ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

〔年歳 2007〕 3月28日~4月3日

2007年04月12日 | 2007 くらし雑感
3月28日
 午前中、公民館囲碁。碁敵の佐藤は姿を見せず。
先日の囲碁大会で2勝2敗と善戦したのはよかったが、1日座り続けて腰が痛くなった由。
子供たちは春休み入り。
 鷲宮の小5のカズと小3のリョウがやってきた。
 豚バラ肉入りのチャーハンを作るとリョウが「ジッタンチャーハン 最高!」と言ってお代わり。
「くいねえ くいねえ 江戸っ子だってねぇ」とこちらは、石松三十石の気分になってくる。
 菜園に一緒に出てレタス苗の植え付け、ニンニク回りの除草、松葉牡丹苗を小丘となっているところに植える。

3月29日
寒さ除けに避難させた二階の月下美人、カニサボテン、万年竹などを下に下ろす。
 東側垣根沿い下の空き地の除草に90分かける。
ここは1メートル幅×8メートルがあるので 今後、農業大学専科で学んだ草花を育ててみたい。
 孫たちと近隣公園で家族花見。まだ桜は五分咲きだったが、人は結構出ていた。
 バトミントンやどっちボールなどで遊ぶ。
 夜、風が強くなってヨガ帰りのあーちゃんを自転車で迎える。

3月30日
小雨。
今日は 恒例の囲碁3人会、一ノ割からN君がやってきた。
N二段相手に碁敵は2子で初の白星。
季節も春なので対局あとは恒例の一杯会となる。
 6時から巨人戦初戦がはじまって皆でテレビを見ていたが、トップ打席に入った高橋に「初球を叩け、そしてホームラン狙え!」と叫んだらまさにその通りとなって、言った本人もびっくり。
「なんで、オジチャンは予言できたの。すごい。ほんとにホームランになっちゃった」
とは碁敵を迎えに来たオバチャン。感心した表情で目を丸くしていた。オジチャン、オバチャンと呼んでもう30年以上になるつきあいだ。
 ブログに「山本勘助」アップ。

3月31日
 公民館囲碁。三段と3子で3連戦、負ける。
 今日は禁酒日。豆花壇に小さい花が咲き出した。(写真)

 ブログの「終戦日誌」関連で年表など調べる。
 寝しなの落語
「八五郎出世」 馬生
 これは「妾馬」とも言う。馬生は持ちネタが多いが「八五郎」は彼の十八番とか。

4月1日
 晴れ。
 静岡で31度8分の気温を記録、今年初の真夏日となった。
 恒例の清掃花見会開く。
いつも桜の咲く頃に隣組の10家族で家の周りから、農道、田んぼ、図書館までの近隣を清掃し、そのあと運動公園の土手下で家族懇親会を開いている。
まったくの自主的ボランティアだが今回で3回目。
 Wさんが差し入れた沖縄の泡盛古酒「瑞泉」は酒度42度。舐めるようにして飲む酒だがこれが実に美味い。昨年は「森伊蔵」だった。
 清掃メンバーの主体は、六十代以上が多いが懇親会では娘婿やそのこどもたちも集合し、年々顔ぶれが変りつつある。
 巨人戦。 まずまずの巨人打線だが引っ張っているのはヤワラちゃんの夫、谷。開幕3連戦で13打数7安打と好調。
小笠原もかっての巨人ナインには見られないフルスイングで魅力的。地方版を見ていると 埼玉で一流高校と言われた浦和高校の首位の座が大宮高校に変ったとあった。
 寝しなの落語
「居残り佐平次」 志ん朝
 佐平次は、人形浄瑠璃で使われる符牒のような言葉であるらしい。 人が悪い、詐欺 まがいの男を指したと解説の榎本滋民。
でも、志ん朝の明るい芸風から佐平次は充分魅力的。
映画「幕末太陽傳」でフランキー堺が演じたのも佐平次をモデルとしている。

4月2日
隣組のI、Uの3人で役場へ。
環境課課長と対談。
先日のボランティア清掃活動に対する町側の不誠実な態度対応に抗議。
なかでも清掃箇所の一部が役場の委託管轄地だからやってもらいたくないなどの態度はひどい。
課長も謝罪、関連部署へ伝達を徹底し、以後の話し合い窓口になることで了解。
都市整備課、 住民課にも出向き町道の損傷、道路標識問題など話す。
6月の新潟行でAさんと電話で旅行プランの打ち合わせ。
S、Mから電話とメール。
Sさんは65歳を迎えるがあと1年、病院広報部の仕事を委託された由。
甥と電話。
甥はめぐりあわせでジッタンの母校に英語の教師として赴任することになった。
英語学び方、教材・方法などでのこちらにもアイデアがあり後日にメールを打つことにする。
2日の天候は九州から東北まで黄砂が舞った。

4月3日
 あーちゃんと二人で土浦の総合病院へ兄を見舞う。
往路、 野田線や常磐線の車窓から折々の桜を眺める。
桜花へのいとおしさというものが年年歳歳深くなっている感じだ。
新しいスイカを使って往復に使う。
病院での 本人はスタスタ歩いているのでホッとする。
大手術から目覚めるまでの兄の記憶。
とうとう俺も死んだか。ここは棺おけの中か。
でも棺おけの中にしては高さがある。暗い。
なにかが聞こえる、誰かが呼んでる。
「○○さあ~ん」俺のことか。あの音はなんだ。
少し怖いが目を開けてみよう。
声をかけたのは医師であり、音はICU内での監視管理機器の音だったらしい。
三途の川もその渡し船も出現せず、亡くなった友人や親、親類もでなかったとも話していた。
笑い話でこんな話が聞けたのもよかった。
待合室から東京の姉に電話で息災ぶりを伝えていた。
春日部で降りて農園仲間の花見野外料理の具材を買う。
 将棋の女流棋士分裂騒動が話題になっている。17人前後で新法人設立、元女王中井が主導役らしい。
寝しなの落語 「 傘碁」 馬生
 私たちと同じようなヘボ碁の二人が登場する。マッタが得意の大店の隠居。 次の一手を「待って欲しい」「いや待てない」というやりとりからいつのまにか口げんか。
 相手は怒って帰ってしまう。
碁敵が憎いが喧嘩のこだわりもある。
相手が欲しいのは二人も同じ。さりとて双方、碁会所に行くほどの腕でもない。
このやきもきした心情を馬生は実に上手く演じている。
おお店の大旦那の風貌やしぐさを扱わせては馬生は父親の志ん生を超えている上手さだ。

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1 コメント

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こんにちは (映画漬け)
2007-04-11 14:23:03

ぼくのブログ「映画情報てんこ盛り!」で
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://movielovecyu.blog90.fc2.com/blog-entry-259.html
です。
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