(原題:AUSTRALIA)
【2008年・オーストラリア】試写で鑑賞(★★★☆☆)
「ロミオ&ジュリエット」「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督が、故郷であるオーストラリアの歴史を壮大なスケールで映画化。
ひとりの英国貴族の女性がさまざまな人々と出会いながら、人生を大きく変えていくアドベンチャー作品。
1939年、第二次世界大戦を目前に控えたヨーロッパ。ロンドンで暮らす貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、1年間オーストラリアに行ったまま戻って来ない夫に会うため、オーストラリアに向かうことに。夫のアシュレイは、ロンドンの邸宅を守るために、オーストラリアにある"ファラウェイ・ダウンズ"と呼ばれる広大な牧場を売ろうとしていたのだオーストラリア北部ダーウィンに辿り着いたサラは、そこでアシュレイに頼まれて迎えにやってきた牛追いの男ドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)に出会う。ドローヴァーはサラを牧場へ無事に送り届ければ、1500頭の牛を追う仕事を約束されていた。貴婦人然としてとりすましたサラと、荒くれ男のドローヴァーはお互いに反感を抱きながらも、"ファラウェイ・ダウンズ"までの旅を続ける。初めて目にする大自然に目を見張るサラだったが、ようやく到着した牧場の屋敷は荒れ果て、夫のアシュレイは槍で殺され帰らぬ人となっていた。サラが出会ったアボリジニの混血の少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)は、牧場の牛が川を越えて、隣にあるキング・カーニー(ブライアン・ブラウン)の牧場へ流れていることをサラに教える。実は牧場のマネージャーであるニール・フレッチャー(デヴィッド・ウェンハム)が、この地域を牛耳る大牧場主のキング・カーニーと共謀して、アシュレイの領地を乗っ取ろうとしていた。経営破綻しかけている牧場を立て直すには、1500頭の牛を軍に売らなければならない。サラはドローヴァー、ナラ、酔いどれ会計士キプリング・フリン(ジャック・トンプソン)らを連れて、遠く離れたダーウィンの港を目指す…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e2/20665ed3fb81c8bafac2f91e14112f38.jpg)
予告編を観た時から気になっていた作品。
「幸せの1ページ」のように、恋愛映画って宣伝しながら、実はアドベンチャー映画って匂いがプンプンしていたから。
…で、実際に観てみたら、その通りでした。
ビンゴッ!
オーストラリア出身のバズ・ラーマンが、オーストラリアの魅力を語るために選んだキャストはすべてオーストラリア出身。
オーストラリアの俳優と言えば、メル・ギブソンくらいしか思い浮かばなかったんだけど、ヒュー・ジャックマンもオーストラリア生まれだったのね。
ニコール・キッドマンもホノルル生まれだけど、3歳の時にオーストラリアに帰国している。
こういうカテゴリー分けをしてみるのも面白いなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8e/5ab9d4fd04217886cf851b78016ad5e6.jpg)
いや~、ドキドキワクワクの冒険活劇は非常に面白かったんだけど、2時間45分は長いわ~♪
物語は大きく分けて2部構成のようになっている。
フレッチャーの妨害にあいながら1500頭の牛を港まで運ぶ物語。
第二次世界大戦に突入し、日本軍のゼロ戦に攻撃を受けながら、離ればなれになってしまったナラを取り戻す物語。
日本軍がダーウィンの民間人をバンバン殺すシーンがあるけれど、「パールハーバー」の時みたいに日本人向けマイルド編集が成されているのかしらん?
ちなみにアポリジニと白人の混血であるナラを演じたブランドン・ウォルターズは、ショタにはたまらんでしょうな~。
ともやが失ってしまった純粋な眼差し。
本当のアポリジニの男の子なんだけど、今後が楽しみな男の子。
監督・脚本はバズ・ラーマン。
全米興行成績:初登場5位→4位→5位→9位。
2009年2月28日公開
公式HP:オーストラリア
■バズ・ラーマン作品はこちら(17年間で「オーストラリア」を含め4本しか映画を撮ってないのね)
【2008年・オーストラリア】試写で鑑賞(★★★☆☆)
「ロミオ&ジュリエット」「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督が、故郷であるオーストラリアの歴史を壮大なスケールで映画化。
ひとりの英国貴族の女性がさまざまな人々と出会いながら、人生を大きく変えていくアドベンチャー作品。
1939年、第二次世界大戦を目前に控えたヨーロッパ。ロンドンで暮らす貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、1年間オーストラリアに行ったまま戻って来ない夫に会うため、オーストラリアに向かうことに。夫のアシュレイは、ロンドンの邸宅を守るために、オーストラリアにある"ファラウェイ・ダウンズ"と呼ばれる広大な牧場を売ろうとしていたのだオーストラリア北部ダーウィンに辿り着いたサラは、そこでアシュレイに頼まれて迎えにやってきた牛追いの男ドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)に出会う。ドローヴァーはサラを牧場へ無事に送り届ければ、1500頭の牛を追う仕事を約束されていた。貴婦人然としてとりすましたサラと、荒くれ男のドローヴァーはお互いに反感を抱きながらも、"ファラウェイ・ダウンズ"までの旅を続ける。初めて目にする大自然に目を見張るサラだったが、ようやく到着した牧場の屋敷は荒れ果て、夫のアシュレイは槍で殺され帰らぬ人となっていた。サラが出会ったアボリジニの混血の少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)は、牧場の牛が川を越えて、隣にあるキング・カーニー(ブライアン・ブラウン)の牧場へ流れていることをサラに教える。実は牧場のマネージャーであるニール・フレッチャー(デヴィッド・ウェンハム)が、この地域を牛耳る大牧場主のキング・カーニーと共謀して、アシュレイの領地を乗っ取ろうとしていた。経営破綻しかけている牧場を立て直すには、1500頭の牛を軍に売らなければならない。サラはドローヴァー、ナラ、酔いどれ会計士キプリング・フリン(ジャック・トンプソン)らを連れて、遠く離れたダーウィンの港を目指す…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e2/20665ed3fb81c8bafac2f91e14112f38.jpg)
予告編を観た時から気になっていた作品。
「幸せの1ページ」のように、恋愛映画って宣伝しながら、実はアドベンチャー映画って匂いがプンプンしていたから。
…で、実際に観てみたら、その通りでした。
ビンゴッ!
