


あてのない散歩中に困るのは、大きい敷地が行く手を阻んでいるとき。
まっすぐ行けたら川に出るなと思っても、迂回すべきフェンスが長々と続いているとがっかり。
そんなときに、レンガ造り直方体の上にガラス張りのテントが乗っているような建造物があった。
自衛隊敷地内と判明したけれど、何のための何ちゅう建物だ。
ガラス張り円卓会議でも想像しろと言うのか。
それはともかく、自衛隊も並びの中学も幼稚園も京大宇治キャンパスまでもやり過ごしてから、ようやく宇治川に向かう。
河川敷に下りたら、すぐに宇治川距離標があって、どういう距離かと考える。
下流に向かって歩いたら、すぐに0.2km減った距離標があったから、大阪湾河口までの距離と知れた。
この距離、もう取水口もダムもないので、ゴムボートを浮かべたら、流れのままに瀬戸内海へと行ける。