アジャストメント／試写状

本日届いたのは、フィリップ・K・ディックの短編小説『調整班』を映像化したSFサスペンス映画『アジャストメント』（原題：THE ADJUSTMENT BUREAU）の試写状。



実はこれ気になっていたんだけど、試写会に応募しようとすると「女性限定試写会」というのばかりで、ちょっとイライラしていた作品。
配給会社が性別を限定する試写会を行う映画って、たいてい大コケしてるのが多いんですよね（何となく）。

まぁ、観てないから何とも言えないんですが、原作のフィリップ・Ｋ・ディックと言えば、【ドSF】な人ですよ。
過去映画化された作品を挙げてみても「ブレードランナー」（1982年）を初めとして、「トータル・リコール」（1990年）、「マイノリティ・リポート」（2002年）、「ペイチェック 消された記憶」（2003年）、「スキャナー・ダークリー」（2006年）、「NEXT-ネクスト-」（2007年）などなど。
女性は観るなとかそういうのじゃなくて、コアなターゲットはSF好きの男性じゃないの？



物語はこんな感じ。
政治家のデヴィッドは、バレリーナのエリースと恋に落ちる。
しかしデヴィッドは、アジャストメント・ビューロー（運命調整局）によって拉致されてしまう。
彼らの目的は、本来愛し合う予定ではなかった２人の運命を操作することだった。

ふ～ん。
運命に逆らって愛し合おうとする２人を描いているから、女性限定なんだ…。
馬っ鹿みたい。
映画を観る人間を配給会社が選別しようとする作品には、とことん毒を吐きますよ、ともやは。
映画は誰が観たっていいものでしょ？

出演はマット・デイモン、エミリー・ブラント、テレンス・スタンプなど。
監督・脚本はジョージ・ノルフィ。
ジョージ・ノルフィは、「オーシャンズ12」（2004年）、「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」（2006年）、「ボーン・アルティメイタム」（2007年）の脚本を手掛けて、今回初監督作品となるのね。
（ちょっと彼が脚本を手掛けた作品を見て、不安要素が増したかも？ww）

全米興行成績（2011年３月公開）：初登場２位→４位→７位→９位→ランク外
全米興行収入：6168万ドル（2011/5/1現在）

2011年５月27日公開
公式HP：アジャストメント

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