【2007年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)
「必殺」シリーズが誕生したのは1972年9月。
池波正太郎原作の「仕掛人・藤枝梅安」をドラマ化した「必殺仕掛人」。
以来、30ものシリーズが作られた必殺の最新作が15年振りに登場。
南町奉行所に渡辺小五郎(東山紀之)が見廻り同心として着任する。その日から中村主水(藤田まこと)は、書庫番を命じられる。ある夜、老舗の米問屋・上総屋から火の手が上がり、主人夫婦は死亡。残された娘の佐知(星野真里)は、小判を振りかざしながら『このお金で仇を討ってほしい』と叫ぶ。佐知は駆け付けた小五郎に『付け火をしたのは麹町の米問屋の播磨屋だ』と訴えるが、証拠がないために奉行所も動くことができない。絶望した佐知は河へ身投げしようとするが、謎の声に呼び止められる。その声の主は、花御殿のお菊(和久井映見)。お菊は佐知に、晴らせぬ恨みを晴らす仕事人の存在を告げ、佐知はその場で仕事を依頼する。お菊は、この仕事を経師屋の涼次(松岡昌宏)に依頼し、見事に仇を討つことができたが、そこには同じくお菊に仕事を依頼された小五郎の姿があった。一方、からくり屋の源太(大倉忠義)は、小料理屋「その」の女将・薫(原沙知絵)に対して恋心を抱いていた。しかし、この一連の放火事件の裏には、薫の過去に関係する黒い陰謀が渦巻いていた…。
一掛け二掛け三掛けて
仕掛けて殺して日が暮れて
橋のらんかん腰おろし
はるかむこうをながむれば
この世はつらいことばかり
片手に線香 華を持ち
おっさん おっさん どこ行くの
わたしは必殺仕事人
中村主水と申します
それで今日はどこのどいつを殺ってくれといっしゃるんで
(「必殺仕事人」オープニングナレーション)
くわ~、「必殺仕事人」が帰って参りましたよ!
あの"必殺"が15年振りに復活。
というキャッチコピーには、ちょっと引っかかりますがね。
中村主水の最期を描いた「必殺! 主水死す」(1996年)。
田原俊彦が主演を務めた「必殺始末人」(1997年)。
中条きよしが主演を務めた「必殺! 三味線屋・勇次」(1999年)。
これらの作品は無かったモノにされてるんですね。
まぁ、制作会社や配給会社が違うとか、いろんな大人の事情があるんでしょうけどね。
今回の新しいメンバーでの必殺。
ともや的にはアリですよ、アリ。
東山の昼行灯っぷりもいい感じですし、筆と特殊な液体で敵を殺す松岡も好印象。
涼次を追い掛ける伊賀忍者・玉櫛(水川あさみ)もいいキャラクターですね。
余談ですけど、「西遊記」にも出ている水川あさみ。
彼女って真中瞳に見えてしょうがないんですよね。
そして中村主水の復活!
「必殺! 主水死す」が無かったことになっているので、復活してもいいんです!
これを機会にTVシリーズの復活もしてくれないかなぁ。
このシリーズって「X-MEN」やモーニング娘。と同じで、いつまでもオリジナルメンバーではなくてニュージェネレーションが活躍してくれなくっちゃね。
テイストさえ間違えなければ、受け入れますよ、新しい世代の必殺。
監督は石原興。
■時代劇はやっぱり必殺です!
「必殺」シリーズが誕生したのは1972年9月。
池波正太郎原作の「仕掛人・藤枝梅安」をドラマ化した「必殺仕掛人」。
以来、30ものシリーズが作られた必殺の最新作が15年振りに登場。
南町奉行所に渡辺小五郎(東山紀之)が見廻り同心として着任する。その日から中村主水(藤田まこと)は、書庫番を命じられる。ある夜、老舗の米問屋・上総屋から火の手が上がり、主人夫婦は死亡。残された娘の佐知(星野真里)は、小判を振りかざしながら『このお金で仇を討ってほしい』と叫ぶ。佐知は駆け付けた小五郎に『付け火をしたのは麹町の米問屋の播磨屋だ』と訴えるが、証拠がないために奉行所も動くことができない。絶望した佐知は河へ身投げしようとするが、謎の声に呼び止められる。その声の主は、花御殿のお菊(和久井映見)。お菊は佐知に、晴らせぬ恨みを晴らす仕事人の存在を告げ、佐知はその場で仕事を依頼する。お菊は、この仕事を経師屋の涼次(松岡昌宏)に依頼し、見事に仇を討つことができたが、そこには同じくお菊に仕事を依頼された小五郎の姿があった。一方、からくり屋の源太(大倉忠義)は、小料理屋「その」の女将・薫(原沙知絵)に対して恋心を抱いていた。しかし、この一連の放火事件の裏には、薫の過去に関係する黒い陰謀が渦巻いていた…。
一掛け二掛け三掛けて
仕掛けて殺して日が暮れて
橋のらんかん腰おろし
はるかむこうをながむれば
この世はつらいことばかり
片手に線香 華を持ち
おっさん おっさん どこ行くの
わたしは必殺仕事人
中村主水と申します
それで今日はどこのどいつを殺ってくれといっしゃるんで
(「必殺仕事人」オープニングナレーション)
くわ~、「必殺仕事人」が帰って参りましたよ!
