【2007年・日本】試写会で鑑賞(★★★★☆)
大槻ケンヂの同名小説を映像化した青春映画。
2007年、東京。会社をクビになり実家へ帰ってきた大橋賢三(大森南朋)。そこで賢三は昨年届けられていた山口美甘子から手紙を発見する。そこに書かれていたのは、『あなたのせいなのだから』という謎の一文。そして女優として活躍していた美甘子が、一年前に病気を苦に自殺していたことを知る。賢三は美甘子と知り合った21年前の高校時代を思い出す。
1986年、東京。高校2年生の賢三(石田卓也)は、親友のカワボン(森岡龍)、タクオ(金井勇太)と共に、悶々とした日々を送っていた。国生さゆりの曲をかけながら自慰行為にふけり、夜な夜な3人で集まっては、タコ酎ハイを飲み、アンダーグラウンドなロックを聴く…というような毎日を送っていた。お昼代を節約して趣味の名画座巡りをしていた賢三は、学校一の人気者で同級生の美甘子(黒川芽以)と出会う。ずっと恋焦がれていた美甘子に今まで話しかけることもできなかった賢三は、美甘子としどろもどろな会話を交わすことに成功する。ジョン・カーペンターが好きという美甘子に、親近感を感じる賢三。しかし、学校では相変わらず美甘子に近づくことさえできない賢三だった。いつものように夜な夜な酒を酌み交わしていた賢三たちは、周囲の人間を見返すためにノイズバンドを結成する。雑誌のメンバー募集を見て加わった同級生の山之上(柄本佑)と共に、夢の初ライヴへ向けて始動するが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0a/73d379b9d64305d99e24a3967473340f.jpg)
主人公たちが17歳だった1986年。
ともやはもう17歳ではなかったけれど、大槻ケンヂはともやの一個上。
同年代を生きてきているということで、時代背景はバッチリ。
この頃のともやは何の曲を聴いていたんだろう?
ZELDA、PSY・S、パパイヤ・パラノイヤ、レピッシュ、ナーヴ・カッツェ、有頂天、筋肉少女隊、空手バカボン…などなど。
まぁ、普通に吉川晃司やTM NETWORK、チェッカーズも好きでしたけどね。
この作品の中での賢三たちのように『俺たちは普通の他のヤツらとは違う』という感覚ではなく、『何でオイラは普通の人が知らないような作品ばかり好きになってしまうのだろう…』という感覚だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2a/9f512fbd3553e36f5502bc88fc729548.jpg)
青春と言うだけあって、とにかく青臭いです。
ドロ臭いです、バタ臭いです。
でもね、こういう青春は大好きだなぁ。
エンドロールで電気グルーヴの新曲『少年ヤング』が流れ出した途端に、ともやは泣き始めてしまいました。
そのサウンド。
その旋律。
そのノイズ。
そのビート。
そのメロディ。
その音感。
そのウェーヴ。
どういう言い方をしてもいいのだが、それらの音の塊が、ともやの泣きスイッチを入れまくっていくのです。
もちろん、速攻で着うたフルでダウンロード。
いいなぁ、電気グルーヴはやっぱり。
監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ。
追伸。
上映後には電気グルーヴの『少年ヤング』のPVを上映。
当時のアイドルPVやジャケット写真などのパロディ満載。
半分以上元ネタが分かっちゃうんですけど…。
追伸2。
舞台挨拶があるという告知はなかったけど、上映前に黒川芽以、石田卓也、ケラリーノ・サンドロヴィッチが登場。
いろいろと撮影秘話を語ってくれた。
プロデューサーから賢三を石田卓也で…と打診を受けたケラリーノ。
「グミチョコ」でジュノン・ボーイは無いだろうと…すぐさま断りの電話を石田本人に入れたという。
そして撮影前に8キロ、撮影中に4キロ、計12キロの増量で撮影に臨んだ石田卓也。
その心意気はいいんだけど、元が細いだけに12キロ太っても全然普通で格好良いんだよね。
(ちょっと吉川晃司っぽい?)
撮影が終わった後に、すぐ12キロ落としたって言うのもスゴイ。
デ・ニーロを目指してるのか?
そして、生黒川芽以は、「学校の階段」の試写会以来2回目です。
この娘は映画の画面よりも、実物の方が断然可愛いです。
今回は舞台挨拶の司会進行も兼ねていましたが、「学校の階段」の時よりもしゃべるしゃべる!
