(原題:ZORRO)
【1974年・イタリア/フランス】TVで鑑賞(★★★★☆)
ジョンストン・マッカレイ原作の「カピストラノの呪い」を映画化したアクション活劇。
「奇傑ゾロ」(1920年)ダグラス・フェアバンクス、「快傑ゾロ/ゾロ・ライズ・アゲイン」(1937年)ジョン・キャロル、「快傑ゾロ」(1940年)タイロン・パワー、「快傑ゾロ/サン・オブ・ゾロ」(1947年)ジョージ・ターナー、「快傑ゾロ」(1958年)ガイ・ウィリアムズ、「ゾロの復讐」(1959年)ガイ・ウィリアムズ、「ゾロ」(1981年)ジョージ・ハミルトン、「マスク・オブ・ゾロ」(1998年)アントニオ・バンデラス、「レジェンド・オブ・ゾロ」(2005年)アントニオ・バンデラスなど、過去に何度も映画化されている。
ヨーロッパ一の剣士ドン・ディエゴ(アラン・ドロン)は、故郷であるスペインへ帰る途中で旧友であるミゲルに出会う。ミゲルはヌエボ・アラゴンの新総督に任じられ、妻子を伴って任地に赴く途中だった。再会を喜び祝福の杯を交わすドンとミゲル。しかしその夜に、新総督の赴任を快く思わないウェルタ大佐(スタンリー・ベイカー)の送った刺客によってミゲルは殺されてしまう。ミゲルは死ぬ間際に、ディエゴに新総督になってほしいと告げる。ディエゴはミゲルの死を厚く弔い、復讐を誓ってヌエボ・アラゴンへ向かう。メキシコ領ヌエボ・アラゴンは前総督亡き後、護衛兵隊長ウェルタ大佐が軍隊を率いて圧政、横暴の限りをつくしていた。新総督ミゲルになりすましたディエゴは、敵をあざむくために臆病者の伊達男を演じながらヌエボ・アラゴンにやってくる。忠実な従僕ホワキン・ベルナルド(エンツォ・チェルシコ)と共に貧民街に情報収集に出かけたディエゴは、黒人の少年から黒いキツネの精・ゾロの話を聞かされる。ある日、ウェルタ大佐と結託した悪徳判事の手によって、正義を説く修道僧フランシスコ修道士(ジャンカルロ・アルベルティーニ)が鞭打ちの刑に処せられようとしていた。そこへ颯爽と現れたのは、黒装束と黒覆面の騎士ゾロ(アラン・ドロン)。兵隊たちをさんざん痛めつけると、黒馬に跨って颯爽と去っていく。黒騎士ゾロは瞬く間に町の英雄になる。ゾロの存在を疎ましく思うウェルタ大佐は、政治的陰謀の罪で財産を没収された貴族の娘オルテンシア(オッタビア・ピッコロ)を利用してゾロをおびき出そうとするが…。

全部のゾロ作品を観ているわけではありませんが、個人的にはアラン・ドロン版のゾロが一番好き。
必殺シリーズやスーパーマンなどのヒーローモノの魁とも言っていいアクション活劇です。
ゾロと従僕ホワキンの関係なんて、バットマンとロビンみたいだしね。


アラン・ドロンがこういう役をやるのも珍しいし、やんちゃ坊主のようなゾロが非常に痛快です。
追ってくる兵隊を撃退するために樽を転がす場面なんかは、「ドンキーコング」の元ネタかしら…と思ったりして…。
元々ゾロとは黒いキツネの精のコト。
あ~、それで「快傑ゾロリ」はキツネなのね(ポン!)。
監督はドゥッチオ・テッサリ。
■タイロン・パワーとアントニオ・バンデラスの「ゾロ」はこちら
【1974年・イタリア/フランス】TVで鑑賞(★★★★☆)
ジョンストン・マッカレイ原作の「カピストラノの呪い」を映画化したアクション活劇。
「奇傑ゾロ」(1920年)ダグラス・フェアバンクス、「快傑ゾロ/ゾロ・ライズ・アゲイン」(1937年)ジョン・キャロル、「快傑ゾロ」(1940年)タイロン・パワー、「快傑ゾロ/サン・オブ・ゾロ」(1947年)ジョージ・ターナー、「快傑ゾロ」(1958年)ガイ・ウィリアムズ、「ゾロの復讐」(1959年)ガイ・ウィリアムズ、「ゾロ」(1981年)ジョージ・ハミルトン、「マスク・オブ・ゾロ」(1998年)アントニオ・バンデラス、「レジェンド・オブ・ゾロ」(2005年)アントニオ・バンデラスなど、過去に何度も映画化されている。
ヨーロッパ一の剣士ドン・ディエゴ(アラン・ドロン)は、故郷であるスペインへ帰る途中で旧友であるミゲルに出会う。ミゲルはヌエボ・アラゴンの新総督に任じられ、妻子を伴って任地に赴く途中だった。再会を喜び祝福の杯を交わすドンとミゲル。しかしその夜に、新総督の赴任を快く思わないウェルタ大佐(スタンリー・ベイカー)の送った刺客によってミゲルは殺されてしまう。ミゲルは死ぬ間際に、ディエゴに新総督になってほしいと告げる。ディエゴはミゲルの死を厚く弔い、復讐を誓ってヌエボ・アラゴンへ向かう。メキシコ領ヌエボ・アラゴンは前総督亡き後、護衛兵隊長ウェルタ大佐が軍隊を率いて圧政、横暴の限りをつくしていた。新総督ミゲルになりすましたディエゴは、敵をあざむくために臆病者の伊達男を演じながらヌエボ・アラゴンにやってくる。忠実な従僕ホワキン・ベルナルド(エンツォ・チェルシコ)と共に貧民街に情報収集に出かけたディエゴは、黒人の少年から黒いキツネの精・ゾロの話を聞かされる。ある日、ウェルタ大佐と結託した悪徳判事の手によって、正義を説く修道僧フランシスコ修道士(ジャンカルロ・アルベルティーニ)が鞭打ちの刑に処せられようとしていた。そこへ颯爽と現れたのは、黒装束と黒覆面の騎士ゾロ(アラン・ドロン)。兵隊たちをさんざん痛めつけると、黒馬に跨って颯爽と去っていく。黒騎士ゾロは瞬く間に町の英雄になる。ゾロの存在を疎ましく思うウェルタ大佐は、政治的陰謀の罪で財産を没収された貴族の娘オルテンシア(オッタビア・ピッコロ)を利用してゾロをおびき出そうとするが…。

