4~5日前に読み終えた本。
ディーン・クーンツの「サイレント・アイズ」。
上下巻合わせて1200ページ。読み応えたっぷりです。
理由なき衝動から、愛する新妻を山の展望台から墜落死させたジュニア。
父なき子として生まれ、母アグネスの愛情に包まれて育つ神童バーソロミュー。
レイプの結果、この世に生をうけたエンジェル。
ジュニアの邪悪な心に、いち早く気付いた刑事のヴァナディアム。
様々な人物たちが緊迫感のある物語に絡みあっていく。
クーンツといえば、毎回恐ろしい追跡者が登場するけれど、今回のジュニアの登場シーンは、あまりにもショッキングでめちゃくちゃ怖かったです。
最愛の(本当に心から愛していた)妻を、衝動的に殺すジュニア。
また凄いキャラクターを作り出すなぁ。
今回のサブテーマとなっているのは、平行宇宙--パラレルワールド。
展開としてはクーンツの王道的なストーリー。
追うモノと追われるモノの物語。
いい映像化作品に恵まれないクーンツだけに、ついつい読みながら映像化するとこんなになるのかなぁ…と想像しちゃうんですよね。
ディーン・クーンツの「サイレント・アイズ」。
上下巻合わせて1200ページ。読み応えたっぷりです。
理由なき衝動から、愛する新妻を山の展望台から墜落死させたジュニア。
父なき子として生まれ、母アグネスの愛情に包まれて育つ神童バーソロミュー。
レイプの結果、この世に生をうけたエンジェル。
ジュニアの邪悪な心に、いち早く気付いた刑事のヴァナディアム。
様々な人物たちが緊迫感のある物語に絡みあっていく。
クーンツといえば、毎回恐ろしい追跡者が登場するけれど、今回のジュニアの登場シーンは、あまりにもショッキングでめちゃくちゃ怖かったです。
最愛の(本当に心から愛していた)妻を、衝動的に殺すジュニア。
また凄いキャラクターを作り出すなぁ。
今回のサブテーマとなっているのは、平行宇宙--パラレルワールド。
展開としてはクーンツの王道的なストーリー。
追うモノと追われるモノの物語。
いい映像化作品に恵まれないクーンツだけに、ついつい読みながら映像化するとこんなになるのかなぁ…と想像しちゃうんですよね。
サイレント・アイズ (上)講談社このアイテムの詳細を見る |
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>クーンツは一時期めちゃはまりした、懐かしい作家です。
クーンツの作品は、追うモノと追われるモノの逃走劇を描いた作品が多いが、これもある意味そのパターン。
今回の追うモノもかなり怖かったです。
普通の人間なんだけど、決して理解の出来ない思考をする怖さ。
冒頭のシーンでかなりブルってしまいました。
もしこの作品が映画化するとしたら、もの凄い厚さの上巻は5分で終わってしまうんだろうなぁ。
上巻が終わるまで確かにプロローグ的内容なんだけど、こういう部分を細かく描いていくっていうのが、大事なんだよね。
物語って。
>「心の昏き川」の結末にむちゃくちゃむかついてから、一切手を出していなかったのですが、おもろかったら教えて!
あらら、そうですか。
(とかいいながら、内容をほとんど覚えていなかったりして…。『エネミー・オブ・アメリカ』みたいな感じだったのかな?)
でも、クーンツといえば、やはり『ウォッチャーズ』が最高傑作なのかなぁ。『ストレンジャーズ』とかも割と好きなんだけど…。
できれば、アカデミー出版から発売された作品を、ちゃんとした翻訳で読んでみたい。
(超訳ってないさ、超訳って!)