きまぐれ雑記帳

きまぐれに日々の思いを綴ります。

2019年イタリア ⑤

2019-03-11 21:05:31 | 旅行

 4日目、終日フリーです。

ホテルの朝ごはん。

ホテルは、サンタマリアノヴェッラ駅のすぐそばでした。

ミモザの花、春です。

中央市場。

ワインが色々。私達ぜんぜんこだわりません。安けりゃいいのです。

こんな所にクロネコヤマト!!

 

メディチ家の菩提寺サン・ロレンツォ教会の裏側にある礼拝堂。

入り口が解りにくい。

一階は、メディチ家の人々のお墓と、サン・ロレンツォ教会の聖遺物が

展示されています。

二階、君主の礼拝堂。1568年にメディチ家のコジモ一世が計画し、その次男

であるフェルディナンド1世が工事を続け、終わったのは今世紀の事だったそう

です。

なんか不気味です。エイリアンのような・・・・

君主の礼拝堂の次の部屋がミケランジェロが設計した新聖具室。

1520年から14年かけて建築と彫刻装飾も彼が手がけました。

ロレンツォ・イル・マニーフィコの三男、ジュリアーノ・デ・メディチの墓。

次兄の法王レオ10世の後ろ盾により、短い期間ですがフィレンツェを治めた人。

墓の下部には女性像の「曙」と男性像「黄昏」が配置されています。

向いにはロレンツォ2世・デ・メディチの墓。

ジュリアーノの長兄、ピエロの子でジュリーアーノの死後にフィレンツェを

治めます。墓の下部には男性像「昼」と女性像「夜」が配置されています。

女性像の「曙」は若く、「夜」は、お腹のたるみ具合や胸の張りが年配者の様な。

真ん中の像だけがミケランジェロの作品で、両端はミケランジェロの弟子の

作品だそうです。

この部屋に、似つかわしくない什器があります。

サンタ・マリア・ノベッラ教会

 ジョットのキリスト磔刑

キリストの足元の地中の骸骨。アダムの墓から生えた木が、キリストの磔刑の

十字架になったそうです。

フィレンツェの貴族トルナブオーニ家の礼拝堂。

壁のフレスコ画はドメニコ・キルランダイヨの作品。

マザッチョの聖三位一体

緑の回廊に面したスペイン人大礼拝堂。こちらのフレスコ画も素晴らしい。

ゆっくりと見て回りたい教会です。でも夫は芸術には全く興味なし・・・

食べるだけ!!今回も効率優先です。立ち止まることもなくザザザ~ッと

見て回るだけです・・・・・いずれ夫が先にあの世に旅立ったら、ゆっくりと

見て回ることにいたしましょう!!

教会の付属美術館。

アダムとイヴ。ろくろ首は蛇ですよね。

祭壇を覆うための布でパリオットと呼ばれます。

絹に細かい刺繡が施されている素晴らしい布です。

1600年当時大変貴重なチューリップも見られます。色も鮮やかできれい!!

アルノの川に面したオンニッサンティ広場の一角にあるオンニッサンティ教会。

こちらの教会には、「春」「ビーナスの誕生」を描いたボッティチェリの

お墓があるのです。

ボッティチェリの絵のモデル(ビーナスの誕生)と言われるシモネッタ・ヴェスプッチの

お墓もあります。この祭壇は、シモネッタの嫁ぎ先、ヴェスプッチ家のものです。

この女性がシモネッタらしいです。

ボッティチェリの「聖アウグスティヌス」

向い側には、ギルランダイオの「聖ヒエロニムス」があるはずなのですが

どこかに貸し出し中なのでしょうか

主祭壇を右側に進むと、小さいながらも大理石彫刻が美しい祭壇の床に

ボッティチェリのお墓がありました。いや~なんか感激です。まさか

ボッティチェリの墓参りが出来るとは・・・・

主祭壇左側奥には、ジョットの「キリスト磔刑」

観光客は私達だけ。静かで色々と見応えのある教会でした。

ピッティ宮殿に向かいます。道路、ガタガタです。つまずてこけないよう

気を付けなければなりません。年寄りは、こけたら致命傷です。

カッライア橋を渡りブイッチャルディーン通り、いい感じんです。

素敵なお店もあります。でも夫は興味なし。食べるだけ・・・

ピッティ宮殿に午前10時頃到着。この間口200m以上あるそうです。

チケット売り場も10分程並んで買えました。

以前来た時には、旅行にまだ慣れておりませんでした。PCもiPhoneも無い時代です。

チケット売り場の係の方が何を言っているのかもわかりません。

フンフンと頭を振って、お金を払いチケットをもらいました。

ここはピッティ宮殿です。もちろん宮殿に入れると思っておりました。

残念ながらボーボリ公園のチケットでした。

今回は、ちゃんと調べてパレスの方です!!

ピッティ宮殿内の美術館すべて入館できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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