何だかめっちゃ生き生きしておりました。
2007年12月22日公開
公式HP:グミ・チョコレート・パイン
大槻ケンヂの同名小説を映像化した青春映画。
2007年、東京。会社をクビになり実家へ帰ってきた大橋賢三(大森南朋)。そこで賢三は昨年届けられていた山口美甘子から手紙を発見する。そこに書かれていたのは、『あなたのせいなのだから』という謎の一文。そして女優として活躍していた美甘子が、一年前に病気を苦に自殺していたことを知る。賢三は美甘子と知り合った21年前の高校時代を思い出す。
1986年、東京。高校2年生の賢三(石田卓也)は、親友のカワボン(森岡龍)、タクオ(金井勇太)と共に、悶々とした日々を送っていた。国生さゆりの曲をかけながら自慰行為にふけり、夜な夜な3人で集まっては、タコ酎ハイを飲み、アンダーグラウンドなロックを聴く…というような毎日を送っていた。お昼代を節約して趣味の名画座巡りをしていた賢三は、学校一の人気者で同級生の美甘子(黒川芽以)と出会う。ずっと恋焦がれていた美甘子に今まで話しかけることもできなかった賢三は、美甘子としどろもどろな会話を交わすことに成功する。ジョン・カーペンターが好きという美甘子に、親近感を感じる賢三。しかし、学校では相変わらず美甘子に近づくことさえできない賢三だった。いつものように夜な夜な酒を酌み交わしていた賢三たちは、周囲の人間を見返すためにノイズバンドを結成する。雑誌のメンバー募集を見て加わった同級生の山之上(柄本佑)と共に、夢の初ライヴへ向けて始動するが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0a/73d379b9d64305d99e24a3967473340f.jpg)
主人公たちが17歳だった1986年。
ともやはもう17歳ではなかったけれど、大槻ケンヂはともやの一個上。
同年代を生きてきているということで、時代背景はバッチリ。
この頃のともやは何の曲を聴いていたんだろう?
ZELDA、PSY・S、パパイヤ・パラノイヤ、レピッシュ、ナーヴ・カッツェ、有頂天、筋肉少女隊、空手バカボン…などなど。
まぁ、普通に吉川晃司やTM NETWORK、チェッカーズも好きでしたけどね。
この作品の中での賢三たちのように『俺たちは普通の他のヤツらとは違う』という感覚ではなく、『何でオイラは普通の人が知らないような作品ばかり好きになってしまうのだろう…』という感覚だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2a/9f512fbd3553e36f5502bc88fc729548.jpg)
青春と言うだけあって、とにかく青臭いです。
ドロ臭いです、バタ臭いです。
でもね、こういう青春は大好きだなぁ。
エンドロールで電気グルーヴの新曲『少年ヤング』が流れ出した途端に、ともやは泣き始めてしまいました。
そのサウンド。
その旋律。
そのノイズ。
そのビート。
そのメロディ。
その音感。
そのウェーヴ。
どういう言い方をしてもいいのだが、それらの音の塊が、ともやの泣きスイッチを入れまくっていくのです。
もちろん、速攻で着うたフルでダウンロード。
いいなぁ、電気グルーヴはやっぱり。
監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ。
追伸。
上映後には電気グルーヴの『少年ヤング』のPVを上映。
当時のアイドルPVやジャケット写真などのパロディ満載。
半分以上元ネタが分かっちゃうんですけど…。
追伸2。
舞台挨拶があるという告知はなかったけど、上映前に黒川芽以、石田卓也、ケラリーノ・サンドロヴィッチが登場。
いろいろと撮影秘話を語ってくれた。
プロデューサーから賢三を石田卓也で…と打診を受けたケラリーノ。
「グミチョコ」でジュノン・ボーイは無いだろうと…すぐさま断りの電話を石田本人に入れたという。
そして撮影前に8キロ、撮影中に4キロ、計12キロの増量で撮影に臨んだ石田卓也。
その心意気はいいんだけど、元が細いだけに12キロ太っても全然普通で格好良いんだよね。
(ちょっと吉川晃司っぽい?)
撮影が終わった後に、すぐ12キロ落としたって言うのもスゴイ。
デ・ニーロを目指してるのか?
そして、生黒川芽以は、「学校の階段」の試写会以来2回目です。
この娘は映画の画面よりも、実物の方が断然可愛いです。
今回は舞台挨拶の司会進行も兼ねていましたが、「学校の階段」の時よりもしゃべるしゃべる!
何だかめっちゃ生き生きしておりました。
2007年12月22日公開
公式HP:グミ・チョコレート・パイン
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かなり懐かしいモノが一杯出てきましたし。
GOROなんて男の子御用達雑誌だったでしょうし(笑)
石田君、すっごく太ったな~と思ったのですが、増量してたんですね!
ちょっと安心しました(笑)
石田君は最近大活躍ですね~。
同性受けのする俳優さんだと思います。
>GOROなんて男の子御用達雑誌だったでしょうし(笑)
確かにGOROの世代なんだけど、あんまり買ってた記憶がないなぁ。
それよりはmomokoとかDUNKとか、そっちよりでした。
角川映画の専門誌バラエティなんかもよく読んでましたねぇ。