀神社はもともとは天王社で、尾張の津島神社から勧請し、1242年に創建された。明治元年に須賀神社と名を改め、明治3年に健田神社を合祀した。


神社の横が広大な広場になっている。ここに何があったか、気になるところである。

御朱印は本社のものしか貰わなかったが、社務所には他にも多数の御朱印の見本が貼られていた。ここが管理する神社は42社ということだった。

結城は結城紬で有名だが、街並みを見る限りでは衰退しているように思える。(下館も同じ。)



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御朱印巡り 筑西市 羽黒神社

2024年03月17日 09時03分11秒 | 旅行
筑西市に鎮座する羽黒神社を参拝。水戸線・下館駅から徒歩で13分ほど。

下館の祇園祭の中心となる神社である。

1481年、出羽三山の羽黒大神を勧請した。御朱印も羽黒大神と記されている。それ以前は愛宕神社だったという。





銅板葺の社殿。雨漏りしないような銅板を使用していると、宮司さんが説明してくれた。

祭神は、大己貴命、玉依姫命である。


祇園祭に使用する御神輿は坂下にある美術館に展示されている。


大きさは大したことはないように見えるが、重さが半端ではない。2トンと1トンである。日本で一番重い神輿である。

この地方は無人の神社が多く、管理する社がどれぐらいあるか、宮司さんにきいた。50か、60ぐらいあると云う話で、その多さに驚いた。地域の衰退とともに段々と氏子さんの力が衰え、祭を止めた神社も3つぐらいあるという。

宮司さんから真岡鉄道沿線の御朱印巡りのパンフレットを貰った。


七社巡りだが、真岡鉄道は運行本数も少ないので、鉄道利用だと日時がかかる。

①羽黒神社(下館駅)②千代ヶ岡八幡宮(久下田駅)③守鐵社(真岡駅)④大前神社(北真岡駅)⑤鹿島神社(益子駅)⑥亀岡八幡宮(七井駅)⑦八雲神社(茂木駅)

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御朱印巡り 静岡県沼津市 松蔭寺 白隠禅師ゆかりの寺

2024年03月14日 14時26分46秒 | 旅行
江戸時代の名僧・白隠禅師ゆかりの松蔭寺を訪れる。東海道本線・原駅から徒歩で15分ほど。

白隠禅師は日本臨済宗中興の祖といわれている。禅には興味なくても、内観法に関心がある人は名前を聞いたことがあるだろう。

松蔭寺は白隠禅師が住職をつとめた寺院である。臨済宗妙心寺の寺院であったが、今では独立し、白隠宗の大本山となっている。



山門。国登録の有形文化財である。


今の住職さんの方針なのかどうか分らないが、観光寺院であることを拒否しているようなところがあり、買えるような品は何も置いていない。御守もお御籤もない。禅宗らしいと云えば、その通りである。

由緒書もないから、徹底している。これではマズいと思ったのか、檀家さんが作成したお寺の案内がある。住職さんは関わっていない。

開山堂。ここに白隠禅師の木像が収められている。


開山堂は六角形のユニークなものだ。


開山堂の彼方に富士山が見える。


禅宗の本義に忠実な住職さんらしいから、御朱印もダメかと思ったら、書いて貰えた。「南無阿弥陀仏」と書いてあるのが不思議である。本尊は釈迦如来だからである。

住職さんに理由をきいた。「禅は区別しませんから」という答。ウ~ン、禅問答になってしまうな。

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御朱印巡り 富士市吉原 妙法寺 (びしゃもんさん)

2024年03月11日 17時00分52秒 | 旅行
富士市の旧東海道吉原宿にある妙法寺を訪れる。東海道本線の吉原駅から徒歩で15分ほど。

日蓮宗の寺院だが、地元では「びしゃもんさん」と呼ばれている。

入口にお寺らしからぬ中華風の建物があり面食らう。

龍神香炉堂である。


本堂。


本堂の横にインドの仏教寺院風の建物がある。錬成道場である。全体、寺院としては明るい雰囲気である。


絵馬掛け。冨士毘沙門天で、富士山、ダルマと龍神が描かれている。ここの毘沙門天祭は有名だが、今年はもう終わってしまった。来年は2月の4,5,6日に開かれる。


富士山の眺めがいい。鐘楼の方へ歩く。



御朱印は「福娶満無量」で福を無限大に集めるという意味(らしい。)

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