【2009年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)
「必殺」シリーズが誕生したのは1972年9月。
池波正太郎原作の「仕掛人・藤枝梅安」をドラマ化した「必殺仕掛人」。
以来、30ものシリーズが作られ、2年前に「必殺仕事人2007」で必殺最新作が復活。
今回はその続編となるスペシャル版。
絵師でもある経師屋の涼次(松岡昌宏)は、仕事人としてその夜も筆と特殊な液体で悪人を退治していたが、武器である特殊な薬品がお上に目を付けられ、お菊(和久井映見)からしばらく仕事を控えるよう言い渡されてしまう。そんな中、江戸の町は薬の値段が高騰し、貧しい老人たちは貧困に喘いでいた。しかし、薬種問屋恵比寿屋店主・恵比寿屋善兵衛(竜雷太)は、安く薬を販売し、人々から救世主として崇められていた。食うに困った伊賀の抜け忍・玉櫛(水川あさみ)は恵比寿屋から薬を盗み出し、それを路上で販売しようとするが、それを見つけた涼次に止められ、しばらく涼次の元に居座ることになる。一方、南町奉行所では人事異動の発表となり、渡辺小五郎(東山紀之)はそのまま見廻り同心に。中村主水(藤田まこと)は書庫番から役儀任免で南町奉行所自身番となってしまう。ある日、小五郎の元に剣術道場時代の同士である素浪人の権藤伊左衛門(沢村一樹)がやってくる。伊左衛門は自慢の剣の腕で世直しをして名を上げようと目論んでおり、悪人を葬る仕事人を敵対視していた。その矢先、貧乏長屋横丁に住む与平(前田吟)たちは、薬の高騰と長屋明け渡しを何とかしようと、お上に対して立てこもりを決意する。めし処"その"を営むからくり屋の源太(大倉忠義)とその場に居合わせた伊左衛門と玉櫛は、老人たちの助太刀をすることになるが…。
金は殿下の回りもの
ところがどっこい近頃は
天下が金の回し者
金さえありゃとは申しませんが
情けがありゃとも申しません
綺麗ごとばかりじゃ
とどの詰まりの堂々巡り
どうやらどの世に生まれても
こいつだけは許せねぇ
…てな、輩がおりますもので
(「必殺仕事人2009」オープニングナレーション)
念願だった必殺シリーズの復活!
しかもTVシリーズにまでなって嬉しい限り。
ラストで伊賀忍者・玉櫛が、あんな結末を迎えてしまうのはビックリ。
仕事人のメンバーは前回と変わらずなんだけど、"経師屋の涼次"の武器が筆と特殊な液体から仕込み針に変更。
山崎努演じた"念仏の鉄"以来お馴染みの、レントゲン描写が復活です♪
武器替えした仕事人と言えば、村上弘明演じる"政"が思い浮かびますね。
当初「必殺仕事人V」では"花屋の政"。
鋭く斬った梅や牡丹などの枝で仕事をしていたが、それ以降の「必殺仕事人V 激闘編」では"鍛冶屋の政"となり、武器も手製の短い槍になってしまった。
一説では子供が真似をして樹の枝をバキバキ折ったからというけど、今回の武器替えもそんな経緯があったのかな?
ちなみに現在TVシリーズは3話まで放送。
新レギュラーと思われた谷村美月演じる如月が、あまりに登場しないのにはビックリです。
個人的にはもう何人か新メンバーが入ってもいいかな…って気がしてるんだけど、如月がその役目を担ってるのかな?
監督は石原興。
公式HP:必殺仕事人2009
■シリーズ前作はこちら
■時代劇はやっぱり必殺です!