全部のゾロ作品を観ているわけではありませんが、個人的にはアラン・ドロン版のゾロが一番好き。
必殺シリーズやスーパーマンなどのヒーローモノの魁とも言っていいアクション活劇です。
ゾロと従僕ホワキンの関係なんて、バットマンとロビンみたいだしね。


アラン・ドロンがこういう役をやるのも珍しいし、やんちゃ坊主のようなゾロが非常に痛快です。
追ってくる兵隊を撃退するために樽を転がす場面なんかは、「ドンキーコング」の元ネタかしら…と思ったりして…。
元々ゾロとは黒いキツネの精のコト。
あ~、それで「快傑ゾロリ」はキツネなのね(ポン!)。
監督はドゥッチオ・テッサリ。
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![]() | Zorro(「アラン・ドロンのゾロ」輸入盤サントラ)C.a.M./Msi (Ita)このアイテムの詳細を見る |
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■タイロン・パワーとアントニオ・バンデラスの「ゾロ」はこちら
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でも「白黒映画」って、本当に女優さんも男優さんも、綺麗に観えますよね~(笑)
>アントニオ・バランデスが演じた時は、まったくもって違う”男の魅力”の見せ方に、なるほど古典をリメイクするなら、こういう作り方が良いなと思いました。
アントニオ・バンデラスは無条件に好きな俳優さんなんですけど、この作品に関して言えばアラン・ドロンのゾロの方が好きですね~。
バンデラスのゾロから派生した「シュレック」の長靴をはいたネコの方がもっと好きですけど(笑)。
>でも「白黒映画」って、本当に女優さんも男優さんも、綺麗に観えますよね~(笑)
これ、カラー作品なんです(笑)。
いろいろと画像を探してみたんですけど、モノクロのしか無くって(笑)。
>主題歌好きなんだよね、これのw
軽快なテーマ局ですよ!
昔エアチェックして聞いてました~!
ところで「鬼太郎占い」への拙宅へのTBですが、どういう訳か公開出来ません、申し訳ありませんでした。
ところで、すずさんのおっしゃる、モノクロで、アラン・ドロンで活劇とくると!これはもう、『黒いチューリップ』ではないでしょうか。これ、1964年です。
私にとってこの作品は『アランドロンのゾロ』とすごくかぶるんですが、なかなかの傑作ですよ。
私見ですが、ドロンはこの頃から本当はゾロがやりたかったのではないかと思うのです。
64年といえば、まだ美青年というだけで汚れ役もやってない頃。
で、十年経って実力もついてカネも動かせるようになって脂ののりきった所で自分から企画を持ち込んだ…ってクチではないかと。
以前バンデラス版でもトラバさせてもらいましたが、今回も同じ旧記事で便乗トラバさせていただきました。
>でも「白黒のゾロの映画」を観た記憶があるので、アラン・ドロン主演以前の作品を、なにかで観た事があるのだと思います。
ひょっとしたらタイロン・パワー版かもしれませんよ。
いろんなバージョンあるみたいだし。
>ところで「鬼太郎占い」への拙宅へのTBですが、どういう訳か公開出来ません、申し訳ありませんでした。
お気になさらずに~。
大丈夫ですよ~。
>『黒いチューリップ』
ちょうどこの「アラン・ドロンのゾロ」の放映と併せて、アラン・ドロン特集をテレ東でやってたんですよね。
「黒いチューリップ」とかも放映していて観たかったんですが、テープが無くて録画できませんでした(しくしく)。
ビデオに撮ってあるけど、観られてない作品がゴロゴロしてるんですよね。