あの"必殺"が15年振りに復活。
というキャッチコピーには、ちょっと引っかかりますがね。
中村主水の最期を描いた「必殺! 主水死す」(1996年)。
田原俊彦が主演を務めた「必殺始末人」(1997年)。
中条きよしが主演を務めた「必殺! 三味線屋・勇次」(1999年)。
これらの作品は無かったモノにされてるんですね。
まぁ、制作会社や配給会社が違うとか、いろんな大人の事情があるんでしょうけどね。
今回の新しいメンバーでの必殺。
ともや的にはアリですよ、アリ。
東山の昼行灯っぷりもいい感じですし、筆と特殊な液体で敵を殺す松岡も好印象。
涼次を追い掛ける伊賀忍者・玉櫛(水川あさみ)もいいキャラクターですね。
余談ですけど、「西遊記」にも出ている水川あさみ。
彼女って真中瞳に見えてしょうがないんですよね。
そして中村主水の復活!
「必殺! 主水死す」が無かったことになっているので、復活してもいいんです!
これを機会にTVシリーズの復活もしてくれないかなぁ。
このシリーズって「X-MEN」やモーニング娘。と同じで、いつまでもオリジナルメンバーではなくてニュージェネレーションが活躍してくれなくっちゃね。
テイストさえ間違えなければ、受け入れますよ、新しい世代の必殺。
監督は石原興。
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盛り上がってみたわけなんですが…正直微妙です。
なんか、メンバー的にはアリなんですが、
シナリオ的にNGなんすよ。
もっと、考えてくんないと、
往年の必殺はできないんだなーとしみじみ。
微妙ポイント1
東山が「仕事人、渡辺小五郎」とか安直に名乗るんですけど、
「仕業人」のとき主水が名乗る名乗らないで、
やいとや又右衛門と悶着あったんですよねぇ。
微妙ポイント2
松岡の殺し方。毒飲ませるのかよ!
いや、直接飛道具としての攻撃もアリだとは思うんですけど、
「新・仕置人」の松つぁんみたいに、
一歩間違えると自分もドカンというのがあってもいいかと。
ついでに抜け忍=仕事人って、組紐屋の竜と同じ設定ですよねぇ。
絵描きってのは悪くないんだけど。
つーか、今回の新メンバーで一番いいのが松岡!
微妙3
恋人殺されたやつ。
仕事人になる決心するのはかまわん。
だが、簡単にあんな難しい殺しワザマスターするなって!
やっぱりさ、始めて殺すのって、色々あると思うんですよ。
底辺に昔人を殺めて渡辺に見逃してもらった過去がある…とか、そういうシナリオの練り方ってあるでしょ!
微妙4
別に、主水でなくてもよかったのでは…。
生きてる死んでるは、必殺には無縁のことなので、あまり気にしてはいないけど。
>往年の必殺はできないんだなーとしみじみ。
刺す系、吊る系はビジュアル的に見栄えがするんですけど、この辺は欲しい系統でした。
>東山が「仕事人、渡辺小五郎」とか安直に名乗る
これはともやも気になりました。
殺しの前にごちゃごちゃ言うのが、何か違うんじゃないの?って。
>だが、簡単にあんな難しい殺しワザマスターするなって!
実は昔に殺し屋みたいなことをやっていて、今はからくり職人をやっているみたいな裏設定があるんじゃないのかしらん?
まぁ、必殺シリーズにツッコミを入れ始めるとキリないですからねぇ。
>別に、主水でなくてもよかったのでは…。
「必殺仕切人」の勇次でも「必殺まっしぐら!」の秀でも良かったんだろうけど、一番有名だからね、中村主水は。
一応パチンコ(パチスロ?)なんかでも人気が出てるみたいだし。