「必殺」シリーズが誕生したのは1972年9月。
池波正太郎原作の「仕掛人・藤枝梅安」をドラマ化した「必殺仕掛人」。
以来、30ものシリーズが作られ、2年前に「必殺仕事人2007」で必殺最新作が復活。
今回はその続編となるスペシャル版。
絵師でもある経師屋の涼次(松岡昌宏)は、仕事人としてその夜も筆と特殊な液体で悪人を退治していたが、武器である特殊な薬品がお上に目を付けられ、お菊(和久井映見)からしばらく仕事を控えるよう言い渡されてしまう。そんな中、江戸の町は薬の値段が高騰し、貧しい老人たちは貧困に喘いでいた。しかし、薬種問屋恵比寿屋店主・恵比寿屋善兵衛(竜雷太)は、安く薬を販売し、人々から救世主として崇められていた。食うに困った伊賀の抜け忍・玉櫛(水川あさみ)は恵比寿屋から薬を盗み出し、それを路上で販売しようとするが、それを見つけた涼次に止められ、しばらく涼次の元に居座ることになる。一方、南町奉行所では人事異動の発表となり、渡辺小五郎(東山紀之)はそのまま見廻り同心に。中村主水(藤田まこと)は書庫番から役儀任免で南町奉行所自身番となってしまう。ある日、小五郎の元に剣術道場時代の同士である素浪人の権藤伊左衛門(沢村一樹)がやってくる。伊左衛門は自慢の剣の腕で世直しをして名を上げようと目論んでおり、悪人を葬る仕事人を敵対視していた。その矢先、貧乏長屋横丁に住む与平(前田吟)たちは、薬の高騰と長屋明け渡しを何とかしようと、お上に対して立てこもりを決意する。めし処"その"を営むからくり屋の源太(大倉忠義)とその場に居合わせた伊左衛門と玉櫛は、老人たちの助太刀をすることになるが…。
金は殿下の回りもの
ところがどっこい近頃は
天下が金の回し者
金さえありゃとは申しませんが
情けがありゃとも申しません
綺麗ごとばかりじゃ
とどの詰まりの堂々巡り
どうやらどの世に生まれても
こいつだけは許せねぇ
…てな、輩がおりますもので
(「必殺仕事人2009」オープニングナレーション)
念願だった必殺シリーズの復活!
しかもTVシリーズにまでなって嬉しい限り。
ラストで伊賀忍者・玉櫛が、あんな結末を迎えてしまうのはビックリ。
仕事人のメンバーは前回と変わらずなんだけど、"経師屋の涼次"の武器が筆と特殊な液体から仕込み針に変更。
山崎努演じた"念仏の鉄"以来お馴染みの、レントゲン描写が復活です♪
武器替えした仕事人と言えば、村上弘明演じる"政"が思い浮かびますね。
当初「必殺仕事人V」では"花屋の政"。
鋭く斬った梅や牡丹などの枝で仕事をしていたが、それ以降の「必殺仕事人V 激闘編」では"鍛冶屋の政"となり、武器も手製の短い槍になってしまった。
一説では子供が真似をして樹の枝をバキバキ折ったからというけど、今回の武器替えもそんな経緯があったのかな?
ちなみに現在TVシリーズは3話まで放送。
新レギュラーと思われた谷村美月演じる如月が、あまりに登場しないのにはビックリです。
個人的にはもう何人か新メンバーが入ってもいいかな…って気がしてるんだけど、如月がその役目を担ってるのかな?
監督は石原興。
公式HP:必殺仕事人2009
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■シリーズ前作はこちら
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Disfruté bastante leyéndolo, resulta que eres un gran autor.
Me aseguraré de marcar tu blog como favorito y, finalmente, volveré más tarde en la vida.
Quiero animarte a continuar con tu gran trabajo, tener una
buenos dias!
https://www.bacarasite.com/
歴史モノは今人気ですからね~♪
ともやが習った歴史から、どんどん変わってますからね。
この間TVで"鎌倉幕府が出来たのは1192年ではなく1185年だった"なんてのを見ましたよ。
もう"いい国作ろう"じゃなくて"いい箱作ろう"…とかね。
ひぃ~、この年だと上書きがなかなかできないのじゃ~(笑)。
岸部一徳の間違い…それも笑うなあ。うーむ、むーむ。
戦国武将といえば、いまNHKでやってる『知るを楽しむ』シリーズで、“真田信繁はいても幸村という名前の武将の記録はない”とか、信玄vs謙信の直接対決はマユツバとか、なかなかショッキングな話が…。
まあ信長が秀吉を「猿」と呼んでいたという記録はない、というのは聞いたことありましたが。
もうこうなったらマイナー武将路線で攻めていこう。
田宮次郎、緒形拳の梅安はもう観られないですからね~。
ちなみに今ちょっと調べてみたら、岸谷五朗が梅安を演じた「仕掛人」が2006年に放映されていたのを知ってビックリ。
知らなかったよ、こんなの。
ま、最近の戦国武将ブームも相まって、時代劇が華やかになるといいんですけどねぇ。
バットマンも007もリアル版ができて大好評なんですから、日本もリアル版というか池波正太郎版の梅安シリーズ、作ってくれませんかねえ。
もちろん劇場版で。
あ。でも謙さんはもうトテモじゃないけど高額で無理かなあ…
市川崑監督もおられないし、見せかけだけの連中はなんぼでもいるけど、ほんとに貫禄ある俳優はテレビなんて出ないし。
『木枯し紋次郎』みたいな、あーゆー渋い大人の時代劇をテレビで観るのはもう無理かなあ。