オーストラリア出身のバズ・ラーマンが、オーストラリアの魅力を語るために選んだキャストはすべてオーストラリア出身。
オーストラリアの俳優と言えば、メル・ギブソンくらいしか思い浮かばなかったんだけど、ヒュー・ジャックマンもオーストラリア生まれだったのね。
ニコール・キッドマンもホノルル生まれだけど、3歳の時にオーストラリアに帰国している。
こういうカテゴリー分けをしてみるのも面白いなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8e/5ab9d4fd04217886cf851b78016ad5e6.jpg)
いや~、ドキドキワクワクの冒険活劇は非常に面白かったんだけど、2時間45分は長いわ~♪
物語は大きく分けて2部構成のようになっている。
フレッチャーの妨害にあいながら1500頭の牛を港まで運ぶ物語。
第二次世界大戦に突入し、日本軍のゼロ戦に攻撃を受けながら、離ればなれになってしまったナラを取り戻す物語。
日本軍がダーウィンの民間人をバンバン殺すシーンがあるけれど、「パールハーバー」の時みたいに日本人向けマイルド編集が成されているのかしらん?
ちなみにアポリジニと白人の混血であるナラを演じたブランドン・ウォルターズは、ショタにはたまらんでしょうな~。
ともやが失ってしまった純粋な眼差し。
本当のアポリジニの男の子なんだけど、今後が楽しみな男の子。
監督・脚本はバズ・ラーマン。
全米興行成績:初登場5位→4位→5位→9位。
2009年2月28日公開
公式HP:オーストラリア
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■バズ・ラーマン作品はこちら(17年間で「オーストラリア」を含め4本しか映画を撮ってないのね)
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おはよー
あれ?またニアミス?この日 新宿厚生年金と安田で試写あったみたいだけどわたしは安田の方でした~^^
>ドキドキワクワクの冒険活劇
ともやさんなかなか楽しめたのネ、わたしはまるきりダメだったなぁ、、、、好みじゃないみたいこういうの^^;
バズラーマンはムーランルージュは好きなんだけど、、、、
ともやは一般試写ではなく、プレス試写でした♪
「ロミオ+ジュリエット」は数年前にやっと観て、「ムータン・ルージュ」はまだ観てない~♪
TVで放送しないかな?
ナラちゃん(男の子だけど)
ともやさん、失っちゃったんですか?その眼差し(笑)
前半はかなり見ごたえある迫力満点の映像が良かったですが、途中、中だるみしましたね。
ナラがもう少し本当に成長したら、ぐっと良かったのにと思いました。
ニコールの成長&恋愛映画みたいに宣伝してるけど、これってアポリジニと白人の混血であるナラが、アポリジニとして成長していく物語なんですよね、本当は。
ただあの上映時間の長さはちょっとツラい。
本当にツラいです。
中盤はちょっと眠りかけましたんね(笑)。
この映画、観る前から「よかった派」と
「ノレない派」の二つに分かれていて、
それぞれの話を聞いていたのですが、
なるほどという感じでした。
どうも、中途半端感がぬぐえませんでした。
この映画をどういうスタンスで観るか…によって、観賞後の感想が大きく別れるんでしょうね~。
アドベンチャー映画として観れば楽しめるんですけど、やっぱり2時間45分は長い~(とほほん)!
ぱっくり真中でお休みしちゃっているので、余計に長さを感じるのかもしれないけれど、長かったですね~。
予想通りにハッピーなのでストレスにはなりませんでしたが(^^)
そうですね~。
きっちりと2部構成って区切りができちゃってるんで、余計に長く感じるかもしれないですね~。
物語自体は、結構面白いから、もうちょっと短くまとめてくれれば…ねぇ。
『パール・ハーバー』であそこまで描いたんですから、そんなに気にすることないのにって思いました。
ラブロマンス映画というよりはオーストラリアの観光誘致作品として見れば十分楽しめる映画に思えましたよ。
やっぱりちょっと長いですよね。
もうちょっと短ければと思うのですが・・・。
ゼロ戦の爆撃には居心地の悪い思いをしました。