(原題:THE HILLS HAVE EYES)
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
「エルム街の悪夢」シリーズや「スクリーム」シリーズを手掛けたウェス・クレイヴン監督が、1977年に製作したカルト・ホラー「サランドラ」(原題:THE HILLS HAVE EYES)をリメイクしたスプラッター・ホラー。
結婚25周年を記念した家族旅行で、カルフォルニアに向けてトレーラーを走らせるカーター一家。元警官のボブ・カーター(テッド・レヴィン)。妻のエセル(キャスリーン・クインラン)。長女のリン(ヴィネッサ・ショウ)。リンの旦那ダグ・ブコウスキー(アーロン・スタンフォード)。生まれたばかりの2人の赤ちゃんキャサリン(メイジー・カミレリ・ブレッィオージ)。長男のボビー(ダン・バード)。次女のブレンダ(エミリー・デ・レイヴィン)。ニューメキシコ州の砂漠を横断中にタイヤがパンクしてしまい、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。そこは、かつてアメリカ政府によって核爆弾の実験が行われ、放射能で異形のモノとなった"丘に住む人"が、迷い込んで来た旅行者を殺戮する場所だった…。
新春一発目の映画鑑賞は、昨年末に衝撃を受けたホラー映画「ミラーズ」を監督したアレクサンドル・アジャが手掛けたホラー映画♪
かなり出来の良いリメイクだと評判だったので、観るのを楽しみにしておりました♪
系統としては「テキサス・チェーンソー」「クライモリ」「13日の金曜日」「蝋人形の館」などなど、忌まわしい場所に入り込んでしまった人に襲いかかる恐怖を描いたものですね。
オリジナルを観たのはかなり昔で、細かい部分までは覚えてないのですが、基本的なストーリーラインは、1977年の「サランドラ」に忠実です。
ただオリジナルの要素として、"1945年~62年に331回に渡って行われた核爆弾の実験"というのを物語に上手く絡めています。
この核実験の被害を調べるために町をひとつ作り、そこにマネキンなどを配置して…っていうのは、「インディ・ジョーンズ:クリスタル・スカルの王国」でも出てきたエピソードですね。
ただ文明から取り残された者に襲われるというのではなく、彼らもある意味犠牲者であるという要素が加わり、怖さに拍車をかけています。
冒頭からかなり不快な違和感を感じてしまったのが、事件に巻き込まれる人たちなんですよね。
こういう映画の犠牲者って、セックスのことしか頭に無い若者の集団っていうのがセオリーなんですけど、ここでは普通の一般家族なんですよね。
お父さんのボブは生きたまま焼かれ、お母さんは腹を銃で打ち抜かれ、長女のリンは頭を吹き飛ばされ、次女のブレンダはレイプされる…。
なんでこんな普通の一家がこんな目に遭わなければいけないの…という恐怖。
でも後半から暴力を苦手とするダグが大活躍します。
さらわれた赤ちゃんのキャサリンを救出するために、"丘に住む人"をバッサバサとなぎ倒していきます。
この場面は壮快の一言。
ジャーマン・シェパードのビーストくんも大活躍。
仲間のビューティを殺された仕返しとばかりに、"丘に住む人"を2人も血祭りに!
オリジナル作品でも1985年に続編が製作(こちらは未見)されていますが、このリメイクでもオリジナルの続編が2007年に作られてます。
"丘に住む人"は少なくとも3人(大人1人、子供2人)生き残ってますからね。
これは楽しみ楽しみ。
監督・脚本はアレクサンドル・アジャ。
■シリーズ続編はこちら
■オリジナル作品はこちら
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
「エルム街の悪夢」シリーズや「スクリーム」シリーズを手掛けたウェス・クレイヴン監督が、1977年に製作したカルト・ホラー「サランドラ」(原題:THE HILLS HAVE EYES)をリメイクしたスプラッター・ホラー。
結婚25周年を記念した家族旅行で、カルフォルニアに向けてトレーラーを走らせるカーター一家。元警官のボブ・カーター(テッド・レヴィン)。妻のエセル(キャスリーン・クインラン)。長女のリン(ヴィネッサ・ショウ)。リンの旦那ダグ・ブコウスキー(アーロン・スタンフォード)。生まれたばかりの2人の赤ちゃんキャサリン(メイジー・カミレリ・ブレッィオージ)。長男のボビー(ダン・バード)。次女のブレンダ(エミリー・デ・レイヴィン)。ニューメキシコ州の砂漠を横断中にタイヤがパンクしてしまい、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。そこは、かつてアメリカ政府によって核爆弾の実験が行われ、放射能で異形のモノとなった"丘に住む人"が、迷い込んで来た旅行者を殺戮する場所だった…。
新春一発目の映画鑑賞は、昨年末に衝撃を受けたホラー映画「ミラーズ」を監督したアレクサンドル・アジャが手掛けたホラー映画♪
かなり出来の良いリメイクだと評判だったので、観るのを楽しみにしておりました♪
系統としては「テキサス・チェーンソー」「クライモリ」「13日の金曜日」「蝋人形の館」などなど、忌まわしい場所に入り込んでしまった人に襲いかかる恐怖を描いたものですね。
オリジナルを観たのはかなり昔で、細かい部分までは覚えてないのですが、基本的なストーリーラインは、1977年の「サランドラ」に忠実です。
ただオリジナルの要素として、"1945年~62年に331回に渡って行われた核爆弾の実験"というのを物語に上手く絡めています。
この核実験の被害を調べるために町をひとつ作り、そこにマネキンなどを配置して…っていうのは、「インディ・ジョーンズ:クリスタル・スカルの王国」でも出てきたエピソードですね。
ただ文明から取り残された者に襲われるというのではなく、彼らもある意味犠牲者であるという要素が加わり、怖さに拍車をかけています。
冒頭からかなり不快な違和感を感じてしまったのが、事件に巻き込まれる人たちなんですよね。
こういう映画の犠牲者って、セックスのことしか頭に無い若者の集団っていうのがセオリーなんですけど、ここでは普通の一般家族なんですよね。
お父さんのボブは生きたまま焼かれ、お母さんは腹を銃で打ち抜かれ、長女のリンは頭を吹き飛ばされ、次女のブレンダはレイプされる…。
なんでこんな普通の一家がこんな目に遭わなければいけないの…という恐怖。
でも後半から暴力を苦手とするダグが大活躍します。
さらわれた赤ちゃんのキャサリンを救出するために、"丘に住む人"をバッサバサとなぎ倒していきます。
この場面は壮快の一言。
ジャーマン・シェパードのビーストくんも大活躍。
仲間のビューティを殺された仕返しとばかりに、"丘に住む人"を2人も血祭りに!
オリジナル作品でも1985年に続編が製作(こちらは未見)されていますが、このリメイクでもオリジナルの続編が2007年に作られてます。
"丘に住む人"は少なくとも3人(大人1人、子供2人)生き残ってますからね。
これは楽しみ楽しみ。
監督・脚本はアレクサンドル・アジャ。
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■シリーズ続編はこちら
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■オリジナル作品はこちら
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核実験によって生まれてしまったモンスター…つまりゴジラですよね(笑)。
ただ、アメリカにはこういう住民登録されてない人間がいっぱいいるんでしょうね~。
保証も何も受けられず、自力で生活している人が。
ちょっと普通のホラーとは一線を画した作品でしたね。
まだ、丘に住む人、生き残っているということなんですか。
DVDで今回、観てみました。むごたらしい映画かと思ってましたが、真面目な批判的な映画でしたね。
ちゃらちゃらした若者集団が、やられるのでなく、
家族が戦うというのが、なにより良かったです。