環境教育通信 NO 028 続き
エコ替え (買え)
トヨタのコマーシャルで「エコ替え」と言う言葉がついにテレビに現れました。科学的根拠のないCO2温暖化脅威説のお先棒担ぎゴア氏が日本のテレビ番組で「CO2発生を減らすにはエコ商品に買い換えるのはベリー・グッド!」とずいぶん前に発言していましたが、ついに大企業自身が本音を大っぴらにマスコミに登場させたのです。自動車だけにとどまらずN社をはじめとする家電メーカーや家電の量販店がこぞって、同じ動きをしています。暴力的なコマーシャルの垂れ流しは「エコ替え」ではなく「エコ買え」と言う脅迫もどきに感じてしまいます。しかも「この『エコ』はエコノミーの『エコ』」です。
「エコ替え」について「環境問題を考える」http://env01.cool.ne.jp/の[HP管理者から]No329 (2008/06/03)トヨタの本音『エコ替え』で狙いや問題点が良くまとめられていますので、ご覧ください。
「不都合な真実」 上映運動
三日ほど前の新聞に「知ろう!地球温暖化 考えよう!地球の未来『不都合な真実』無料上映会」という折り込みチラシが入っていました。無能な行政か、救いようのないNPOが企んだ事だろうくらいに思って読むと、なんと主催が竹田地区労働センターなのです。
教職員の参加する組織が主催で上映会と言うことにびっくりしました。早速友人の公害・環境教育部会員にメールで確認すると、動員がかかっていると言うことでした。友人の話だとCO2温暖化脅威説はおかしいと言うことが広く知られていない、理科部会ではCO2温暖化脅威説が正しいと思われているなどいろんな問題があり、反対の意思表示はできなかったんだそうです。
返事のメールで「ただ、これで教職員ほとんどが(「不都合な真実」を)みることになりますのであれは間違いだぞといいやすくなるのではないでしょうか」と映画そのものを一つの素材としてCO2温暖化脅威説のおかしさを広げるきっかけに使いたいようです。ぜひそうして欲しいものです。
多分、県下の各地でこんな動きがあると思います。声を出せるところからおかしさを訴える場にできれば、きっかけになればと思います。
そこで次号では最近のCO2温暖化脅威説の様子についていくつかの情報をまとめてお知らせします。すでに科学の分野ではCO2温暖化脅威説は科学ではないと言う結論がついたようにおもえるのですが・・・。
お客様、哲爺さまが環境問題について通信を出しておられます。そのNO028号が昨日届きましたのでここにUP致します。
○たくさんの「環境問題・環境教育に関する情報」がマスコミや、行政から流されています。しかしほとんどの情報には科学的根拠が抜けていたり、曖昧さやごまかしが見られます。 ○環境問題は「科学の問題」です。環境問題に有効な対応をするためには、まず地球環境に対する科学的で正確な認識が必要です。 ○この通信では環境問題の基本に返ってさまざまな問題を科学的に見直す視点を皆さんと一緒に探していきたいと思います。 環境教育研究所「埜じゅく」 |
食料危機
輸出用穀物生産拠点の天候不順などで国際市場に流通する穀物の量が減っていると言います。また、あまり儲けのない小麦より、バイオ燃料用として安定した需要が見込まれるトウモロコシ栽培に転換する穀物地帯もふえ、世界規模で食料用・飼料用穀物の絶対量が減っています。
さらに、穀物市場に多額の投機資金(ファンドマネー)が流れ込み、穀物市場で儲けだけを追求するマネーゲームが展開されています。
その結果、国際的な穀物価格が急上昇し、アジア・アフリカの途上国では30カ国以上で食料を求める民衆の暴動が発生しています。
そしてミャンマーのサイクロン被災・四川大地震による被災で今後ミャンマー・中国の食料輸入需要は増えると思われます。
このように世界規模での食糧危機はすでに始まり拡大する危険性が大きくなっています。食料自給率が40パーセントを切った日本がこの先食糧を安定的に手に入れられる保障はどこにもありません。すでに食料価格の上昇が目に見えるようになっています。日本国内でも経済的に弱い、年金で生活する高齢者などの人々はかなり大きな打撃を受けています。
しかし政府の政策は全くお粗末で食料自給率の目標を50%に設定しているに過ぎません。まだまだ金で食料が手に入ると高をくくっているように見えます。
こんな中で、休耕田を利用した飼料用米や牧草などの生産に取り組む動きが始まっています。休耕田の利用など、食糧自給を目指す運動を広げる絶好の機会だと思います
雑草のことばさんのブログhttp://zassou322006.blog74.fc2.com/の中から見つけた「花より団子花より作物!!!」をぜひお読みください。
文字数制限の為、次に続きます。